長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

読書記録

82年、春秋山伏、サイレント、生きづらい、去年の冬

最近読み終えた本。『82年生まれ、キム・ジヨン』 (チェ・ナムジュ、斎藤真理子訳、筑摩書房、2018年) 韓国でベストセラーになったジェンダー小説。つねづね、ジェンダーギャップ指数で下位の日本よりさらに韓国が下なのが疑問でしたが、こんな現状があった…

仕事術という、チームワーク論

『プレイングマネージャー 「残業ゼロ」の仕事術』 (小室淑恵、ダイヤモンド社、2018年)を読み終える。 本屋でたまたま目に入ってきた1冊で、即買い。小室さんの本は、『労働時間革命』(毎日新聞出版社)以来2冊目。ワークライフ・バランスを実現するた…

病院薬剤師が主人公の漫画

久しぶりの漫画読み。 『アンサングシンデレラ(1)~病院薬剤師 葵みどり』 (荒井ママレ、徳間書店、2018年)病院薬剤師が主人公って、ほんとなんでも漫画にしちゃう日本。いろいろ知らないことが多い薬剤師のお仕事。地味だけどチーム医療に欠かせない存在だ…

日本の戦争Ⅱ、硫黄島、200歳のマルクス

最近読み終えた本。『日本の戦争Ⅱ 暴走の本質』(山田朗、新日本出版社、2018年) 全7章のどれも勉強になったけど、第1章「軍備拡張競争の実態:建艦競争を中心に」は、「抑止力」の名で軍備拡張を続ける現在の日本と重なる。凄まじい浪費性と結果としての国家…

資本論、日本が、狭小邸宅、料理は、ひめゆりと

最近読み終えた本。そんなに難しいものは読んでないですね・・・。『「資本論」刊行150年に寄せて』 (不破哲三、日本共産党中央委員会出版局、2017年) しんぶん赤旗の連載読んでたから、まいっかと読まずにいたけど。資本論のことをちょい書かねばならない事態…

西郷隆盛、マルクスの哲学思想、革命前夜、親の介護

最近読み終えた本。『西郷隆盛〈新装版〉』(池波正太郎、角川文庫、2006年) 昨年、明治維新関連の学びをちょこちょこしてきて、その続き。かなり前に買って自宅の本棚に置いてたのを先日発見。さすがの池波さん。読ませる伝記小説になっていた。昨年の大河ド…

『また、桜の国で』

『また、桜の国で』(須賀しのぶ、祥伝社、2016年)を読み終える。 今年1冊目の読書。ひとつの大河ドラマに浸れた感じ。第二次世界大戦下のワルシャワが舞台。大国の狭間でつねに侵略を受けてきた街のなかでの不思議な結びつきと、「互いを信じる」生き方を…

沖縄報道、アメリカの、カジノミクス、あん、夜更け、他力

最近読み終えた本。今年、あと何冊読めるかな~。『沖縄報道~日本のジャーナリズムの現在』 (山田健太、ちくま新書、2018年10月) 沖縄の米軍基地問題を通して、日本のジャーナリズムの脆弱性とその構造を明らかに。新書だから表面的な分析かと思いきや、歴…

まんが学習シリーズ『日本の歴史』を読んでます

今年は明治維新150年で、ぼくも明治時代の学習ちらほらしてるけど、どーしても頭に入ってこない感じが。(イメージがわかない) で、全体の流れやイメージをつかもうと、角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』(2015年刊)の11巻「黒船と開国」・12巻「明治…

被抑圧者の、知っては、隠れ、邪悪、来ちゃった

最近読み終えた本。『被抑圧者の教育学ー50周年記念版』 (パウロ・フレイレ著、三砂ちづる訳、亜紀書房、2018年5月) ブラジルの教育学者。一方的に知識を蓄えさせる「銀行型」教育は抑圧者の方法論であり、対話にもとづいて共に課題や変革のための意識化を築…

ほとんどない、表現の自由、右派は、イマドキ、健康法、ある男

最近読み終えた本。『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』 (小川たまか、タバブックス、2018年7月) 性暴力を取材してきたライターさんが、自身のブログを加筆しまとめた本。タイトルに凝縮されているけど、ぼくふくめ、男性には見えて…

『独裁体制から民主主義へ』 戦略計画の必要性・・・!

『独裁体制から民主主義へ~権力に対抗するための教科書』 (ジーン・シャープ著、瀧口範子訳、ちくま学芸文庫、2012年)を読み終える。 アメリカの非暴力闘争研究者による独裁政権打倒の戦略と方法論。またその考え方。なるほどとうなずく内容ばかり。金曜日…

今年も80冊ぐらいかなあ。

最近読み終えた本。さいごの『神に守られた島』で今年69冊目。昨年からの介護生活で自宅読書時間が大幅に減り、去年も80冊ちょい。今年も同様のペースです。ふう。『戦争と性暴力の比較史へ向けて』 (上野千鶴子・蘭信三・平井和子〈編〉、岩波書店、201…

神様の、看護の心、生活保護と、酒の、目の見えない

最近読んだ本。相変わらず、むずかしそうな本は読んでいません。はい。夏ですから、ええ。『神様のファインダー 元米従軍カメラマンの遺産』 (ジョー・オダネル写真、坂井貴美子編著、フォレストブック、2017年) 原爆投下後に日本に来た海兵隊カメラマンのジ…

下町、死ぬくらいなら、死の、風に立つ

最近読み終えた本。相変わらず、ノロノロと読書をしています。『下町ロケット ガウディ計画』(池井戸潤、小学館文庫、2018年7月) 前作と同レベルの面白さ。技術へのこだわり。なんのために仕事をするのかの目的とビジョン。大事だね。『「死ぬくらいなら会社…

