火曜日(19日)の夜は、
もみの木保育園の月イチ職員学習会7回目。
「も
人間は労働によって人間らしい力を獲得した。
手の発達と道具・言語。
社会を支える働くひと。
資本主義社会で労働はなぜゆがむのか。
など。
保育士さんだけあって、
子どもの手の発達へのまなざしは
さすがに深い。感想交流も勉強になります。
レジュメの一部。精巧な
こんなにたくさんのことができるんだゾーの
火曜日(19日)の夜は、
もみの木保育園の月イチ職員学習会7回目。
「も
人間は労働によって人間らしい力を獲得した。
手の発達と道具・言語。
社会を支える働くひと。
資本主義社会で労働はなぜゆがむのか。
など。
保育士さんだけあって、
子どもの手の発達へのまなざしは
さすがに深い。感想交流も勉強になります。
レジュメの一部。精巧な
こんなにたくさんのことができるんだゾーの
月曜日(18日)は、介護休みからの夜会議。
家を空ける時間は、相方の介護をヘルパーさんにまかせます。
さて。
来年9月15~17日に、
岡
全国から若者が集
その2回目の現地相談
私も岡山県平和委員会の常任理事で(会議はほとんど出れていないが)、
顧問的立場での参加。
若いメンバー中心なので、
おっさんはときどきアドバ
「前はこうだった」「とりあえず○○は必要」
という固定観念にとらわれず、
思いっきり自分たちのしたいことを実現してほしい。
若い人たちにはそれができる。
日曜日(17日)の午後は、
岡山県労働組合会議(県労連)の青年部企画「働き方交流会」に。
職場をこえての交流、
働き方と労働組合を考える機会になったと思います。
わたしは全体のコーディネーター&問題提起の役割。
労働学校でいつもやっている偏愛交流もまじえつつ、
参加者どうしの意見交換がたくさんできました。
自分の職場だけの狭い見方から、
交流をつうじて世界を広げる。違いとともに共通点を確認する。
そういうことができるのが、地域センターの意義のひとつ。
ただ、やはり参加組織が課題ではありますが。
うむむ。
16日(土)は、温泉宿で起床のち、
松本駅7時ちょい過ぎの特急で名古屋(正確には金山)に下り、
中部国際空港に。鹿児島に移動でした。
はじめての中部国際空港。
久しぶりのプロペラ機。
午後、鹿児島市内の某所にて、
鹿児島県労連のわくわく講座閉講式で講義。
3年連続で呼んでいただきました。
「いきいき労働組合活動」というテーマで休憩はさみ1時間半ほど。
その後グループワークに。
「来て良かった」「勉強になった」「わかりやすかった」など
嬉しい感想をいただきました。
富山での4回連続「わくわく講座」の経験もお伝えし、
継続的な取り組みをと最後に強調。
帰りのタクシーでは運転手さんと
桜島情勢について語りあいました(笑)。
やはり最近はおとなしくて不気味だと。
鹿児島中央駅前のようす。毎年同じ光景をみています(笑)。
今年は懇親会はパスさせてもらい、
18時過ぎの九州新幹線で岡山に帰りました。
今週の移動距離は3000キロ超えてたと思います。
おつかれ、自分。
先週金曜日(15日)は、今年6回目の長野。
すべて長野民医連さんの研修会です。
この日は介護職リーダー養成講座で
「ものの見方・考え方~揺れつ戻りつ」がテーマ。
この出張の移動中、
『神様のカルテ』『神様のカルテ2』(夏川草介、小学館文庫)を再読。
「迷うた時にこそ立ち止まり、足下に槌をふるえばよい。
さすれば、自然そこから大切なものどもが顔を出す」
この言葉が、ちょうど研修内容とも重なり印象に。
この日は雲ひとつない快晴。
雪を頂いた北アルプスの山々が、今日はくっきりと見える。
高い山のない岡山県民にとっては、こうした景色にふれるだけで、
心躍るのであります。
松本市内の浅間温泉のお宿での研修でした。
私の持ち時間が午後の3時間。
講義→ディスカッション→休憩→講義→ディスカッション
→休憩→講義→ディスカッション→発表という流れ。
とても熱心な学びあいになりました。
特に、「自分の成長へのものさし」という最後の
問題提起はみなさん印象に強く残ったようです。
これって弁証法の応用ですからね。弁証法の力です。
この日はそのまま浅間温泉のお宿に泊まりでした。
やっぱり北アルプスを眺めます。寒かったですけど。
お宿からの眺め。
今日(14日)は労働者教育協会にて勤労者通信大学の
入門コースの教科委員会でした。
もうほぼテキストできていて、
あとはテストとか通信をどうするか、という段階に。
2年かけて、ここまできたかー、という感じです。
さきほど飛行機で帰ってきました。
東京・神奈川の人口密集地帯を空から眺めるの図。
南アルプス(たぶん)の山々を眺めるの図。
さて、これから帰宅。
ホッとするのもつかの間でありまして、
明日は長野で、あさっては鹿児島で講師仕事です。
今週の移動距離は3000キロを超えるんじゃないでしょうか・・・。
風邪をひかないようにがんばります。
きのう(13日)は東京。
生協労連の中央委員会で学習会講師でした。
産業別労働組合の中央に呼ばれたの初めてかも。
春闘討論集会もかねていて、
2日間みっちり議論されたようです。
私は、あたえられた1時間でしゃべりまくり。
各地の労働組合でリーダーをされているみなさんでしたので、
語りもいつもと違う角度で。
情勢や活動をとらえる参考になればと。
その場で福岡の方から来年の講師依頼も。
ありがとうございます…!
