長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

主要政党の綱領を比べてみよう

きのう(29日)の午後は、民青同盟岡山県委員会の
連続教室8回目。
「主要政党の綱領を比べてみよう」というテーマでした。

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綱領比較のまえに、
政党をみる視点についていくつかのポイントを述べました。

◇日本の現状をどう分析しているか
 *社会・経済問題、国際関係の現状と原因をどうみて、
  どういう処方箋を描くのか
◇政党の活動資金はどこに依拠しているか
 *それは、「誰のために政治をするのか」ということに大きく影響する
◇言っていること(掲げていること)と行動が同じかどうか
 *信頼関係の基礎は、ウソをつかない、裏切らないこと。言葉と行動の一致。
◇女性議員の割合はどれだけか
 *国民の半数は女性。女性の声を政治に反映させる保障。
◇近代社会の政党として
 *国民の人権(個人の尊厳)をまもる立場に立っているかどうか
◇社会や政治を「誰と」変えようとしているか

という感じです。

このあと、自民党、民進党、公明党、共産党、
日本維新の会、社民党の歴史や概要についてそれぞれ説明。

さらに各政党のかかげる綱領や綱領的文章について
ざっくりと中身をみていきました。
いまは政党のホームページにいけば簡単にみれますし、
コピペすれば簡単にまとめての資料がつくれます。

ちなみに、各政党の綱領の文字数も調べてみました。
自由民主党  約2000字(平成22年綱領)
民進党    約1200字
公明党    約4800字
日本共産党  約14000字
日本維新の会 約1100字
社会民主党  約6200字

綱領の分量からも、その政党が綱領をどう
位置づけて、活動の指針にしているのかが、
かいまみれるような気がします。

参加者も、各政党の綱領に
興味津々だったようです。