愛読雑誌『女性のひろば』1月号に拙著が紹介されました☆
ありがとうございます。
「みんなで考え、労働組合の魅力を再発見したい。
学習会に最適です」と結ばれています。
はい、読みあわせ学習会にピッタリです。
ぜひご活用ください!
なんと1月号から岩合光昭さん新連載
「ピースなにゃん・わん」がスタート~。
労働組合を知る機会をつくれるかどうか
きのう(4日)は、
生協労組おかやまのパート部会新入労組員研修会。
労働組合そもそも話を午前と午後の2ラウンド。
みなさんしっかり聞いていただき、
「こうした内容を初めて学んだ」が共通の感想。
学びの機会やきっかけがあれば、
労働組合の大切さを労働者は必ず認識できます。
機会をつくれるかどうかです。
資料はクリスマスモードに。
「書いて伝える・文章教室」 レジュメ
2日(土)に開催した企画のレジュメです。
一。本日のポイント
①文章を書くときの心構えを身につける
②伝わる文章の基本を知る
③実践トレーニングをしてみる
二。活動における「書いて伝える」比重
1。書くことの効用(話すこととの比較)
◇話すことは、瞬間で消える。形に残らない。
熱は伝わりやすい。キャッチボールできる。
◇不特定多数の人に読んでもらえる(公共的営み)。
時間や空間を選ばない。
◇正確に伝えたい。
2。草の根のメディア・伝えあいの重要性が増している
◇職場や地域、社会で起きていることを「知ってもらう」ためには
*マスメディアが伝えない情報、現場の声を伝える。
集会や企画などの告知。
◇自分の分身としての「組織者」(ニュースやチラシ)
三。文章を書くうえでの「心構え」
1。読者像をつねに考える
◇誰に読んでほしい文章なのかの、豊かなイメージをもつ
「書くとき、目の前に読者がいないときも、僕たちは
仮想の読者を想定して書いています。どんな場合でも、
僕たちは想像上の読者に向けて語りかけている。(中
略)・・・自分のなかにいろいろなタイプの読者像を持っ
ていること。それが『読みやすい文章』を書くという
ときの1つの条件じゃないかと思うんです。だって、
少女が読者だと思うと、『少女に通じる言葉づかい』
をするわけでしょう。お爺さんが相手だったら、『あ
る年齢以上の人なら当然これくらいのことは知ってい
るわな』という歴史的事実を論じたり、人名を挙げた
り、あまり使わない語彙を動員したりすることができ
る。僕はこの読者像の多様性ということが、文章を書
く上でものすごく大切なことじゃないかと思うんです」
(内田樹『街場の文体論』文春文庫、2016年)
2。相手はあなたの文章を読みたいとは思っていない
―だからこそ技術をみがく
◇有名作家の文章や、評価の確定した古典などは、読者が
読みたくてそれを手にする
*少々面白くなくても、難解でも、読者は最後まで読もうとする。
◇私たちの文章は、そういう読者の「努力」にいっさい期待をもてない。
*「送り手」と「受け手」には、かなりの距離と温度差が
あることを認識しよう。
「広告を発信する側としては、伝えたいことはたくさん
あって、一般の人たちも当然注目してくれるものと思い
がちです。ところが、受け手側というのは、発信者のそ
んな思いなど、ほとんど意に介していません。なぜなら、
日常生活のなかでは、自分の身の回りの出来事や問題で
精一杯になっているからです。人は自分の心にバリアを
張っていて、無意識のうちに外部情報を遮断しています」
(佐藤可士和『佐藤可士和の超整理術』日経ビジネス文庫、2011年)
「メッセージを相手に伝えるというのは、本当に難しい
ことです。伝わっているはず、と自分では思っていても、
実際には伝わっていないことのほうがはるかに多いもの。
全体の半分くらい伝わればいいほうで、100%わかっ
てもらうのは至難の業といっていいでしょう」(同上)
◇つねに読み手のことを考える、読み手に配慮する。
そして自分の伝えたいことがある。
*これが文章上達の究極の原動力です。シンプルですが。
四。伝わる文章を書くために(本日の中心点)
【ウォーミングアップ例題】
*とあるチラシにダメだししてみよう(チラシをつくった方スミマセン!)
