籠池氏の証人喚問がおもしろくて、
本日はそわそわしながらのお仕事です。
『学習の友』の配達など。
明日は山口へ講師仕事です。
さて、今日のいいこと報告。
先月、ベルリン旅から帰ってきた翌日(2月16日)に
体
これはヤバイと思い、ダ
「毎日体重測定」
「朝晩のダンベル体操
「夕食少な目に」
という成功率100%ないつもの方法
今朝の体重は70.50キロに(3.9キ
もうちょっと続けます。
籠池氏の証人喚問がおもしろくて、
本日はそわそわしながらのお仕事です。
『学習の友』の配達など。
明日は山口へ講師仕事です。
さて、今日のいいこと報告。
先月、ベルリン旅から帰ってきた翌日(2月16日)に
体
これはヤバイと思い、ダ
「毎日体重測定」
「朝晩のダンベル体操
「夕食少な目に」
という成功率100%ないつもの方法
今朝の体重は70.50キロに(3.9キ
もうちょっと続けます。
本日(22日)は、会報づくりと
『学習の友』配布準備など、実務をあれこれと。
書き物仕事もちょこちょこ。
とにかく仕事の面ではゆとりがない。
することは山ほどあるけど、
3割ぐらいしかできてないんじゃないかな。
まあ割り切ってますけど。
できないことはできないので。
そういう時期もある! ということで。
でも
91期の労働学校の募集は早く開始させなければ。
とりあえず簡単なチラシをあっぷ。
最近読んだ
『男性問題から見る現代日本社会』(はるか書房)より。
大事なことなのでメモ。活動にもいえる。
* * * * * * * * *
なぜがんばりつづけられないのか。その一つの側面と
して、「手を抜く」(サボる)ことへの苦手意識があり
ます。「手を抜く」というのは、「がんばる」の対極に
ある態度なのですが、実はがんばりを継続させていくう
えでは、非常に重要な機能を持っています。一般的には
勉強にせよ仕事にせよ、表立って言われるのは「きちん
とやるように」ということで、「手を抜く」ことはダメ
なことだとされていますが、常にフル稼働、全力投球で
やっていたら身が持たず、潰れてしまうでしょう。そこ
で、潰れずにがんばりつづけるために行われているのは、
そこそこがんばりつつも、ほどよく手を抜いて、メリハ
リをつけながらこなしていくという向き合い方です。
(91P)
* * * * * * * * *
そこそこの「まじめさ」と、そこそこの正義感。
「手を抜く」との矛盾を引き受けられること。
「いい加減」を自分ではかりながらバランスをとる力。
でも、裁量がないと「手を抜く」って難しい。現場に
裁量をたっぷりもたせること。
この3連休はほとんど自宅に。
相方は10日ほど前から調
ここ数日は回復ぎみ。
家事や介護を
にゃんずたちともずっ
相方もぼくも、
1年前には家にいる時間のほうが
今はたくさんの時間を共有。
大切な時間
わたくしの2冊目の本を執筆中です。
『労働組合たんけん隊』という名前になると思います、たぶん。
『ものの見方たんけん隊』と同じようなタイプの本で、
1話完結、全部で17話の予定です。
現在14話まで書けました。残り3話です。
これまでにまったくなかったタイプの
労働組合入門書です。読み合わせ学習にも使えると思います。
早く形にできるよう、がんばりますー!
ま、とりあえず原稿全部書きます。はい。
月1回の『学習の友』読書会。
月刊誌を読み合わせて感想交流するだけですが、これがおもしろい。
みんなで読むと発見たくさん、寄り道もまた楽し。
次回は4月7日(金)18:30~です。
岡山市北区春日町の地方自治会館2階。
4月号使います。定期読者でない方でも参加OK☆
長らくアップしていなかった読書記録。
2月は『資本論』をひたすら眺める日々。
3月に入ってもなかなか読書スペースはあがらず。
ということで、以下最近(ここ2か月ほどで)読んだ本。
時間がないのでツイッターで書いたものをそのまま貼り付け。
■『対米従属の謎ーどうしたら自立できるか』
(松竹伸幸、平凡社新書、2017年1月)
私もこれまで対米従属の「なぜ?」に答える内容として
戦後の占領期のことを語っていたが、さらに理解が深まった。
すっきり。
旧安保条約の9年間。日本型核抑止力政策がもたらしたもの。ふむふむ!
