長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

30代ふり返り その4

30代ふり返り(31)。2008年2月~3月、全5回で、古典講座『空想から科学へ』の講師をする。これまで単発での古典学習の講師機会はあったが、連続講座は初めて。ちょうど、資本主義の基本矛盾のエンゲルス流捉え方に「問題あり」と不破さんが提起し始めた時期で、なかなかスリリングだった。

30代ふり返り(32)。月刊誌『学習の友』2008年5月号~8月号まで、4回連載で「ものの見方と人間らしさ」を執筆。33歳のとき。学習の友への初めての連載執筆だった。このうちの2つが、拙著『ものの見方たんけん隊』に収録されている。

30代ふり返り(33)。2008年7月と8月に、3回にわけて、11月に予定されていた(結局この年は中止に…)全国学習交流集会in倉敷に向けて、九州各県の労働組合などへ要請に。佐賀、鹿児島、宮崎、大分、長崎、熊本とひとり車でまわる。九州をまわるのは初めて。新しい出会いも楽しかった。

30代ふり返り(34)。2008年11月に予定されていた全国学習交流集会in倉敷は、解散総選挙近しという緊迫した情勢(当時は麻生首相)となり、中止に。1年以上、大きな力をそそいで準備してきただけに、脱力。しかし、いま振り返れば、自分の未熟さが中止の判断に作用。34歳の苦い思い出。

30代ふり返り(35)。2009年2月~3月、不破哲三さんの『社会進歩と女性』をテキストに4回講座の講師をする。準備で文献をあさり、歴史をジェンダーの視点でとらえ直すことの大切さを深くつかむことができるように。のちの岡山労働学校『女と男のジェンダー論教室』につながっていく。

30代ふり返り(36)。月刊誌『学習の友』2009年3月号~6月号に、4回連載で「ドラマがいっぱいだ!ーものの見方と日常活動」を執筆。弁証法の法則を日常に生かす視点で書く。この連載はすべて拙著『ものの見方たんけん隊』に収録される。

30代ふり返り(37)。2009年の5月GW、真庭市のひるぜん自然の家に、おいっこめいっこ4人とその他大人たちで一泊おとまり旅。以後、毎年のGWの恒例行事として定着する。

30代ふり返り(38)。2009年8月30日、解散総選挙で民主党圧勝、自民党大敗。民主党を中心とした連立政権が誕生する。日本の政治が前にすすむと期待されたが…。

30代ふり返り(39)。2009年10月、岡山労働学校「核ZERO教室」開校。2010年のNPT再検討会議参加者も多数参加し、大きく成功する。私は、「8月6日ヒロシマー被爆の実相」「8月9日ナガサキー被爆の実相」「ヒバクシャの心の傷を追って」の3つの講義を担当した。

30代ふり返り(40)。2010年5月から、月1回、岡山市足守のもみの木保育園の職員学習会に。1年目は「ものの見方・考え方」、2年目は「社会発展史」、3年目は「日本国憲法」。それぞれ10回の講義。若い職員さんの変化と成長の手伝いができ嬉しかった。