■参考文献『すぐできる! 伝わる文章の書き方』
(赤羽博之、JMAM、2013年)
1。短く書く
◇伝わる文章を書くためには、「短く書く」が第1歩
◇なぜ「短く書く」ことが大事なのか
①読み手への負担とならないようにするため
(ダラダラ長い文章は敬遠される)
②リズムよく読んでもらうため(読み続けてもらう)
③内容が伝わりにくくなる(長文だと内容が盛り込まれすぎてしまう)
◇つねに「最小の文字数で書く」を目指そう
*書いた文章には、ムダな言葉がたくさん含まれるのが普通。
しっかり読み返して「短くならないか」「1つの文には1
つのメッセージ」の原則を心掛けよう。
【例1】
「日本は戦後、基本的人権を尊重する日本国憲法の下で、
70年を超えて平和を築き上げてきました」
↓
「戦後72年。基本的人権を尊重する憲法のもと、日本
は平和を築き上げてきました」
【例2】
「今後、監視社会が進み、国民が自由にものを言えなく
なっていくことが危惧される中で、戦前の歴史から事実
を学び、当事者として考え、どのように行動していくべ
きかを、一緒に考えていきましょう」
↓
「監視社会が進み、自由にものを言えなくなっていく恐
れがあります。戦前の歴史に学び、当事者として考え、
どのように行動していくべきか、ご一緒に考えましょう」
◇書かなくても意味の通じる言葉は省いていく
◇一文を短く書く。
◎「天気は快晴、今日はいよいよ学習会当日だ」
→「快晴。いよいよ学習会当日だ」
◇長い文は2つに分ける。「、」を「。」に変える。
意味の切れ目に注目する。
◇書き出しのキレをアップさせる。
*書き出しの一文をできるだけ短く。結論から書くと切れが
さらにアップ。
◎「講師の話がとてもおもしろく、ふだん考えもしない
視点がいくつも得られ、その後の参加者との交流もは
ずみ、本当に来てよかったと思った」
↓
「本当に来てよかった。講師の話もおもしろく、ふだ
ん考えない視点がいくつも得られた。その後の参加者
との交流もはずんだ」
◇書き出しに、相手の知らないような言葉をぶつけない。
その後読んでもらえなくなる。
2。同じ言葉は省く
◇同じ言葉が1つの文の中で重なったら、無条件でどちらか
一方の削除を考える。
◎「目標の組合員20人拡大をめざして奮闘中ですが、
今年こそは拡大目標達成したいです!」
↓
「目標の組合員20人拡大をめざし奮闘中。今年こそは
達成したいです!」
◇段落の中での重複もできるだけ避けたい。簡潔な文章に近づくステップ。
◎「私が労働組合の執行委員になったのは3年前です。
労働組合に入ってから8年がたち、年々職場の状況が
悪くなってきていると感じたからです」
↓
「私が労働組合に入ったのは8年前。その5年後に執
行委員になりました。年々職場の状況が悪くなってき
ていると感じたからです」
◇同じ意味の言葉の重複も省く
◎「~など7本の法案を1つにまとめ、一括法案として
秋の臨時国会に提出する方針」
↓
「~など7本を一括法案として、秋の臨時国会に提出する方針」
*こんな表現に注意しよう。「読んだ読者」「もう一度再発見」
「目指す目標」「まだ未定」「あらかじめ予約」「一番最初」
「あとで後悔」・・・
◇「の」の連用は2回まで
◎「安倍政権のアベノミクスの問題点の多くは」
→「安倍政権によるアベノミクスの問題点の多くは」
◎「正規の職員の賃金の場合」→「正規職員における賃金の場合」
*「~が、~が」なども注意。ほかの言葉に置き換える。
◇漢字、ひらがな、カタカナの連続に注意
*読みづらくなる。常に気を配りましょう。
