長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「青年部として若い人を入れていきたい!」

きのう(7日)の岡山市学童保育指導員労組の
学習会には約20名が参加。
みなさんお仕事終えて集まってきて、
22時ぐらいまで熱心に議論しておられました。

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ぼくは質疑応答ふくめ1時間少々で、
「労働者の立場と労働組合の役割」という
基本のところをお話しました。

みなさん熱心に聴いていただき、
質問もたくさん出されました。
お力になれたようでよかったです。
今年中にもう1回、「働くルール」について学ぶ
学習会が行われる予定です。


以下、きのうの感想文をご紹介します(一部)。

■学生の頃学んだはずの労働三権を学びなおしできて
良かったです。まったく身についていないのが悲しい
ですが、自分が労働者となって初めて分かることも
たくさんあるので、学ぶことはとても大切だと
思いました。本日はたいへんありがとうございました。
権利を行使するために、仲間を増やす。これをがん
ばっていこうと思います。

■組員の一員として参加させて頂き、知ることの大切さ
を感じながら勉強させて頂きました。人間らしい生活
を求めて=子どもたちのためになる。子どもと接する
中で感じる部分もあり、考えさせられました。また、
働くルールは幅広い労働者にも当てはまる共通のルール
として作られたことに、改めて、労働組合をつくり、
たたかうことの意義を感じました。貴重な講義をあり
がとうございました。

■先生のお話はたいへんわかりやすく、なぜ労働組合が
必要なのかが理解できました(わかってはいるつもり
でしたが、なるほどと思うことばかり)。私たちの仕事
の場合、ゆとりのなさは、子どもたちにかえってきて
しまいます。理解はできた(つもりですが)、さて、
そしたら、どうしたら改善していけるのか…つぎは
行動でしょうか。

■毎日、あわただしく仕事をしている中では、労働者
として持っている権利について考えられていない。
今回改めて長久先生のお話をきいて、しくみがわかり、
ゆとりを持って働くことがよりよく生きることに
つながり、子どもたちにかえしていくことができる
のであると考えさせられた。人としての権利をもっと
学ぶ機会が自分には必要だと思った。今日はありが
とうございました。

■人間らしい生活=ゆとりである。ゆとりがあることで、
心の余裕や気力などができたりする。子どものためにの
労働条件を自分たちでよくしていく必要があるなあと
思いました。自分たちだけでなく、一緒に働いている
指導員、保護者の力も借りて、“子どものために”改善
をしていきたいと思いました。自分たちの生活を安定
させていくことは自分たちがしっかり働いていくこと
でもある。1人ではなく、みんなで組合員で組合活動を
やっていきたいと思いました。青年部として若い人を
入れていきたい! 気持ち新たに明日から頑張っていき
たいです。ありがとうございました。

■毎日のゆとりのなさに嫌になることがたびたびあり
ます。本を読むこともままならない忙しさです。自分
自身がゆとりをもって余暇を楽しめるように、今年中
には、改善しよう!!

■「ゆとり」の中に、空間・時間・気力と言われました。
本当に、気力がなければ、子どもにやさしくできない
ですね。精神状態、健康状態がギリギリの時は、最低の
対応になっているようです。働く意味を改めて考え
深めたいと思います。

■今日は、学童指導員にもスポットをあててくださった
話がとても良かったです。働き続けられる職場にする
ことは、子どものためにつながること、がすんなり
入ってきました。ありがとうございました。

■民主主義についての定義にはっとしました。当事者
として意思決定に参画できること、ということが、
今の自分にあてはまるかと振り返りました。ありが
とうございました。

■労働組合の歴史を聞くことで組合の必要性を実感
できたような気がしました。「人間らしい働き方」
「よりよい生活のために」、そして「ゆとり」…
をもった生き方をするために。それは、本当に大切な
ことだと思います。今日はありがとうございました。