長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

読書記録

5月に読んだ本たち

5月も、基本的に軽い読み物ばかりでした。でも、仕事にもきっと活きてくる、と思えるものも多く。以下、読んだ順にぜんぶ紹介します。おすすめ度を★の数(5点満点)でつけます。 『共産党入党宣言』(小松泰信、新日本出版社、2020年)★★★とある講義準備の…

4月に読んだ軽めの本たち

前にちょっと書きましたが、4月は軽い読み物しか読んでいませんでした。以下、読んだ順に、ぜんぶ紹介します。おすすめ度を★の数(5点満点)でつけておきます。 本の表紙も、面倒くさいのでまとめて。『詩人の旅 増補新版』(田村隆一、中公文庫、2019年)★…

キレの、病気は、あやうく、みんなの、これからも

最近読み終えた本。『「キレ」の思考 「コク」の思考』(村山昇、東洋経済新聞社、2012年) 先日読んだ、同じ著者の『働き方の哲学』の様々な図解やモデル図は、こうした思考から生まれているんだなと確認。ものごとの本質にせまる、抽象化の作業は、とても…

『それを、真の名で呼ぶならば』

『それを、真の名で呼ぶならばー危機の時代と言葉の力』(レベッカ・ソルニット、渡辺由佳里訳、岩波書店、2020年1月)を読了。 読みごたえのあるエッセイであった。著者は米国の作家・歴史家・アクティヴィスト。物書きであり、活動家である。「まえが…

ゴミ清掃員、働き方、働く、基礎理論、戦後日本、雇われないで

『ゴミ清掃員の日常』 (原作/滝沢秀一、まんが/滝沢友紀、講談社、2019年) これは良かった。生活の匂いがする漫画。ゴミ清掃員さんのお仕事、社会のゴミ事情もよくわかる。オットが主人公の漫画を妻が描くのもスゴイ。『働き方の哲学』(村山昇著、若田…

個人的なことから普遍がみえる

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 (プレイディみかこ、新潮社、2019年)を読み終える。 プレイディさん、安定のおもしろさ。読みやすさ。11歳の息子さんとの会話が羨ましい。こんなに対等な議論ができるのが、さすがだなと。英国の地べたの…

「彼らを信頼すれば、未来はいつでも明るい」

『古くてあたらしい仕事』(島田潤一郎、新潮社、2019年)を読み終える。 久しぶりに「本らしい本」を読んだなあという読後感。著者(ひとり出版社を営む人)の仕事への姿勢や、文体から伝わってくる人柄に、背中を押された。勇気がわいてきた。ぼくもマイナ…

マルクス、男が、目標達成、ブッラク企業の

最近読み終えた本。『マルクス 弁証法観の進化を探る~「資本論」と諸草稿から』 (不破哲三、新日本出版社、2020年1月) これまで読んできたものとのダブりも多いけど、マルクスにも歴史ありだなあとしみじみ。不破氏の研究がなかったら、マルクスの読み方…

核兵器、偽装の、独ソ戦、この国の、フィンランド、慈雨

最近読み終えた本。『核兵器と原発~日本が抱える「核」のジレンマ』 (鈴木達治郎、講談社現代新書、2017年) 原子力政策の研究者なので、さまざまな論点で、扱うテーマも広かった。日本政府の無責任な原子力政策と核廃絶に背を向ける姿勢は、ほんとうにな…

沖縄と核、日米核密約、帝国と、原爆犯罪、戦後最悪の

最近読み終えた本。1月は合計16冊と、なかなかスタートよし。でも、だいたいここからダレルんですけどね。そうならないように、がんばりましょう。以下の5冊はすべてお仕事関連の読書でした。『沖縄と核』(松岡哲平、新潮社、2019年) 話題となった同名…

核ZERO予習のあいだに別ジャンルちょこちょこ

最近読み終えた本。核ZERO講座の予習ものが多いですが、あいだに別ジャンルもちょこちょこ。今年は150冊をゴールに設定して、ずんずん読んでいきたい。『似島-廣島とヒロシマ』(原水爆禁止似島少年少女のつどい実行委員会編、一粒の麦社、2012年) 明治…

ヒロシマ、日本人の、この世界、劫火を

最近読み終えた本。4冊中3冊は、核ZERO講座のための予習です。『ヒロシマ戦後史ー被爆体験はどう受けとめられてきたか』 (宇吹暁、岩波書店、2014年) 広島県史の編纂にも関わってきた研究者によるヒロシマの戦後。被爆の記憶継承、核廃絶の思想と運動を…

街場の、光にむかって、ながい坂、猫脳!

最近読んだ本。といっても、11月は出張が少なかったのもあり、読書すすまず。12月もたぶんすすまない。しょうがない。『街場のメディア論』(内田樹、光文社新書、2010年) 労働学校の「社会認識のつくり方」講義のための予習。おもしろい問題意識がいく…

看護、介護、世界は、近現代、介護、皮膚、呪いの、柳橋

最近読み終えた本。『看護を未来につなぐ ライフストーリーズ』(第36回日本看護科学学会学術集会企画委員編集、日本看護協会出版会、2018年) 日本の看護界を牽引してきた7人の大先輩看護師のライフストーリーを若手が聞くという企画。それぞれの人生の物語と…

目標達成本でモチベーションをあげている

最近読み終えた本。『なぜか好かれる人の「わからせる」技術』 (馬場啓介、サンマーク出版、2016年) 馬場さんのコーチング本3冊目。うーん、ちょっと内容がイマイチ。もちろん参考になるというか、自分がやってきたことの確認として役立つことはあったけど…

