長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

30代ふり返り その8

30代ふり返り(71)。2013年9月7日~15日。結婚10周年記念のスペイン旅行。初めての欧州。なにもかも新鮮。街の統一感、古さを大事にする価値観に感動。ピカソの「ゲルニカ」など、たくさんの芸術にもふれる。いちばんの思い出はやはりバルセロナ。洗練された街。また必ず行きたい。

30代ふり返り(72)。2013年10月開校の86期岡山労働学校は「超入門!資本論教室」。講師を担当。資本論を講義するのはこれが初めて。初めて読んだのはたしか23~24歳ぐらい。それからちょこちょこつまみ読みはしてきたけど、本格的に資本論に向きあえて、幸せな時間でもあった。

30代ふり返り(73)。2013年11月はとにかくモーレツに忙しかった。息つくひまなし。ぼくは頼まれたら断れない性格。なんでも引き受けてしまう。でも、この「安請けあい」が、自分を成長させてきたとも思う。長所であり短所。これが40代でどう展開するのか、楽しみでもある。

30代ふり返り(74)。2013年11月号~2014年8月号まで、月刊誌『学習の友』で「ぼくが絵本から学んだこと」のミニエッセイを連載。いや、ほんとうに、絵本から学んだことは数知れず。大人こそ、絵本を読もう!の気持ち、伝わったかしら。

30代ふり返り(75)。2013年12月、2週続けて沖縄に。1回目は岡山民医連平和ゼミナールの沖縄フィールドワーク、2回目は名護市長選挙の応援に。どちらも貴重な経験に。今年はまだ沖縄行けてないけど、知事選挙の応援に可能なら飛びたい!

30代ふり返り(76)。2013年12月25日、わが家に2匹目のにゃんず、「りん」がやってくる。まったくつながりがないのに、見た目は先住猫「りく」と兄弟のような。りくとは性格も違い、くいしんぼう、やんちゃ、人なつっこい。りくとの仲もまずまずで、猫との共同生活も楽しさを増す。

30代ふり返り(77)。2014年1月、初めての著書『ものの見方たんけん隊』を出版。『学習の友』などへの連載をまとめたもので、書き下ろしは「はじめに」だけ(笑)。でも、いろんないろんないろんな反響があって、ただただ嬉しい。これからも「書く」ことで、たたかう人の役にたちたい。

30代ふり返り(78)。2014年は、春から夏にかけて、走り抜けた。87期岡山労働学校「戦争と人間教室」、毎月平均10回はある講師活動、学習運動の諸課題…。7月には映画『標的の村』自主上映会、初の北海道での講師仕事など…。自分の身体の健康度に感謝した夏。壱岐にも旅した夏。

30代ふり返り(79)。この10年間を振り返ると、まず「ほとんど病気もせずにいられた」ことがイチバンかと。年に1回風邪で寝込むかどうか。大病せずに歩むことができたこと。睡眠、食事、適度なテキトーさ。40代も、まず健康。なにより健康。これは、ソワニエの経験から学んだことでもある。

30代ふり返り(80・最終)。10年間という時間。たかが10年、されど10年。この10年間で得たこと、出会ったひと、後悔や未熟さ、自分の不均等発展。さまざまなことをまるごと抱えつつ、40代は目の前に。過去を背負いつつ前を向いて。こんなぼくですが、よろしくおつきあいください。