*漢字の目安は「なるべく5字以上続けて使わない」と覚えておこう
◎「年々実現困難な状況」→「年々実現が困難な状況」
◎「非正規労働者等の」→「非正規労働者などの」
◎「労働組合執行委員を務めている」
→「労働組合で執行委員をつとめている」
*漢字が多い文書は見た目にも威圧感があり、読む気に
なりにくい。「文章上達」を説く本はたいてい、「漢
字3、ひらがな7」が読みやすい配分と書かれている。
書いていて「漢字が多いな」と思ったら、手直しして
みてください。
*ひらがな、カタカナも、極端に続くと読みにくくなる。
3。言葉を丁寧に選ぶ
◇文体を統一する。「だ・である調」と「です・ます調」。
*それぞれのメリット、デメリットがあるので、書く
内容や対象によって使い分けよう。
◇話しことばを使わない
◎「みんなで団結して」→「みな(皆)で団結して」
◎「ちゃんと話を聞いてから」
→「きちんと(しっかりと)話を聞いてから」
◎「貧困の実態にすごく驚いた」→「貧困の実態にとても驚いた」
◎「職場の状況が見える位置にいた」
→「職場の状況が見られる位置にいた」
◇「子どもっぽい」表現に注意する
*「楽しかったです」「~と思いました」などは、もうひと工夫
できないか? と考える。
◇回りくどい表現をさける
*二重否定の言葉は避ける。
◎「これほどの人権侵害にあうのなら、辞職を考えないこともない」
→「これほどの人権侵害にあうのなら、辞職を考えるかもしれない」
◎「責任問題にならないとも限らない」→「責任問題になるだろう」
◎「むこうの言い分も、わからないことはない」
→「むこうの言い分も、理解できる」
*回りくどい文の「主犯格」
―「という」「について」「方向で」「に関して」
◎「目標に向かってベストを尽くすということがとても大切だ」
→「目標に向かってベストを尽くすことがとても大切だ」
◎「その問題については、ほぼ決着がついている」
→「その問題は、ほぼ決着がついている」
◎「来年度、方針化する方向で検討を進めてください」
→「来年度、方針化する検討を進めてください」
◎「新人研修に関しては、担当にまかせてある」
→「新人研修は、担当にまかせてある」
◇文章は「簡潔第一」です。いつもそこを念頭に。
【言葉をたくさん知っていること―選択肢が広がる】
*聞く、読む、話す、書くなどを通じて豊かな語彙力を
育てる。とくに書き言葉にふれることが大事。さまざ
まな本をたくさん読む。文章がうまい人の表現をまねてみる。
4。より具体的に書く
◇企画の報告を記事(ニュース)で伝えるなど
*読み手に追体験してもらうことが目的に。そのためには
具体的に書くこと。抽象的な書き方では、読み手はその
場を想像できない。
*その場の空気感を伝える。その場にいた人のコメントを載せる。
◎「先日、組合員がひとり増えました!」
↓
「先日、○○職場の方に○○と○○で組合へのお誘い。『人員
不足で職場の空気もピリピリしているし、有休もとりに
くい』などの話になり、その思いをぜひ一緒に要求にして
いこうと訴え、組合に入ってくれることになりました!」
◇自分自身の分身ともいえる言葉を書く
*自分にしか(その人にしか)書けないことを大事にする。
「作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないこ
とを、だれにでもわかる文章で書くということだけな
んですね。いい文章とは何か、さんざん考えましたら、
結局は自分にしか書けないことを、どんな人でも読め
るように書く、これに尽きるんですね。だからこそ、
書いたものが面白いというのは、その人にしか起って
