長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

親子関係のみえにくさ―「共助義務」のリスク

『健康で文化的な最低限度の生活(4)』(柏木ハルコ、小学館、2016年9月)
を読み終える。

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3巻目に引き続き、生活保護の扶養照会がメイン。
親子関係の見えにくさ。それを他者が判断する難しさ。

自民党の改憲草案では「家族の助け合い」が
義務化されていますが、この問題、重要です。
「共助義務」のリスク。

主人公の新人公務員が悩み葛藤する姿を通して、
読者に考える余地をあたえてるところがこの漫画の良いところですね。

つづきに期待したいです。