■『ポトスライムの舟』(津村記久子、講談社文庫、2011年)
芥川賞をとった作品みたいですけど、うーん、という感じやった。
いまある労働条件のなかで、その枠のなかでの「自由」。
働くことへのパサバサした感覚。
しかしこの感覚が多くの人の実感に近いのだろうか。
■『江戸の乳と子どもーいのちをつなぐ』
(沢山美果子、吉川弘文館、2017年1月)
岡山にいる尊敬する研究者の沢山美果子さん最新刊。
江戸時代のいのちと「授乳」をめぐる研究。
乳がつなぐネットワークやさまざま問題を
1人ひとりの生きた姿を通して照射。今の常識を相対化する学び。
■『変革の時代と「資本論」ーマルクスのすすめ』
(『経済』編集部編、新日本出版社、2017年1月)
買おうと思っていたら先日編集部から贈呈された。
買わないでよかったー! あ、いや、がんばって論文書けよという
プレッシャーかけらたということですね。
■『活路は共闘にありー社会運動の力と「勝利の方程式」』
(五十嵐仁、学習の友社、2017年2月)。
このかんの情勢と運動の変化を広く浅く、という感じ。
八王子市長選挙のエピソードとかもっと書いてほしかったな。
■『先生、貧困ってなんですか?ー日本の貧困問題レクチャーブック』
(もやい、合同出版、2017年2月)
貧困問題をさまざまな角度から考え、
議論してもらうための材料提供がベースに。
表紙、中身のレイアウト、やってみよう!欄など、
活用を意識したテキスト風編集。とても参考になる。
■『人生の意味が見つかるノート』(小澤竹俊、アスコム、2017年2月)
ホスピス医の著者の新刊。本のうえでしか知らないけど、
これまでの著作からも多くを学んできました。
簡素だけど、人を助け安心させる言葉がつづられています。
■『ひとり親家庭』(赤石千衣子、岩波新書、2014年)
多重的困難を抱えるひとり親家庭の実態と支援策を提示。
「ひとり親が根本的に望んでいることは、女も男も子育てと
両立するような時間に働き子どもが育てられる賃金を得られ
ること、人間らしい労働と暮らしが実現できることである」
先月中旬に「日本母親大会 四国・中国交流集会」で
講演した余波。
6月に、えひめ母親大会で講演することになりました。
例年400人ほど集まる大会だそうです。
重責ですなあ…。
またジェンダーを語りまくりますかな。ドキドキ。
ちょっと仕事が落ち着いたので、
今週一気に、
2冊目の本の原稿を書いちゃいたいと思います。
現時点で自分のもつ最大限の力をこめて。
集中、集中。
第54回鳥取県母親大会で講演します。
どなたでも参加OK。
テーマは「あなたはどう生きたいのか どんな社会を望むのか」
5月28日(日)10時~15時半。
午前中分科会(にも私参加します)、
午後全体会・講演。
まなびタウンとうはく(琴浦町生涯学習センター)にて。
詳細チラシに。
土曜日(11日)は、3・8国際女性デー岡山県集会で
「女性と憲法」をテーマに30分講演。
集会は、フレンズのみなさんの歌から始まり、
1月にNHKEテレで放送された、
女性と憲法に関する番組を見てからの私の話に。
番組でも取り上げられていた民法の差別規定が、
国連女性差別撤廃委員会から何べんも強い勧告を
受けながら変わらない現状から入り、
尊厳とは、日本社会における24条の独特の任務、
ジェンダーの平等、人権感覚をみがくために、
映画『未来を花束にして』の感想、という流れ。
それにしても!会場が寒かった(+_+)
きょう(10日)のお昼は、倉敷医療生協労組の
玉島病院支部でお昼休み学習会。
テーマは「いきいき労働組合活動」でした。以下レジュメです。
はじめに:労働組合活動は、自分の時間や労力をつかう。活動を維持・
推進するために組合費も必要。「自分の時間」「自分の労力」
「自分のお金」をともなう活動。「大切なもの」と天秤にか
けられる宿命にある。だから「納得」と「楽しさ」も必要。
1。労働組合とは
◇労働条件というのは、生活の質と働き方に直結(連動)している。
*いくら賃金をもらうか、働く時間はどれぐらいか、自分の希望
する日に休めるか。
*休憩時間、仕事量、残業代、職場環境、配置転換、安全衛生、
有給休暇、研修機会・・・。
*職場内の雇用形態とその比重。ハラスメントや差別はないか。
働き続けたいと思えるか。
*妊娠・出産・育児にさいして、安心して休暇を取ることができるか。
◇労働条件にこだわることは、自分の生活や人生にこだわるということ。
他人まかせにしない。
◇労働条件は交渉で。でも労働者はひとりでは交渉できない。
◇雇われ組の先輩たちは、200年前から「みんなで交渉」「みんなで
団結」をつみ上げ。
*労働基本権(憲法28条-団結権・団体交渉権・団体行動権)に
結実。憲法は一方的に労働組合に肩入れ。人権を守る組織として
不可欠だから。
2。活動に困難はつきもの。困難のない活動などそもそもない。
◇簡単にいうと相手が強いから
*単純にいって使用者のほうが立場が強い。さらに働き方や社会
保障は政治にも規定されている。政府・財界が相手。「社会的
力」「政治的力」。金がある。マスコミも影響下に。
◇職場の仲間の認識がバラバラ。温度差。
