長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

パブみたいな労働食堂で「たまたま」から生まれるもの

「お好み焼き食べに行こう」

昨夜の労働食堂(岡山医療生協労組)に
そう誘われてきた彼。

お好み焼きを食べる場で学習会が行われているとは知らず、
ふらふらと入ってきた彼。
学習会によくわからないまま参加した彼。

ジッとぼくの30分ほどの話を聞き、
その後みなの感想を聞いていた彼。
昨年12月に岡山医療生協に転職してきたそう。

そして彼は、こう語った(超要約)。

「前は医療機器メーカーで働いていて、夜11時12時は
あたりまえ。会社に何かを言うなんてありえなかった。
こうやってみんなで交渉できる労働組合があること自体
に感動してます」

ちなみに昨夜の学習会テーマは“労働組合のたたかい方”。
ぼくは、労働組合にふれるきっかけなんてなんでもいいし、
そういう“たまたま”をたくさん準備するのが大事と強調した。

昨夜も“たまたま”のなかからいろいろなものが生まれた!
と思う。

玉野の職場からわざわざ参加しにきている女性は、
「月に1度のこの場がウップン晴らしになってる」
と語っていた。

最初に労働食堂にふれたとき、
「パブみたいだな」と思ったが、
ちょいパブリック(公共的)な空間でありながら、
自分が表出できて、出会いと学びがあって、
美味しいものを囲んで語りあえる。

こういう空間が広がってほしい。

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