長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

労働組合、看護学校、平和ゼミと、民医連づくし

今日は、午前中は事務所であれこれとお仕事し、
お昼休みの時間帯は倉敷医療生協労組の
全組合員学習会7日目に。
水島協同病院での2回目でした。参加50名ちょいぐらい。

終了後、また岡山市内にとってかえし、
ソワ二エ看護専門学校での7回目の授業。
今日は「働き方」について考えました。

まず、今日も朝からせかせか働いて
ヘロヘロだったので、そのヘロヘロの自分を例にし、
「労働力とは何か」について説明。
労働力を人間らしく再生産し続けることの大事さを
指摘しました。

それを受けて、看護師の先輩達の労働条件を
めぐるたたかいの物語を紹介。
1960年の病院スト、ニッパチ闘争、
ナースウェーブ運動など。

そして「働き方」の構成要素はどのようなものが
あるだろうと質問し、目立つ要素である賃金や
労働時間だけではない、「労働条件」の多様な
部面について考えました。

もちろん、労働組合の役割についても語ってみたり。
(以下少しだけ感想を紹介)

■労働の話、感動しました。

■ニッパチ闘争というのを初めて聞きました。

■労働条件に対するストライキが過去に
何度もあったことは知っていたけど、
私たちの志す、看護の職にもそのような
過酷な労働環境があって、それに立ち向かった
人たちがいることを知りませんでした。
今の条件で働くことができる、先輩方からの
恩恵に感謝したいなと思いました。

■看護師の労働がどれほどひどいもので
あったか、驚きました。私は社会人としての
経験もありますが、労働組合(団体交渉権)で
あったり賃金、労働時間また休日など先人たちが
働くことの権利をたたかってきてくれたからこそ
生きていくことができる。今あるものがあたりまえ
ではないということがよくわかりました。

以上。

ソワ二エの授業終了後、またしても休みなく移動し、
岡山民医連の第3回平和ゼミの事務局会議。
2015年度も、7月から全10回のカリキュラムで
スタートします。
第1回の記念講演は関西勤労協の中田進さんです。


ということで、なんか民医連づくしの1日でありました。