いない、その人しか考えないこと、その人にしか思い
つかないことが、とても読みやすい文章で書いてある。
だから、それがみんなの心を動かすわけです」
(井上ひさし『井上ひさしと141人の仲間たちの
作文教室』新潮文庫、2002年)
「ルポ=ライターが行くまでもなく、そこにいる人こ
そ最も深く事実を知っているのですから、その人々が
ペンを持てば一番いい。そのためには、ほんのちょっ
とした技術さえ知っていればいいのです」
(本多勝一『日本語の作文技術』朝日文庫、1982年)
5。リズムと流れを考える
◇句読点は、文章のリズムや流れをつかさどる“名脇役”。考え抜いて打つ。
*最後に読み返して、リズムや流れに違和感があれば、
句読点の位置を再考してみる。
*読点「、」については、読み間違いを誘発することもあるので注意。
◎「S新聞社が書く仕事を目指す女性を支援」
(2通りの解釈ができてしまう)
↓
「S新聞社が、書く仕事を目指す女性を支援」
◇改行、段落を意識する
*1段落は150字程度まで。それ以上になると読者に負担を強いる。
*「段落は、ここで思想がひとつ提示されたことを意味している」
「改行は必然性をもったものであり、勝手に変更が許されぬ点、
マルやテンと少しも変わらない」
(本多勝一『日本語の作文技術』朝日文庫、1982年)
6。書いた文章を読み返す
◇伝わる文章は「推敲」から生まれる。丁寧に読み返し改良を加えよう。
*「書く」と「直す」は常にペアで考えるようにしよう。
文章は書けたところが出発点という心構えで。
◇客観視の方法
*書いたものをプリントアウトする。パソコンのモニターで
文章を読む「書き手」から、用紙に印刷されたものを読む
「読み手」へと視点が切り替わる。
*音読する。とくに文章の流れやリズムの良し悪しの判断には有効。
死角となっていた文章上の問題に気づくチャンスが広がる。
*時間を置いてから読む。心身を一度クールダウンし、
第三者的視点を呼び覚ます。
*第三者に読んでもらう。まわりの上司や仲間にチェックを依頼する。
大量のダメだしはあなたへの愛(期待)の表れ。
五。チラシ・ニュースづくりにおける文章の基礎
1。チラシのメカニズム
◇送り手のメッセージ
*何が、どこで、いつ、どのように、対象は、メリットは
*つねに「受け手」をイメージしながらつくる。ユーザビリティ
(見る人への配慮)がデザイン・レイアウトの条件。
◇チラシの構成材料は、大別すると2つしかない
①文字(キャッチコピー、見出し、情報、解説)
②絵(イラスト、写真)
◇受け手の反応
*イメージの印象、情報内容の理解、好感・共感・前向きな疑問、
関心と行動
*メッセージに人の心を動かす価値がなければ、人は動かない。
2。キャッチコピーの役割
◇語呂がよく、好奇心を起こさせる
*キャッチコピーは、見た人に、すばやく好奇心や問題関心
を起こさせるものであることが必要。読むには一瞬といえ
ども時間が必要であるため、キャッチコピーは簡潔で、語
呂のよいものが適している。コピーライターという職業が
あるぐらい、この点も重要。
*文字は、飾らなくても十分美しい(とくにひらがな)ので、
飾り文字はできるだけ避ける。飾るのはイラストや写真の役目。
3。文章を読んでもらうには
◇読みやすいレイアウトは前提
*「意義・任務」「押しつけ」型ではなく、相手の気持ちに
呼びかける姿勢で
*フォント(書体)で印象はずいぶん変わる。デザインの
大事な要素。文字がつぶれるようなフォントは避ける。
読みやすさが最優先。
*文章は囲みや罫線のギリギリから始めないようにする