以下、講義のレジュメです。
はじめに:若干の自己紹介
生協労組おかやまとは年間契約をむすんで学習活動の
お手伝いをしている。
一。壊されていく人間の尊厳
1。安倍政権への「怒り」
◇嘘とペテンのアベノミクス
*国民生活を語れない。数字の操作と部分誇張。
明石順平『アベノミクスによろしく』(インターナショナル新書、
2017年10月)がおすすめ。
*数字は「個」に付着する個別の苦しみ、リアルな姿を消す。
経済政策とはほんらい、国民生活を語るもの。
目的地は「人間の尊厳に値する生活」(世界人権宣言23条)。
◇働く人の尊厳をさらに奪う「働き方改革」
*毒入りまんじゅう。人づくり革命・生産性革命・・・。
国民生活への目線なし。
*以前の自民党は「国民所得倍増計画」(60年代)など生活への
目線が多少あった。
*働くルールはなんのためにあるのか。使用者と労働者では
力関係の強弱はっきり。利益最優先の強制法則。使用者は
労働者をモノや道具のように扱う。ルールは労働者の尊厳を
守るためにあるバリケード。労働基準法1条「人たるに値する生活」。
*バリケードの破壊。さらに守られる対象そのものを少なくしていく
(労働法からの除外)。
◇社会保障への総攻撃
*社会保障は総合的生活保障。医療・介護・教育・保育・年金・
失業保険・生活保護・・・。1人ひとりの「生活権」を守るもの。
憲法25条は「生活権」と呼ぼう。
*「消費税を社会保障財源に」のまちがい。消費税は生活税。
現代社会では毎日の買い物なしに生活を送ることは不可能。
生活必需品にも、所得のない人からも、の異常。
*逆進性強い消費税。貧困層には激痛。消費税で国民生活の
ゆとりを削りながら生活保障である社会保障を、という矛盾。
バーター関係(交換条件)にしてはいけない。
◇人間の尊厳にもっとも価値を置く憲法への憎悪
*尊厳とは第2次世界大戦以後、世界人権宣言や各国憲法に
入ってきた規定。なぜか。
*「公益及び公の秩序」を基本的人権の上におきたい
(自民党の本音。2012年改正案)
*自衛隊を「戦力」に。9条の変質。危機をあおることの
社会的影響。沖縄への差別。
■尊厳(人間らしさ)への侵害
―社会が根底から壊れる。安倍政権は「保守」ではない。
2。職場の仲間たちに「怒り」はあるか
◇残念ながら安倍政権に怒っている労働者は多数ではない
*10月総選挙投票率は約54%。オランダ81%(3月)、
ドイツ76%(9月)。
*安倍政権の暴政を「知らない」国民が多いことが、深刻な病理
◇「怒る」ためにはもうひとつ、「自分の価値」への自覚が必要
*憲法学習の社会的弱さ。自分自身のものとしての人権理解、
トレーニングも不足。
*尊厳・人権をおびやかす社会構造への理解が弱い。
生活と政治がつながらない。
◇川の上流だけでなく上流も―認識深化の努力を
*イチロー・カワチさんの例え。結果だけでなく原因も。木も森もみる。
*上流の問題を解決するには、バラバラのたたかいでは不可能。
産業別に結集し、さらに全国的なたたかいに。
◇「怒り」は瞬発力を生むが、「怒り」だけでは持続しない。
*楽しさや喜び。ほっとする。ワクワクすること。夢を語りあえる。
組織や仲間が必要。みんながいるからがんばれる。
声をあげる勇気、たたかう覚悟は共同性に支えられる。
■なぜ人権学習が大事か
*労働者には「違い」がいっぱい。違いは目につきやすく、
競争・分断・対立・評価・差別を生む。違うからこそ
「同じ価値」を確認する必要がある。それが人権。
「同じところ」は手をつなぐ理由に。
*憲法学習の重要性―自らの価値と、労働組合の役割、歴史の
なかで情勢をとらえる力に。
◇労働組合は人間の尊厳を取り戻す場
*自分の思いを表明できる。育ちあえる。職場で労働者が
もの言える意味。
*不当なことに対して「怒る」
―人間らしさの発露。「おかしい」と言える自分への誇り。
*徹底的に「人間らしさ」にこだわる。取り戻す。
―そのトレーニング場として
二。伝えていく立場のみなさんへ
1。組織はひし型をしている
◇認識のちがいが「先進・中間・後方」部分をつくる。
◇伝えあいの質が、協力の質を規定する。伝える活動の大切さ。