不思議の、目標達成、歌に、グループ、人間の、僕が

最近読み終えた本。『不思議の国のアリス』 (ルイス・キャロル、河合祥一郎訳、角川文庫、2010年) 松本市立美術館で開催中の不思議の国のアリス展に行く前の予習で。児童文学である原作読んだことなかったけど、かなりハチャメチャな物語だったなー。『目標…

犬が、神さま、人の、ママは、医療を、親愛なる、知の

最近読み終えた本。『犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと』 (大塚敦子、角川文庫、2019年2月) 小児病棟にセラピー犬を導入した聖路加国際病院。小児がんや難病を患う子どもたちと、トータルケアを実践する医療従事者の記録。終始ウルウ…

日本の戦争Ⅲ、歴史戦と、アイランド

最近読んだ本。『日本の戦争Ⅲ 天皇と戦争責任』(山田朗、新日本出版社、2019年7月) 類書も読んだことあるけど、最新の資料分析もふくめ検証。さすが山田さんという、昭和天皇のアジア太平洋戦争時の役割と責任論を整理。細部へのこだわりと執着。はやり歴史…

「当事者になる、というのは、エンパワーメントである」

『当事者主権』(中西正司・上野千鶴子、岩波新書、2003年)を読み終える。 以下、自分用のメモ。「当事者とは、『問題をかかえた人々』と同義ではない。問題を生み出す社会に適応してしまっては、ニーズは発生しない。ニーズ(必要)とは、欠乏や不足という意…

健康で文化的な、マルクス&エンゲルス

最近読んだ漫画。『健康で文化的な最低限度の生活(8)』 (柏木ハルコ、小学館、2019年7月) 8巻目は、たぶん初めてかもという希望ある終わり方。ケースワーカの奮闘。複雑で困難な事例を1つひとつ解きほぐしていく。『マルクス&エンゲルス 1』(野口美…

6月後半は出張が多く、まあまあ読めた。

最近読み終えた本。『さまよう遺骨 日本の「弔い」が消えていく』 (NHK取材班、NHK出版新書、2019年3月) ひとり世帯の増加、家族関係の希薄化などの影響もあり、遺骨が墓に納まらずさ迷っていると。いろいろ勉強に。日本は死んだあとも自己責任が貫かれてい…

看護師、エリノア、世界人権、災害看護、新宿ナ

最近読み終えた本。ソワニエ読書日記と人権講座の準備本を読むのでせいいっぱいな感じ。6月後半は出張が多いので、もっと読めるかな。『看護師という生き方』(近藤仁美、イースト新書Q、2018年) ソワニエ読書日記3冊目。看護師って、どういう職業?いまの看…

『対象喪失 悲しむということ』(中公新書)

『対象喪失 悲しむということ』(小此木啓吾、中公新書、1979年)を読み終える。 ソワニエ読書日記の4冊目。著者は、精神科医・精神医学者。対象とは、愛情や依存の対象。それを失ったときの精神構造と悲哀の分析。2015年で33刷という、超ロングセラーです…

ひとつむぎ、本当に、極夜行、いのちとがん

最近読み終えた本。5月に入ってから、漫画『宇宙兄弟』を1巻から35巻(最新刊)まで順次読んでいた影響もあり(?)、本はまだ4冊だけ。 『ひとつむぎの手』(知念実希人、新潮社、2018年) 看護学生さんに紹介する「ソワニエ読書日記」1冊目。心臓外科医…

資本論の、隔離を、自由への、空をゆく、大丈夫。

最近読み終えた本。というか、今月読んだ本。出張が少ないと、やっぱり本も読めないことが判明。まあ、しゃあない。『「資本論」のなかの未来社会論』(不破哲三、新日本出版社、2019年3月) 資本主義の「必然的没落」の法則性、「生産手段の社会化」でどんな…

定時で、パリで、読書、パリで、父が、山登り、安倍増税

最近読み終えた本。『わたし、定時で帰ります。』(朱野帰子、新潮文庫、2019年2月) お仕事小説。職場のまわりのスタッフが残業しているなか、定時になるとスパッと帰り中華料理店で生ビールぷはー、の主人公。後半、仕事中毒の元彼とのかけひきが。ぷぷって…

軽い本に比重がいってます

最近読み終えた本。あまり難しい本は敬遠気味。小説多し。3月は軽い本ばかりになる気がする。『誰も置き去りにしない社会へ 貧困・格差の現場から』 (平松和子・鳫咲子・岩重佳治・小野川文子・吉田千亜・上間陽子 ・飯島裕子・山野良一・荻野悦子・中嶋哲…

82年、春秋山伏、サイレント、生きづらい、去年の冬

最近読み終えた本。『82年生まれ、キム・ジヨン』 (チェ・ナムジュ、斎藤真理子訳、筑摩書房、2018年) 韓国でベストセラーになったジェンダー小説。つねづね、ジェンダーギャップ指数で下位の日本よりさらに韓国が下なのが疑問でしたが、こんな現状があった…

仕事術という、チームワーク論

『プレイングマネージャー 「残業ゼロ」の仕事術』 (小室淑恵、ダイヤモンド社、2018年)を読み終える。 本屋でたまたま目に入ってきた1冊で、即買い。小室さんの本は、『労働時間革命』(毎日新聞出版社)以来2冊目。ワークライフ・バランスを実現するた…

病院薬剤師が主人公の漫画

久しぶりの漫画読み。 『アンサングシンデレラ(1)~病院薬剤師 葵みどり』 (荒井ママレ、徳間書店、2018年)病院薬剤師が主人公って、ほんとなんでも漫画にしちゃう日本。いろいろ知らないことが多い薬剤師のお仕事。地味だけどチーム医療に欠かせない存在だ…