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長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

憲法の心に耳をすます~連載7回目

毎月、山口県の医療生協健文会の機関紙「健康のひろば」に連載している憲法の話、7回目です。 1月末から封切られた映画『未来を花束にして』(英国・2015年)は、イギリスで女性参政権を求めた女性たちの物語。舞台は1912年。7歳から工場で働いて…

憲法の心に耳をすます~連載6回目

毎月、山口県の医療生協健文会の機関紙「健康のひろば」に連載している憲法の話、6回目です。 憲法25条は「生存権」を規定した条文と言われますが、よく読むと「生存」という言葉はどこにもなく、「健康で文化的な最低限度の生活」と書いています。私は「…

憲法の心に耳をすます~連載5回目

毎月、山口県の医療生協健文会の機関紙「健康のひろば」に連載している憲法の話、5回目です。 「何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない」 みなさんは、日本国憲法22条2項にこうした条文があるのをご存知でしょうか。選べる自由があ…

憲法の心に耳をすます~連載4回目

毎月、山口県の医療生協健文会の機関紙「健康のひろば」に連載している憲法の話、4回目です。 これまでの3回で、憲法の自己紹介である3つの条文を紹介してきました。憲法は私たちの人権をまもるために存在し、権力担当者に「これを守って仕事をしろ」と命…

憲法の心に耳をすます~連載3回目

毎月、山口県の医療生協健文会の機関紙「健康のひろば」に連載している憲法の話、3回目です。 憲法の3つの自己紹介として、97条・98条をみてきました。今回は3つ目、99条です。憲法を守って仕事をしなさい! 99条は、こういう条文です。 「天皇又…

憲法の心に耳をすます~連載2回目

山口の医療生協健文会の機関誌に憲法の連載を書かせていただいています。その2回目です。(飼い猫のりくも山口のみなさんにお披露目です)98条2項はもっと複雑で難しい議論があるのですが、主権者の立場からすると、人権発展の観点が重要だと思っていま…

憲法の心に耳をすます~連載1回目

山口県の医療生協健文会の機関誌『健康のひろば』に「憲法の心に耳をすます~いま問われる主権者力」というテーマで10回の連載を書かせていただくことになりました。以下その1回目です。最初なので1面にドドーンと載ってます。次回からは800字という…

働くって何?―これから社会に出るあなたへ(3)

「民青新聞」3月21日付に寄稿した文章の3回目です。若干加筆しています。* * * * * * 職場のなかでの利潤第一主義は、労働条件をめぐっても強くあらわれます。資本家(使用者)には、利潤をより大きくするために、「労働者を安く使いたい」「もっ…

働くって何?―これから社会に出るあなたへ(2)

「民青新聞」3月21日付に寄稿した文章を掲載。今回は2回目です。これも若干加筆してます。* * * * * * 「労働すること」のそもそもを考えてみましょう。人類は大昔から労働を通じて社会と生活を維持し、居住環境を整えてきました。知識や技術を増…

働くって何?―これから社会に出るあなたへ(1)

表題の文章を「民青新聞」3月21日付に寄稿しましたが、それに加筆して、3回に分けてブログに掲載します。1回目は以下です。* * * * * * 蛇口をひねれば水が出るのはなぜでしょう。水が勝手に蛇口にやってきているのではありませんよね。水道局の…

どうりで労働組合(1)―みんなで交渉するしかない

労働組合が誕生してから200年以上。なかなかの歴史です。世界中に広がり、受け継がれ、雇われて働くひとの権利として認められてきました。これは偶然ではありません。労働組合は私たちにとって、また社会にとって、欠かせない組織だからです。 労働組合は…

茨城セミナー講義概要(5)最終回です

岡山労働学校の実践と教訓 ここで、岡山労働学校運動の実践を紹介し、そうした学びあいの場づくりのヒントとしてもらえればと思います。 労働学校のことをいちおう定義づけしますと、一定の期間、連続的に学習を行い、系統的・多面的に学びを深める場です。…

茨城セミナー講義概要(4)

学習運動の具体的形態 では基礎理論をどうやって学んでもらうか。学習教育運動は、半世紀以上の歴史のなかで、学習運動の具体的形態をつくりあげてきました。そしてこれからも磨き続けていかなくてはなりません。大事なことは、いずれの形態にしても、集団学…