*学校で教えてくれない労働組合、人権感覚、異議申し立てをする訓練。
*労働組合への認識があいまいだと、自分の大切な時間や労力をそこに
割くことにならない。
◇集まるための「時間」「体力」「心のゆとり」が少ない。職場の多忙化。
◇「活動のための訓練」を私たちはほとんど受けていない
*みなの前で自分の思いや意見を表明する訓練。・・・機会がない。
*「この署名お願い」「ダンコー行こうよ」「こういう企画があっ
て・・・」「役員になってくれないか」。人を組織する(オルガナイ
ザー)訓練も学校で教わらない。みな初心者。
*労働組合活動の「技術」も誰も教えてくれない。団体交渉、集会、
学習活動、ニュースづくり、会議の運営、職場討議のあり方・・・。
1つひとつが手探りで、継承もたいへん。
◇人権感覚は磨かなければ麻痺していく
*人間は劣悪な環境でも、「慣れる」「順応する」ことができる。
適応力が高い。人間らしさの「基準」「限度」は、気をつけない
とスルスル下がっていく。あきらめる。考えない。「折り合い」
という名の「がまん」。異議申し立てにはエネルギー必要。
*「しょうがない」「どこもこんなもんだ」「働けているだけで幸せだ」
◇活動が紆余曲折・ジグザグするのは必然。
*でもそのなかで自分たちの力も磨かれ蓄えられる。ぶつかりあい
のなかで成長。「うまくいかなかった」ことのなかに成長の芽を。
「うまくいった」ことのなかに次への課題を。
◇活動の「たいへんさ」は、人間らしい生活や働き方を求める途上での
たいへんさ。
*たいへんだからこそ、集団で活動する。たいへんさの分散。
3。要求をなにより大事にする
◇「要求」が生まれる必然性=労働者の立場。雇われる・使われる・
労働条件決定権なし。
◇表出しにくい「思い(言葉)」こそキャッチしようとする姿勢を大事に
*不満・おかしさを言葉で表現することで、論議の土俵にあがる。
共通認識になる。
*聴く姿勢と具体的手立て。安心して思いを出せる場を身近に。
◇「おかしい!」と当事者が声をあげることが大事
―「学び」と「集団」に支えられて
■第1段階・・・「これはおかしい」と気づけること。
*労働法を知る。先人たちが「これ以下ではダメ」と獲得してきた
最低限のライン。8時間労働、有給休暇、男女平等、さまざまな
諸権利・・・。
*世界のすすんだ「働くルール」を知る。ILO条約。バカンスが
人権となっているヨーロッパ。同一労働同一賃金。均等待遇。最
低賃金の水準。
■第2段階・・・「おかしい」ことを、自分の言葉で言えること。
*力関係のなかで「言えない」ことが多い。そうした訓練の機会も
少ない。
*要求への確信(正しいことだという認識)と、仲間の存在が決定的。
「私は子どものころは、勇気は個の中から出てくる、本質的に
個に根ざしたものだという気がしてきました。でも今は、それ
は大きな取り違えで、勇気というものは個人のものではなくて、
もっと社会的なものかもしれないと思うのです。つまり、仲間
がいるからこそ勇気が出てくるというのがありますよね。そう
いう意味で運動の大切さを感じます」
「そうは言っても個人はそんなに強いものじゃないんだよなあ。
“ひとりひとり”じゃ無理なんだよなあといつも思うのです。1人
で突出したことをやらなくてはならない、それができない自分
はダメだと責める。そういうやり方では運動は進まないような
気がしています」
(ノーマ・フィールド、『女性のひろば』2012年6月号より)
4。きっかけをたくさん準備。学びの場をつくる。そもそも論を大事に。
組織者を育てる。
◇集まりたくなる場を手間ひまかけてつくる―労働組合の原点、力の源泉。
*集まる場を身近に。気軽に。「また来たい」「楽しい」「ほっと
する」場に。
◇「きっかけ」「たまたま」(偶然)を周到に、たくさん準備する。
*きっかけは不純でもよい。思わぬことに出くわす。人との出会い。
◇学習活動は労働組合において決定的な役割をもっている
―知る機会が圧倒的に少ないから
*教育はすぐに成果出ず。継続と繰り返し。待つ力。じっくり。
ねばり強く。
*そもそも論を大事にする。そもそも労働組合とは、働くとは、
賃金とは、労働時間とは、社会とは、団結とは、人権とは・・・。
立ち返る。くりかえしが自信に。
◇職場で労働組合の活動を目的意識的にすすめる人(オルガナイザー
=組織者)をつくる
*不満やグチを要求へ。人と人を結ぶ。対話を組織する。行動提起。
動きをつくる人。
5。つながりあいながら「たたかう」
◇資本(とくに大企業で組織されている財界)は社会的力を持っている。
◇労働者も社会的な力で対抗しなければ、たたかえない(バラバラでは
勝てない)。
*地域でつながりあい、産業別(医労連)に結集し、全国的に団結を
強める。春闘は「いっせいに」要求をあげ、たたかうことに意味が
ある。
◇ただ、最初から全体像やつながりは認識できない。認識を発展させる
必要。
*「団結を広げたい」「政治的なたたかいも」という動機で労働組合
に入る人はほとんどいない。まずは自分(たち)の身近な要求から
出発。そこから認識を発展させる。
さいごに:自分の経験や思いを軸に、労働組合の大切さや情勢を語ろう。
熱をもった「わたしの言葉」が必要。