長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「時間を使うことも主権が私たちにあるのだなと気づいた」

昨夜(2日)は倉敷医療生協労組の青年部有志学習会。
テーマは「労働時間とはなにか」。
参加は3人でしたが、めちゃ楽しかったです。

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労働時間を考えることは、
自分の人生にこだわることであり、生活を考えること。
時間に使われるか、時間をアゴで使うか。
労働時間のそもそも、休日・余暇のそもそも、
なぜ日本の労働時間は長いのか、などなど。

50分講義+30分の交流。

以下感想文です。

■労働時間とはなにかの勉強会、『豊かに生きる』『人生
にこだわる』『時間の主権=自分』・・・etc、意識していな
かったけれど、私はたしかにこういうことを人生のテーマ
に置いているな・・・と感じました。ヨーロッパは時間を売っ
ていて、日本は業務を売っている・・・という考え方の違いも、
たしかにそうしているなと目からうろこでした。今日はい
つにも増してプリントにアンダーラインが多かったです。

■労働時間と余暇(自分の時間)とのバランスが大切だと
改めて感じました。生活費の確保のために労働しているの
だけれど、賃金確保のためだけに働くのではなく、自己実
現や生きがい等につながる時間にもなれば良いと思います。
使用者の時季変更権について、人員配置に問題があるとい
う意見が思いがけない発想だったので、労働者視点だなと
思いました。

■時間主権=時間に使われるか、使うか。使われてしまう
ことが多い中で、時間を使うことも主権が私たちにあるの
だな、と気づいた。病気のためでなく、余暇として有休を
取れる権利があるということを知らせていきたい。残業し
なくても充分生活して旅行も楽しめる賃金を! 春トウが
んばります!