長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

生活のゆとりと人間らしさ(感想文)

先日(11/27)のあゆみ保育園保護者会での
学習会感想文が届いたので、そのまま紹介します。
テーマは「生活のゆとりと人間らしさ」です。

■「生活必需品にも消費税がかかる」(ことがおかしい)と
いうのがとても衝撃的だった。今までの生活の中で、日本
ではそれが「あたりまえ」だとおもっていたが、貧困により
生活の根底が崩れると、生活を維持したり、ゆとりを保つ
ことができなくなってしまうため、決して「あたりまえでは
ない」のだということを感じた。様々なことに対して、
「知ること」の大切さを改めて感じた。(保護者)

■今回の学習会に参加して、改めて「生活」や「ゆとり」
について考える時間を持つことができました。自分の
「ゆとり」のなさで家族に与える影響も大いにあるんだと
念頭において生活を見つめ直してみたいなと思いました。
ありがとうございました。(保護者)

■今までにないテーマでしたが、とてもいいテーマだった
と思います。こういう場をこれからも繰り返しつくって
ほしいです。憲法12条を常に心のかたすみにおいて
意識していこうと思いました。どうしても自分のおかれ
ている状況が当たり前、しかたないと思わされているので、
いろんなことを知って自分の状況を他と比較したり、
他の視点から見る機会をたくさんつくりたいです。(保護者)

■いろんな気づきがありました。子育てにかかるお金を考え
ると、行政に不満がつのります。もっとみんなが問題意識を
持って投票に行ってくれるといいのですが…。(保護者)

■生活のゆとり=今の私は「寛容」かなと思います。日々、
自分への挑戦とか言いながら遊び?ながら楽しみながら
仕事と育児にトライしています。(保護者)

■当たり前に過ごし、接している「生活」について改めて
ちゃんと考えさせられました。また、皆様の考えを共有
できる場があるということがすごいと思います。今回初参加
でしたが、また参加したいです。(保護者)

■今まで当たり前だと思っていたことは、そうではないと
わかりました。主人が昨年会社でストライキをするんだと
言い、実行していました。自分の職場はサービス業なので
とてもそれに対して実行していいのか?大丈夫なのかと
心配していました。でも、今日の話を聞いて、本当は大切な
ことだったんだなとあらためて思いました。(保護者)

■「人間らしさ」という言葉が存在する背景には、「人間
らしくない」働かせ方や生活の実態があり、さらにその
根底にいまのひどい政治や社会の歪みがあるのだという
ことがよく理解できました。憲法が変えられようとする
動きがあるいま、子どもたちの未来のために、わたしたちの
不断の努力で日本が誇る平和憲法を守り抜いていかないと
いけないと改めて思いました。(保護者)

■長久先生の話や、保護者の方の話を聞いて、初めて知る
ことがたくさんあったので、自分自身もっと、政治などに
ついて勉強していかなければいけないと思った。(職員)

■長久さんの話は、以前聞いたことはありましたが、いろ
いろと経験を積んできて改めて聞くと、また違った視点から
話を聞くことができました。働くことの意味や、憲法・
政治についてもっと真剣に考えていかないといけないなと
思いました。自分なりにできることを少しずつでもして
働く環境や福祉全体が良い方向に向かっていくといいなと
思いました。(職員)

■貴重なお話をありがとうございました。改めて自分の
生活について見つめることができました。自分のことや
自分の生活を大切にするために何ができるか考えると、
「知ること」をやめちゃいけないなと思いました。(職員)