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長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

がんばりつづけることの難しさ

最近読んだ
『男性問題から見る現代日本社会』(はるか書房)より。
大事なことなのでメモ。活動にもいえる。

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 なぜがんばりつづけられないのか。その一つの側面と
して、「手を抜く」(サボる)ことへの苦手意識があり
ます。「手を抜く」というのは、「がんばる」の対極に
ある態度なのですが、実はがんばりを継続させていくう
えでは、非常に重要な機能を持っています。一般的には
勉強にせよ仕事にせよ、表立って言われるのは「きちん
とやるように」ということで、「手を抜く」ことはダメ
なことだとされていますが、常にフル稼働、全力投球で
やっていたら身が持たず、潰れてしまうでしょう。そこ
で、潰れずにがんばりつづけるために行われているのは、
そこそこがんばりつつも、ほどよく手を抜いて、メリハ
リをつけながらこなしていくという向き合い方です。
                     (91P)
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そこそこの「まじめさ」と、そこそこの正義感。
「手を抜く」との矛盾を引き受けられること。
「いい加減」を自分ではかりながらバランスをとる力。
でも、裁量がないと「手を抜く」って難しい。現場に
裁量をたっぷりもたせること。