長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

キャッチコピー考

4回目のチラシつくり方講座を書こうと思って

あれこれ考える(書くのは明日だなあ)。

つぎは「キャッチコピー」についてだ。

 

ところで、今回の都知事選挙では、

宇都宮けんじ選対では「バナープロジェクト」というものの一環として、

一般市民から「キャッチコピー」の応募を呼びかけた。

 

HPによると、なんと400件以上もの「宇都宮押し」の

キャッチコピーが寄せられたという。

以下はスタッフが応募のなかからチョイスした「キャッチコピー集」だ。

 

 

これからの政治を始めよう。

ヤクザも恐れる敏腕弁護士が、東京を変える。

原発は停めたまま、民主主義を再起動!

この人は、やるよ。

東京には、強いやさしさが必要だ。

マネー主役から、人が主役へ。

気は優しくて力持ち。

やさしい東京へ、妥協なし!

誰かを切り捨てる政治はもういらない。

この人が、いた!

ブレない、焦らない、裏切らない、屈しない。

共に生きる街

真のプロフェッショナルは、現場を知っている。

生活者に寄り添う都政

東京デモクラシー、始動!

 

 

最後の「東京デモクラシー、始動!」は、選挙最終盤、

陣営の中心的な合言葉にもなった。

そして、その言葉に方向づけられて、新しい運動を創造していったのだ。

 

言葉は、人を動かす力をもっている。

そして、新しい運動を起すには、新しい言葉が必要だ。

この宇都宮選対の取り組みは、

言葉によって自分たちの運動を磨いていく

典型例を示してくれているように思う。

 

まあ率直に書きますが、

共産党もキャッチコピーは応募するべきだと思う

(パンチが弱いものが多すぎると思います)。

 

ポスターや選挙スローガンは、いつも「突然」降りてくる。

なんでもっと全国的な応募しないのかと、いつも思う。

 

言葉を磨きあうことは、民主主義を鍛える大事な要素。

キャッチコピーについては、もっともっとオープンな議論があっていい。