長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

民主団体は財政基盤がつねに頭痛のたね

今日はちょこちょこと集金に。
年度末は、いちばん「自転車操業的やりくり」の
時期なんですよね。がんばってお金集めないとね。

いわゆる民主団体のおおきな課題のひとつは、
どう財政を確立するか、でしょう。
運動上できることの範囲も財政基盤の大きさに
ある意味かかっています。
専従配置も財政しだいです。

でも民主団体の多くは、構成員や会員、読者から
ほそぼそと会費や機関紙代をあつめ、やりくりしている。
集金ははっきり言ってたいへんです。

そして必然的に、「人びとの財布の中身がキビシクなると、
運動財政にも直接間接に影響」してきます。
不況や雇用問題は、民主団体にとっても宿敵です。

たとえばこれだけ非正規労働者が増え、
生活キツキツの人に、「読者になって」「会員になって」
というのは、心苦しさを感じます。正直。
『学習の友』1冊500円というのも、申し訳ない気持ちです。

もちろん、自信をもって中身はおすすめしたい。
運動の一員に自覚的になってもらいたい。
でも先立つものは、必ず必要なんです。
お金のことを考えなくてもいい運動はないです。

学習運動も、ほとんどの都道府県では、
専従を配置できていません。
岡山に専従がいるのはある意味奇跡です。

どう財政基盤を強化し、運動を攻勢的に
すすめていけるのか。頭の痛い問題です。


なんてことを考えながらも、今日は暖かいですね。
気分はウキウキ上昇です。
明日は久しぶりに東京で会議。日帰りです。