長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「生活も考えてみたら奥が深いものなんだな」

きのう(21日)の夜は、岡山市内の
もみの木保育園での職員学習会6回目。

f:id:benkaku:20171121192246j:plain

テーマは「ものの見方・考え方(6)~生活とはなにか」
でした。

生活をどうとらえるか、
他人の生活は目に見えない、
生活の小宇宙、生活と人権、
生活のゆとり、
生活が壊れるリスク、
などなど。

6回目ですが、
若い保育士さんの成長がはっきり感じられていて、
もみの木保育園の、育つ環境の豊かさを感じます。


以下、2人の感想を紹介します。

■生活とはなにか? 考えたこともなかったけど、
毎日の生活を自分自身がコントロールしていく
ことが大切だなと改めて思いました。疲れて帰っ
てくると、部屋の中はグチャグチャになったり、
洗い物がたまったり・・・。それをやったうえで、
自分に対してのゆとりの時間も作っていきたい
と思いました。そして、保護者の生活背景は子
どもの姿に表れてくるので、あれもこれもで忘
れてしまうこともあるけど、もっと関心をもっ
て、関わっていきたいと改めて思いました。

■同じ保育園に出勤していても、人によって出勤
前・後の生活がちがうということ、あたり前だ
けど、聞いていて、おもしろいと思いました。
今の日本は、確かに時間、労働、金銭でもゆと
りがある国ではないと思います。特に政治も良
い方向に進んでいるとは思えないし、生活を壊
すような政治だと思います。あたり前に「生活」
しているけど、その「生活」も考えてみたら奥が
深いものなんだなと思いました。