最近読み終えた本。
『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』(渡邉格、講談社、2013年)
すんごく面白かった。
パンづくり(主に菌の話ね)とマルクス資本論。
まったく交わりそうにない要素が、交差しながら展開。
その詳細は・・・
・・・と書きたいところですが、
じつは、この本を読んだ次の日に、
この本の書評を書いてほしいと、
とあるところから頼まれまして。
すごい偶然。いや、必然なのか。
よくわかりませんが、
2月頭しめ切りで、660字の書評を書く予定です。
感想はそのときに、また。
『手と道具の人類史ーチンパンジーからサイボーグまで』
(関昌家・鈴木良次編集、協同医書出版社、2008年)
春先ぐらいまでのMy 学習テーマは「人間の手」。
これまでも「手」については関心が高くて勉強してきて、
何年か前にこのテーマで長めの文章を
学習協の会報に書いたことがあるんですが、
いつか、
『わたしの手、つながる手』みたいなタイトルの本を
書きたいと思ってるんですよね。
いろいろな角度から「手」って語れるんですよ。
社会的に手をつなぐことの意味についても。
本書もたいへん勉強になりました。
「にぎる」と「つまむ」の機能的把握が明確に。
ほかにもたくさん問題意識をもらいました。
作業療法士さんの研究シンポジウムというのがユニーク。
そして参考文献で読みたい本もたくさん。
これは面白いことになりそう。
(もちろん運動上も役立つと思って深めたいんです)