長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

第38回夏の勤労協大学で講師

20日の学習教育運動セミナーin島根が正午におわり、
その足で大山のホテルに移動。

15時より、関西勤労者教育協会の
「第38回夏の勤労協大学」で講師仕事でした。
2泊3日の企画に老若男女、約80名の方が参加。
さすが勤労協です。

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ということで1日目の講演として
「平和のための戦争?-積極的平和主義を考える」
というテーマで90分お話しました。
憲法、戦争法、がメイン。
しかし内容盛り込み過ぎでめずらしく時間オーバー…。

しかし、大阪の方々は、反応がわかりやすいですね。
「ほー」とか笑いとか、ストレートに伝わってきます(笑)。

講演のはじめに、
「たまたまの運動論-私が心に刻んだ『戦争の記憶』から」
ということで、 なぜ私が平和問題におおきく関心を持ち始めたのか、
その経緯について、写真をたくさんまじえながらお話したのですが、
それが良かったとの感想が多くありました。
(この話が長引いたので全体の時間が逼迫したのだけれど)

ということで、その「経緯」について貼り付けておきます。

*2003年-沖縄戦跡をめぐる
*2004年-川田忠明『それぞれの「戦争論」』
            (唯学書房、2004年)を読む
*2005年-沖縄・伊江島に行く
       阿波根昌鴻『米軍と農民』(岩波新書、1973年)を読む
*2005年-69期岡山労働学校「戦争と平和教室」
       本多勝一『中国の旅』(朝日新聞社、1981年)を読む
        -中国戦線への視点
*2005年-広島・長崎、被爆の実相を学ぶ旅に
         (原水爆禁止世界大会にあわせ)
*2005年-靖国問題の講師依頼がある
*2006年-72期岡山労働学校「日本の戦争教室」
*2008年-中澤正夫『ヒバクシャの心の傷を追って』(岩波書店、2007年)
       を読む
*2008年-鹿児島県知覧の「特攻」資料館へ
*2009年-78期岡山労働学校「核ZERO教室」
       『ヒロシマ・ナガサキ-死と生の証言』
              (新日本出版社、1994年)を読む
*2010年-反戦イラク帰還兵の会『冬の兵士』(岩波書店、2009年)
       を読む
*2011年-山口県大津島(人間魚雷「回天」の訓練施設。資料館あり)
*2013年-沖縄南部戦跡ガマもぐりツアー
*2013年-韓国スタディーツアー
*2015年-ポーランド・アウシュビッツを訪れて



この日は大山のホテルにとまり、
参加者のみなさんとも交流し楽しい夜となりました。
さすが大阪、という感じの雰囲気でした。

みなさんありがとうございました!