長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

そもそも論を大事にする

7月も21日。梅雨明け。
おそろしく早い。

先週金曜日の
「労働組合たんけん隊講座」第5講義は、
台風の影響もあってか、8名の参加と最小。
「労働組合のあり方 たたかい方」というテーマ。
感想交流はすっごく盛り上がる(いつも)。

みんな悩んでるから。活動。

こういうそもそもを掘り下げる学習会って、
あんまり労働組合のなかではやられないの。
だから、ねばり強く企画していきたい。

講義でも、「そもそも論を大事にする」こと、強調。

「そもそも」とは、
「問題となる事柄を論じるのに先立って、その根源に
さかのぼって事を説き起こす様子」
(三省堂『新明解 国語辞典』第7版)

たとえば、そもそも労働組合とは、働くとは、人間とは、
賃金とは、社会とは、仲間とは、団結とは、人権とは・・・。

こうした学びや討論をときどきすることによって、
立ち返ることができる。
自分の立ち位置を確認することができる。

本質をきちんとつかんでいれば、めまぐるしく生起する
現象・情報にふりまわされない力がつく。
自分の力で考えられる。
仲間を信頼する立場にもたてる、と思う。

学習運動は、そもそも論を得意としている。
本質・原点を問い直す学びだ。

ここにこだわって、
磨きをかけていきたい。