(余裕をもたせる)
◇構成力は、バランス力
*1枚のチラシにより多くの情報を入れたいのが一般的な
傾向。しかし、情報がめいっぱいのチラシ(「埋め尽く
し」という)は敬遠される。とくに字がびっしりのチラ
シは受け手に圧力をあたえ、まず読まれない。
4。ニュース記事・文章の基本
◇記事の形式
*活動報告、お知らせ、論考・論文、読者の投稿、人物紹介、
インタビュー記事、座談会、対談、アンケート調査、
ルポタージュなど
*テーマ・目的にそって、どういう形式の記事にするかが決まる
◇文章の基本ポイント
*5W1H(いつ、だれが、どこで、なにを、なぜ、いかに)。
記事やニュースの内容によって、それぞれのウエイトが変
わってくる。
*「書き出し」を工夫し力を集中する。読者を引きずり込み、
続けて読んでもらうため。
5。見出しづくりのポイント
◇見出しの重要性
*見出しは、その記事を読むかどうかを読者に判断させる
最初の決め手。とくに忙しい現代社会では、まず目に入
る「見出し」の重要性は高まっている。
*どういう見出しを立てるかは、記事の内容と編集者の
感度・センスによる
◇見出しを考えるポイント
*見出しは大きくわけて2種類。ひとつは、記事内容を端的
に表現したもの(代表例は新聞の見出し)。もうひとつは、
本文への誘導をねらった見出し。
*記事の内容にない見出しは避ける。長い「見出し」は
「見出し」ではなくなる。
*「主見出し」に「○○集会に○○名が参加!」など、中身を
伝えないものは避ける。それが読者の知りたいことではな
い。「みんなの力で○○を達成しよう!」など、使い古され
た一般的なスローガンも心に響かない。新しい言葉を使う
努力・探求を
六。SNSの文章術
◇Twitter、Facebook、LINE・・・
◇これまで押さえてきたポイントを応用する
*読み手のことを考えながら書く。ひとりよがりにならない。
◇SNSは公共空間。誰がみているかわからない。言葉に責任をもとう。
◇日々の書く訓練として。SNSでトレーニングしよう。
七。実践トレーニング
◇以下の文章を自分なりになおしてみよう。
*言葉の入れ替えなどもありです。
「人は誰もが年をとっても、病気や障害によって介護が
必要になっても、住み慣れた自宅や地域で自分らしく安
心して暮らし続けたいと願っています」
◇キャッチコピーをつくってみよう
◇見出しを考えてみよう
以上。
文章教室、大好評。
今日(2日)午後は、
「書いて伝える・文章教室」。
それぞれの持ち場で「書いて伝える」ことに
悩みつつ実践している人たちが集いました。
なんと大阪からわざわざ参加してくれた方も。
こういう企画って、なかなかないですからね。
講義のなかで「とあるチラシにダメだししてみよう」で
交流したり、実践トレーニングありで、楽しい時間になりました。
最後はJCB世界1周クルーズの新聞1面広告の
キャッチコピー部分を隠して、
「キャッチコピーを考えよう」トレーニングを
して盛り上がりました。遊び心も大事です。
いちばん支持を集めたコピーは、
「世界のその先へ・・・」でした(笑)。
実際のキャッチコピーは「目的地は、地球」です。
それぞれの感性が出ておもしろいです。
レジュメは後日ブログにアップします。
また岡山県学習協の会報にも講義内容をまとめたいと思います。
今日は参加者の感想文を紹介します。
■「相手はあなたの文章を読みたいとは思って
いない」は心にグサリつきささりました。「読
み手のことを考える」ことは逆にいえば自分が
伝えたいことをどうすれば実現するかというこ
