長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

新日本婦人の会あかいわ支部で安保法制学習会

きのう(11日)の午後は、
新日本婦人の会(新婦人)あかいわ支部の
「平和カフェ」で講師仕事。

「戦後70年-安保法制と私たち」というテーマで
1時間ほど講義しました。

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パワポ1ページ目には飼い猫の「りく」。
(まだ生後数か月のときの写真です)

あかいわ支部には毎年のように呼ばれていて、
とても学習熱心なところという印象です。

今回もみなさん、いままさに山場となる情勢のなかで
学びを力にしようという姿勢で、意見交換も活発でありました。


いろいろ質問も出たのですが、
そのひとつが、NHK問題。
報道があまりにひどい、どうすれば変わるか、というご意見です。

わたしは、やはりNHKの労働者が声をあげる、
とくに労働組合の役割が大事だということを話しました。

韓国なんかでは、報道の労働者がストライキまでして
局の報道姿勢を変えるたたかいをしています。

もちろん外から視聴者が意見を届ける、抗議する、
という「外圧」が必要なことは間違いありませんが、
現場の労働者がもの言える職場、
「自分たちはこんな放送をしたくない」とたたかえる職場、
そのために、労働組合が機能しなければならないことを
お話しました。

これは、どんな問題でも共通するのかなと思いますが、
職場でたたかえる、職場でものがいえる、
「誇りのもてる仕事をさせろ」という力を職場で育てる、
そのことの大事さを、いま痛感しています。

街頭に出てのアピールはもちろん大事。

あわせて、安保法制をめぐって、
職場のなかで、どれだけ議論がなされているのか。
それが日本の大きな課題のひとつだと思います。