長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

人間論講座が開講

きょう(15日)は、科学的社会主義の人間論講座
1回目「考えることができる―人間の知性について」でした。
参加は5名。たしかに人数的には少なかったですが、
学ぶ意欲にあれた人たちでしたので、
とてもよい時間になったのではないかと思います。
なんとかスタートがきれました(汗)。

私が、休憩をはさんで1時間45分もしゃべってしまい、
じゃっかん盛り込みすぎ。
講義後、感想交流で、講義を深めあいました。

以下、5人の感想文です。


「言葉の豊かさが、考える力、理性を育むんだと思った。
そのために、本を読む、他者と交わる、が大事だなー」

「今日も勉強できた。知性と理性を学んだ。
今まで考えたこともなかった。また家で復習します。
物事を認識すると、物事の見方がちがってくる。
まさに自分が今まで“労働組合はやってくれる”と
思っていたのだが、皆自分と同じ認識で組合を
つぶした。そして、本年度からあわてて勉強する
気になった。47歳から48歳になりましたけど、
20年前に今の気持ちがあればよかったのに」

「人間って、すごい“賢い”人だったんだなぁー。
でも、自分は“知性”である“言葉”がまだまだ
豊かではないなと思った。言葉を豊かにする
努力が必要だ!」

「知性をコントロールするのが理性、というところに
納得。資本の論理で、現象を伝えようとするマスコミ
の特徴を、理解し、自ら学ぶことで、批判的に
とらえる力をつけることができると思いました」

「『言葉なくして考えることはできない』と聞いて、
そうだなぁと思いました。考える道具としての『言葉』。
『豊かなことばを獲得できると、豊かにものごとを
考えるベースになる』がとても興味深かったです。
自分の使っていることばをまた考えながら豊かに
していきたいと思います。
 『感情は認識の無意識的な結論』について、思い
あたるフシがあり、このことについては、もっと
考えてみたいです。とても多くの気づきがあり、
勉強になりました。ありがとうございました」