となのかなと思いました。いろいろと実践的な
ことが学べ、キャッチコピーを考え、交流もで
きて楽しい時間でした。ありがとうございまし
た。
■学習中に思わず気になって自分の機関紙を見
直しました。書いて、1日置いて、読み直して、
他人に見てもらって。いつもしていますが、こ
れまでは「おかしいなあ」と思ってもどこをど
う直せばいいのかが分かりませんでした。今日
は文章を見る時の視点が少しわかって、気分だ
けはレベルアップしたと感じています。
■日々、ニュースやSNSを書いているわりに、
こういう大事なことを学ぶ機会がなかったので、
ためになった。こんな講座を大阪でもやってほ
しい。チラシのデザイン、レイアウトは、ほと
んど周囲からの指摘によって経験的に学んでい
るだけなので、もう少し勉強しないといけない。
■とても、わたし自身の要求にマッチした学習
会でした。文章の書き方、チラシ・ニュースの
作り方を系統的に習う機会がこれまでなかった
ので、とても勉強になりました。スキルを身に
つけるには、まだまだ努力が必要ですが、今日
学んだことを参考に、職場でニュース作りをが
んばりたいと思います。
■グループトークをしていて、お互い、文章と
活動で苦労・工夫しているから、今回の企画が
あったのだろうなと思った。読者像を常に、豊
かにイメージする、短く書いたり推敲したりす
ること、見出しやキャッチコピーの意図や工夫
など、漠然とモヤモヤしていたことを、きちん
と学んだりディスカッションしたりできて、楽
しかった。是非この続きを企画してください!
■「自分の作ったチラシやニュースを持ち寄れ
ば良かった」とグループトークでも話になりま
した。次回があればそんなこともやりたいなと
思いました。本や雑誌、チラシを見て、キャッ
チコピー当てゲームで技術をみがきたい。これ
はベテランの人も受けてほしい授業でした。様
々な面で感じるのですが、やはり技術などはマ
ニュアルとして残していたら、もっとみんな成
長できると思う。
■“文章は読み手を想像し、短く書く”!!まずは
それを意識することから始めます。キャッチフ
レーズ、タイトルづけ、読み手を引きつけるフ
レーズの難しさ!! 訓練あるのみですね。皆の
感性に触れるのも勉強(参考)になりました。
新聞、著書、広告を参考にして文章力をつけて
いきたいと思います。
■仕事で文章やチラシをつくる上で気にしてい
ることを、きちんと学ぶことができました。読
者像は意識していますが、ベテランから新人ま
での幅がある中で、どの言葉を使うのかは悩む
ところです。実践の積み重ねと、自分の中の言
葉を増やす努力を続けたいです。
■知れてよかった。という内容で。これをどう
実践するかだな。本は読んでるつもりでも、自
分の語彙、ボキャブラリーの少なさだなと思っ
た。相手のことを考えて書くのを気をつけたい。
■今日の文章教室では、たくさんのコツを学び
ました。これを今後の記事づくりに活かしたい
です。一度に今日のことを活かした文章が書け
るようにはなれないと思います。まずは今日の
レジュメを見ながら練習していきます。今日は
ありがとうございました。
明日からも美味しいものをだべるのだ
きのう(30日)は、相方の誕生日。
仕事もお休みに。
お昼は相方家族のみなさんと念願のステーキ屋さんに。
ぜいたくな時間を過ごしました。ワインも少々。
体のかなりの筋力が衰えるなか、
幸いなことに食べるための力はまったく進行なしです。
(しゃべることも)
こうして美味しいものも頂けます。
本人も周りも嬉しい。
明日からも美食人生!
