長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

哲学の語り方

倉敷「ものの見方・考え方」講座は、

今日で最終回。5回目。

 

哲学の語り方、

わたしはかなり確信的に「これだよな」という

方向性をつかんできました。

 

いわゆる哲学の根本問題って、

ほとんど語りません。

物質が根源か、精神が根源か、みたいな。

(大事さはもちろん否定しない)

 

弁証法の難しい概念も、

大胆にスルーしちゃっていいと思います。

(講義では。テキストなどでは必要です)

 

ようは、私たちが日常活動のなかで、

どう唯物論と弁証法の立場や姿勢で

ものごと・対象を見られるようになるのか、

そのための問題提起としたいのです。

 

そしてそれを阻むものはなんなのか。

その構造・背景など。

 

あと、やっぱり「集団で認識すること」の大事さ。

個人の認識って、そりゃ、狭くなるし、ゆがむんです。

どうしたって限界がある。

 

唯物論も弁証法も、集団の力を必要としているんです。

 

だから、「伝えあう」「集団で対象を調査・研究、認識する」

「討論する」「相談する」などが大切だと思います。

 

これまでの哲学のテキストって、

そこの強調が弱いんじゃないかと。

 

 

そんなこんなで、「哲学の語り方」を

豊かに、日々革新しながら、

いつかまとまった形にしたいなーと思っています。

 

 

今日の講座は

18:30~くらしき健康福祉プラザです。