2。伝わる話し方(聴き方)・書き方
―プロではないからこそ技術習得の努力を。
◇相手はみなさんの話や文章、ニュースやチラシを
「心待ちにはしていない」
*「わたし」に届く言葉との違い。たとえば個人あての
「手紙」は、最後まで必ず読む。労組の文章は「仲間
のみなさん」「~各位」。距離と温度差。だからこそ技術が必要。
◇話し方―条件にもよるが、聴くこと中心に。キャッチボール。
生活と職場の話題から。
◇書き方―読む人への配慮=想像力。短く、わかりやすく、結論から。
読み返して推敲。
*参考文献『すぐできる! 伝わる文章の書き方』
(赤羽博之、JMAM、2013年)
◇伝わったときの喜び(めったにない)。仲間の行動変容。
3。自分の「ものの見方」をつねにメンテナンスする
◇「どうせ」の克服。「どうせ」の必然。認識はつねに部分から出発。
変化の法則性を知る。
*矛盾が原動力。量的変化が質的変化につながる。歴史的変化を確信に。
*がんばり続けるための大切な機能としての「手を抜く」。
仲間がいるから休める。
◇○か×か、白か黒か、ではなく。否定のなかに肯定を。
肯定のなかに次への課題を。
◇職場の仲間の力を引き出すことが、私たちの力を高める最大の方法。
数を力に。
◇仲間の力が「育ちあう場」をつくる
―民主主義的発達。そのための工夫と技術。
◇自ら学び続けること―「問う力」をさびつかせないために
*「しなければならないこと」「上からの方針」を応用する力。
やりたいことが「湧いてくる」源泉は豊かな学び。拙著『労働
組合たんけん隊』『ものの見方たんけん隊』、勤労者通信大学、
月刊誌『学習の友』・・・。活用を。
さいごに:学びあい、伝えあい、力を育てあう
―貴重な2日間。中央委員会の団結を強めよう。
たたかいのなかに喜びを。
「人間」に執着し、私たちの望む未来を引きよせよう。
ということで年末のバタバタ感が
さらにアップしています。
またつぶやきです。
今日午前中は集金などにまわりました。
外は寒いです。
倉敷医療生協労組で、
『労働組合たんけん隊』の注文50冊いただきました!
青年部の定例会議でも読み合わせ学習に使いたいとのこと。
ありがとうございます☆!
明日(13日)は生協労連の中央委員会での
学習部分で講師をします。
あさって(14日)は勤労者通信大学の
入門コース教科委員会の会議。
どちらも東京です。
あっちも寒いのかなー。
ぶるぶる。
時間がなさすぎて、
つぶやき程度のことしか書けない。
今週は13日~16日に県外出張が続いて、
事務所で仕事ができる今日が勝負でした。
朝から猛然と仕事して、さきほど、
「しなければならないリスト」を
なんとかすべて終えました。
これで安心して帰れます。
帰ります。
今日もあたふたとお仕事。
来週の講義レジュメ2つをメール送信。
どちらもかなり推敲して仕上げました。
うーん。楽しみになってきた。
お昼はとある団体専従のわかものとランチ。
あれこれ話を聴きつつ、
学習協の会員にもなってもらいました。
どうぞよろしく!
午後は岡山県学習協の会報をつくる。
先日の「書いて伝える・文章教室」の
報告でほぼ全部。これはまあ、ラクでした。
ホドホドに手を抜かないと、
がんばり続けることはできません(という言い訳)。
さて、今日も17時には帰ります。
明日も事務所に出てきて半日お仕事です。
月刊誌『前衛』1月号の「本棚」に拙著が。
「労働組合が『未知の存在』となっている
若い世代にとって、新鮮な発見に満ちた入門書」
「会議や学習会などで読み合わせても
1話15分で学ぶことができます」
など嬉しい紹介。感謝です。
ちなみに今月号、読みたい論文多いので、
順次読んでいきますぞ。
今日(7日)は午前中、憲法学習会の講師。
倉敷市児島にて。
新婦人の班と医療生協のサロンもかねているようですが、
主催は謎でした(^_^;)。
60代未満の方はひとりもおられなかったようなので、
いつもと違う語り方で、ゆっくり、説明をより丁寧に・・・。
憲法とはなにか、憲法が誕生した歴史、
9条3項に自衛隊を書き込む意味について、など。
署名とともに、憲法をまるごと理解する学習の機会を
つくることが大事だと強調しました。