茨城セミナー講義概要(3)

基礎理論学習の重視 後半に移ります。学習教育運動では、基礎理論学習を特別に重視しています。なぜなら、基礎理論学習は、活動への自信をつけてくれるからです。現象から本質へ、結果から原因へ、部分から全体へ、ものの見方・視野をぐっと深めることができ…

茨城セミナー講義概要(2)

対象の変化の法則性 ところで、対象の変化ととらえるための心得、についても押さえておきたいと思います。これは哲学の弁証法の応用編です。弁証法の変化の法則性はどんなものにも応用ができます。対象の人であったり、職場であったり、社会や政治であったり…

茨城セミナー講義概要(1)

昨年11月7日~8日に行われた「2015 学習教育運動セミナーin茨城」で行った問題提起(講義)を何回かに分けて掲載します。労働者教育協会の会報用に活字化したものですが、岡山県学習協の会報「明日の考察」の新年号にも加筆して掲載しました。以下は「明…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」 (10・最終回)

「ニュースづくりの基本(4)-レイアウト」 【レイアウトは、料理でいえば盛りつけ】 ニュースや機関紙は、いくら記事の内容や素材がよくても、「見た 目」で敬遠されてしまうことがあります。字ばかりのものであったり、 余白がなく窮屈であったり、美的…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」 (9)

第9回「ニュースづくりの基本(3)-文章の基本・見出しづくり」 【伝えたい思いと、読みやすい文章】 ニュースや機関紙の文章づくりは、「読みやすさ」がまず大切です。 小説や理論書とは違い、伝えたいことを限られた文字数のなかに 凝縮していく作業な…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」(8)

第8回「ニュースづくりの基本(2)―企画の立て方」 【企画を考えるスタンス】 ニュースや機関紙の内容は、活動報告だけではありません。 読者に提供したい内容、「次の号にこんなものを載せたい」、 これが企画です。それは、①どういう内容・題材・テーマ…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」 (7)

第7回「ニュースづくりの基本(1)―人にこだわる」 【人間は、人間にいちばん関心がある】 読まれるニュースとは、どんなニュース・機関紙でしょうか。 読ませる技術的な工夫もさまざまありますが、なんといっても 読者を引きつけるのは、素材としての「人…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」 (6)

第6回「ニュースの役割―組織者・継承者」 【ニュース・機関紙は草の根メディア、運動の組織者】 今回より、ニュースづくりのポイントを解説していきたいと 思います。まず、その役割から押さえましょう。 言うまでもなく、日本はマスメディアの影響力が特別…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」(5)

第5回「チラシデザイン・レイアウトの基礎(3)―バランス力」 【つめこみすぎない】 チラシづくりの最後の回です。全体の構成・レイアウトについてです。 「送り手」としては、1枚のチラシにより多くの情報を 入れたいと思うのが一般的な傾向です。 その…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」(4)

第4回「チラシデザイン・レイアウトの基礎(2)―キャッチコピー」 【短いからこそ難しいキャッチコピー】 チラシは、まず写真や絵が目に入り(アイキャッチ)、 その次に「キャッチコピー」が読まれます。 ただ、読むには一瞬といえども時間が必要であるた…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」(3)

第3回「チラシデザイン・レイアウトの基礎(1)―読む流れを知る」 【伝えたいからこそ、滑らかに】 くどいようですが、チラシは、「読まれる」ことがもっとも難しい 課題であり、チラシを手にとった瞬間、見た瞬間の「導入」が いちばん大事です。受け手は…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」(2)

第2回「チラシのメカニズム」 【「受け手」をつねにイメージする】 チラシは、メッセージを伝えたい「送り手」が、「受け手」に たいして発信するものです。このメッセージを「伝えたい思い」 だけがひとり歩きし、自分の「書きたいこと」が先行して、 つい…

連載「チラシ・ニュースづくりの基礎知識」(1)

第1回「チラシの役割―送り手と受け手の関係」 【最終目的は、心を動かす】 「チラシをみて、ビビッときました」 以前、岡山労働学校の哲学教室に参加した若い女性から、 受講の動機として、チラシをみて心を動かされたこと、「これだ!」 と思って受講した…