長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「腐る経済」、手と道具の人類史

最近読み終えた本。

 

 

『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』(渡邉格、講談社、2013年)

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すんごく面白かった。

 

パンづくり(主に菌の話ね)とマルクス資本論。

まったく交わりそうにない要素が、交差しながら展開。

 

その詳細は・・・

 

・・・と書きたいところですが、

じつは、この本を読んだ次の日に、

この本の書評を書いてほしいと、

とあるところから頼まれまして。

 

すごい偶然。いや、必然なのか。

よくわかりませんが、

2月頭しめ切りで、660字の書評を書く予定です。

 

感想はそのときに、また。

 

 

 

『手と道具の人類史ーチンパンジーからサイボーグまで』

(関昌家・鈴木良次編集、協同医書出版社、2008年)

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春先ぐらいまでのMy 学習テーマは「人間の手」。

 

これまでも「手」については関心が高くて勉強してきて、

何年か前にこのテーマで長めの文章を

学習協の会報に書いたことがあるんですが、

いつか、

『わたしの手、つながる手』みたいなタイトルの本を

書きたいと思ってるんですよね。

 

いろいろな角度から「手」って語れるんですよ。

社会的に手をつなぐことの意味についても。

 

本書もたいへん勉強になりました。

「にぎる」と「つまむ」の機能的把握が明確に。

ほかにもたくさん問題意識をもらいました。

作業療法士さんの研究シンポジウムというのがユニーク。

 

そして参考文献で読みたい本もたくさん。

これは面白いことになりそう。

 (もちろん運動上も役立つと思って深めたいんです)