長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

ストライキを構えてはじめて対等に近づく

きょう(12日)は午前中、生協労組おかやまの執行委員会にて
「ストライキ」についての学習会講師。50分ほど講義しました。

f:id:benkaku:20160312135200j:plain

世界のストライキ集、ストライキのそもそも、
ストライキの歴史、労働基本権としてのストライキ、
労働法のなかでのストライキ、ストライキの構え方など。
まさにストライキづくし!! でした。

もちろん生協労組おかやまも、
この春闘でストライキをかまえて団体交渉にのぞみます。

団体交渉だけだと、労働条件の改善を使用者に
「お願いする」という域をでません。どうしても。
力関係はあくまで使用者のほうが上です。

だから、“伝家の宝刀”、
ストライキが人権として認められているわけです。
ここまでして、初めて労使の力関係が対等に近づくのです。
(あくまで“近づく”だけで、完全に対等にはなりえません)

ストライキのそもそもを、
もっと学習運動としても広げたいなあと思います。