国体論、晴れたら、神様から、チームで、軍事主義と

最近読み終えた本。『国体論―菊と星条旗』(白井聡、集英社新書、2018年4月) 国体概念を通して、1868年~1945年の近代前半、1945年~2018年の近代後半に共通する構造と再現性を把握。現局面が破滅過程というのは実感するところ。史的唯物論じゃないんだよね~…

応用していきたい、『OTS 実践ガイド』

『OTS 実践ガイド』(香取一昭+大川恒、英治出版、2018年6月)を読み終える。 オープン・スペース・テクノロジー(OTS)とは、フラットな人間関係のもとで、自由にアイディアや行動へのエネルギーを生み出す場づくりの手法。企業やコミュニティでの実…

『フォト・ドキュメント いのち抱きしめて~在宅介護13年』

『フォト・ドキュメント いのち抱きしめて~在宅介護13年』(田辺祥子〈文〉田邊順一〈写真〉、日本評論社、2002年)を読み終える。 ソワニエ読書の1冊。難病の進行性核上性麻痺を患った田辺肇の介護生活を中心に。妻の田辺祥子は岩波書店の編集者。在宅介…

運動に活かせる、『ザ・コーチ』(谷口貴彦)

『ザ・コーチ~最高の自分に気づく本』(谷口貴彦、小学館文庫、2016年)を読み終える。 副題がイマイチだけど、良書です。目標、目的、ゴール、ビジョン、夢。これらの言葉の定義をはっきりさせつつ、関連性と具体的行動やモチベーションを引き出す基本スキ…

武藤将胤著『限界を作らない生き方』

『限界を作らない生き方 ~27歳で難病ALSになった僕が挑戦し続ける理由』 (武藤将胤、誠文堂新光社、2018年6月)を読み終える。 クレイジー(すごいという意味で)と呼ばれる人間になりたかったという、ひとりの若者が難病のALSになってからのチャレンジを…

訪問看護師、万引き、人が病気で、部長、職場のハラ

最近読み終えた本。あんまり難しい本読んでませんね。『訪問看護師ががんになって知った「生」と「死」のゆらぎ』 (川越博美、日本看護協会出版会、2017年) ソワニエ読書日記6冊目。白血病となった著者の体験と、訪問看護の実践と模索。わが家も在宅ケア真っ…

憲法が、5時に、UNITE!、いつまでも

最近読み終えた本。今は日常生活のなかで本を読む時間がとりにくので、出張の移動時間に集中して、という感じ。『憲法が生きる市民社会へ』 (内田樹・石川康宏・冨田宏治、日本機関紙出版センター、2018年5月) 2月に西宮で行われた3者の鼎談の書籍化。若マ…

相変わらずの乱読とソワニエ読書日記

最近読んだ本。ソワニエの授業が始まり、そちら関連の本が多くなっています。『ソウルの市民民主主義~日本の政治を変えるために』(白石孝編著・朴元淳ほか著、コモンズ、2018年3月) 韓国が熱い。ソウルが熱い。そして読むものの胸も熱くなる。そんな本。韓…

『変えてはいけない憲法9条』(学習の友社)

『変えてはいけない憲法9条』(山田敬男・杉井静子・小沢隆一編著、学習の友社、2018年5月)を読み終える。 現在の憲法問題をQ&Aでまとめたブックレット。学習運動に関わる学者・運動家が執筆。私も、「若者は憲法問題をどう見てる?対話で大切なことは」「労…

ネコの、日本軍兵士、子どもの人権、21世紀を

最近読み終えた本。『ぼくはネコのお医者さん~ネコ専門病院の日々』 (東多江子/文、講談社青い鳥文庫、2018年2月) 私も猫を2匹飼っている。日本では、飼い猫の数は増え続け、ついに飼いイヌの数を上回ったそう!猫も生き物ですから、いつも健康というわけ…

もしドラ、資本論探究、空に、絶滅の、これでは、プロパガンダ

最近読み終えた本。なんの系統性もないですな(苦笑)。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海、ダイヤモンド社、2009年) いまさらながらの『もしドラ』。面白かったなー。組織マネジメントはほんとに重要だ…

『学び合う場のつくり方』(中野民夫)

『学び合う場のつくり方~本当の学びへのファシリテーション』 (中野民夫、岩波書店、2017年)を読み終える。 ファシリテーション本6冊目。1章の、大学での「参加型授業」の苦労や工夫が参考になった。これだけの細かい配慮や気配りが、学びの場をつくる側に…

ワンオペ、なぜ女性は、ファシリ、夢を、人間の尊厳

最近読み終えた本。『ワンオペ育児―わかってほしい休めない日常』 (藤田結子、毎日新聞出版、2017年6月) 実際に「ひとりだけ」で育児をしている母親などに多数取材。実状がよくわかる。父親がなぜ育児をしない(できない)のかも多面的に。さらに保育園問…

ファシリテーター、桜の下で、健康で文化的な6

最近読み終えた本。『ザ・ファシリテーター 人を伸ばし、組織を変える』 (森時彦、ダイヤモンド社、2004年) ファシリテーション本4冊目。小説仕立てでファシリテーションのもつ意味と力が理解できるようになっている。「議論の過程で起こる化学変化を楽しむ…

ファシリテーション本を読んでいく

最近読み終えた本。ファシリテーション本を今月は集中的に読みます。『ファシリテーター養成講座ー人と組織を動かす力が身につく!』 (森時彦、ダイヤモンド社、2007年) ファシリテーションとは、「集団で何かをするときの基礎スキル」になるもの。企業利益…