12月はかなり危険だが、がんばろう。
12月が間近。
ただでさえ例年12月は仕事バタバタ月間だけれど、
今年は県外出張が7回も入って、かなりやばい。
先手先手でいろいろしていかなと。
倒れないようにがんばる。
激動の2017年(私生活が)をきちんと締めくくろう。
1月はゆとりがありそうな予感。いまのとこ。
【再告知】 書いて伝える・文章教室
【参加希望の方はご連絡を】
心構えの第1は、
読み手のことを考える。読み手への配慮です。
それは話すことにも共通しています。
短く、くどくならず、言葉を選び、具体的に書く。
文章をわかりやすくする方法は技術化されいて、
誰でも習得可能です。
長久啓太講師。12月2日(土)13:30~。
詳細チラシに。
ジェンダー平等の視点での問い直し
土曜日(25日)は、
45回はたらく女性の徳島県集会での講演仕事でした。
テーマは「私たちののぞむ働き方―ジェンダー平等の視点で」
冒頭のあいさつをされる実行委員長の津川さん。
じつはFacebookでのお知り合いでした。
参加約40名でした。
ジェンダーの視点から、
生活、雇用、家庭を問い直す。
人権とは。女性のたたかいの歴史・・・。
ちょい盛り込みすぎてしまい、どうだったか…。
いちばん伝えたかったのは、
当事者が声をあげる大切さ。
現実を変える力を育てあおうということです。
徳島在住の友人TさんやNさんから頂き物も。
主催者の方から帰りに徳島の地酒も頂いてしまいました・・・!
ありがとうございました。
香川の労働学校で「ものの見方・考え方」
22日の夜は、香川労働学校での講師仕事でした。
会場の写真をとり忘れました…。
高松駅の風景を・・・。
テーマは「ブレない生き方、ものの見方・考え方」。
私たちはブレますし、揺れます。
がんばれないときもあります。
そんなとき、たち戻る立場やものの見方があることが大事、
という話から入りました。
その後、「どうせ」を克服する努力、
大きな変化をとらえることで見通しがつく、
問う力にはゆとりが必要、
事実にもとづくものの見方は簡単ではない、
などなど。
みなさん熱心に聞いていただきました。
ありがとうございました。
働き方たんけん隊学習会 12月17日
岡山県労働組合会議(県労連)の青年部が、
チラシのような企画を開催します。
どなたでも参加できるようです(若い人中心です)。
労働組合に入っていない人でも参加できると思います!
「生活も考えてみたら奥が深いものなんだな」
きのう(21日)の夜は、岡山市内の
もみの木保育園での職員学習会6回目。
テーマは「ものの見方・考え方(6)~生活とはなにか」
でした。
生活をどうとらえるか、
他人の生活は目に見えない、
生活の小宇宙、生活と人権、
生活のゆとり、
生活が壊れるリスク、
などなど。
6回目ですが、
若い保育士さんの成長がはっきり感じられていて、
もみの木保育園の、育つ環境の豊かさを感じます。
以下、2人の感想を紹介します。
■生活とはなにか? 考えたこともなかったけど、
毎日の生活を自分自身がコントロールしていく
ことが大切だなと改めて思いました。疲れて帰っ
てくると、部屋の中はグチャグチャになったり、
洗い物がたまったり・・・。それをやったうえで、
自分に対してのゆとりの時間も作っていきたい
と思いました。そして、保護者の生活背景は子
どもの姿に表れてくるので、あれもこれもで忘
れてしまうこともあるけど、もっと関心をもっ
て、関わっていきたいと改めて思いました。
■同じ保育園に出勤していても、人によって出勤
前・後の生活がちがうということ、あたり前だ
けど、聞いていて、おもしろいと思いました。
今の日本は、確かに時間、労働、金銭でもゆと
りがある国ではないと思います。特に政治も良
い方向に進んでいるとは思えないし、生活を壊
すような政治だと思います。あたり前に「生活」
しているけど、その「生活」も考えてみたら奥が
深いものなんだなと思いました。
『議会と自治体』でご紹介いただきました。
雑誌『議会と自治体』12月号で、
拙著『労働組合たんけん隊』が紹介されました。
ありがとうございます。
「労働組合の重要性を伝える本なのに、『労働組合
とは何か』から説いていないのが特徴です」
と、著者の意図を見事に理解されていて嬉しいです。
ちなみに、同号では
井原市議の森本ふみおさん(じつは叔父です)も
記事を寄稿されています☆