長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

愛媛での学習会 感想文を紹介

先日(14日)、自治労連愛媛県本部女性部定期大会で
行った講演「私が私であるために―女性と憲法」の
感想文を頂いたので、そのまま全部ご紹介します。


■誰にでもわかりやすい話し方、進め方で聞きやすかっ
たです。難しいなと思う内容も理解しやすいと思いま
した。「労働組合とは何か?」あたり前のことを改め
て知ることができ、また機会があれば講師の話を聞き
たいと思います。ありがとうございました。

■労働組合があるからこそこのような学習の機会や自分
の労働条件、働き方、国の情勢について考えていくこ
とができる。非正規の方や貧困の方こそこのような機
会もなくこういう考えを持つこと自体難しいと思う。
自らの置かれている立場に満足してはいないが、広い
視野を持って労働運動につなげていきたいと思う。

■わかりやすい自分の家庭や仕事の中で「あるある」と
いった話でよかった。わたしが変わらなければまわり
も変わらない。おかしいことは声を出すことが必要だ
と思った。

■ゆとりの大切さを改めて感じました。忙しさがあたり
まえでそれに慣れてしまっていましたが、今の自分を
振り返ることができる学習会でした。お金も時間もど
ちらも大事、一度きりの人生、自分らしい生活を送る
ためにも、学び続けていきたいと思いました。

■労働組合の大切さ、ワークライフバランスの大切さ
はなんとなく理解していたつもりでしたが、具体的で
おもしろくお話しいただいいてスッと入ってきました。
現在の日本では実際問題、残業しないと仕事が終わら
ず必然的にゆとりがなくなっています。一人の力では
微力ですが、組合みんなで力を合わせて組合みんなの
生活の質を上げられるよう頑張りたいと思いました。
ありがとうございました。

■時間もお金もゆとりも必要であり、ゆとりがその人
らしさをつくることにつながっていくことがわかった。
労働条件が上がれば生活の質が上がり労働条件が下が
れば生活の質が下がる。労働条件と生活の質は連動し
ており、労働条件にこだわって交渉することが必要で
あり、労働組合が大切であることが理解できた。正規
職員の大半は2500h時間以上の労働をしており、家事
育児労働の時間がとれず、女性は非正規の職を選ぶこ
とにつながっている。現役でどれだけ働くかが将来受
け取る年金額に影響してくるため、老後にまで男女差
別が及ぶことに驚いた。

■憲法が生活や労働環境、組合とつながっていること
がよく理解できました。普段考えることもなかったの
で目からウロコでした。

■かつてなくわかりやすい憲法の話だった。わかった
つもりでわかってないことが多いのでとても役に立ち
ました。

■労働条件と生活の質の関係がよくわかり、組合の活
動の大切さを感じました。

■とても聞きやすくてよかったです。生活をしていく
うえで「ゆとり」の大切さがわかりました。労働環境
が悪くなる→残業が増える→ゆとりがなくなる で生
活スタイルに支障をきたしてしまうほど大切だと思う
ので、再度自分自身の生活を見直してみようと思いま
した。ジェンダーや上下関係などいろいろなさべつの
話を聞くことができた。さまざまな作家さんの言葉を
引用することですごくわかりやすくためになる言葉が
多かったです。

■働く主婦が多い中、家事はすべて女の仕事のような
実態にずっと不満を感じています。こういう話こそ男
性対象に学習会していってほしいと思いました。人間
社会はいろいろな人の助け合いで成り立っている。会
社の社長でも1人で生きている、1人で生活している
わけではない。この世はまだまだ働く女性には厳しい
です。まずは小さな社会、家庭の中から声を上げてい
こうと思います。男性にも上司にも聞く耳を持って対
応してほしいと思います。

■自分らしい生活をおくるためにはゆとりがとても大
切だということがよくわかった。ゆとりをもつため自
分が自分らしく生きるため、労組の大切さもよくわか
った。

■労働条件が生活の質に直結している。生活の質を高
めるためには労働条件にこだわる必要がある。団結し
て交渉していかなければ変えていくのが難しい。時給
1,000円でフルタイムで働いても年収は200万円にしか
ならず生活していけないということが衝撃でした。

■何のための組合かわかりやすいお話でした。できる
ことから学んでいこうと思います。

■私が私でいられるように、自分をみつめていきたい。
よくわかるように話していただきありがとうございま
した。本、購入しました。

■表などわかりやすい説明で理解しやすかった。時間
のゆとりの話は実際には「休み」を削ってしまう人も
多いのだろうなと思った。憲法は女性の権利を保障し
ていると再認識した。これからも憲法を大切にしたい。

■労働組合は「自分らしさ」を作るために必要である
という先生の話に目からウロコ! 簡単で納得しました。

■日本人の異常な長時間労働は生活のゆとりをなくし、
自由に使うことができる時間や空間を失わせる。自分
らしく生きること、個人の尊厳を大事にすること。組
合で権利を勝ち取ってきた歴史を学ばなければ自覚が
育ちにくいことなどを学びました。「人権」とは何か
「個人」とは何か、これからも常に考え続けたい。

■家事労働がいまだに女性に重くのしかかっているの
は事実だけれど悔やむことも失望することもない。
一昔前に比べれば若い人の意識はずいぶん変わってき
たと思う。昨日と今日、今日と明日は変わらないよう
に見えても数年数十年たてば人の意識も考え方も大き
く変わっていく。後退ではなく前進、人権を大事にし
あえる社会へと発展していくことが大事。そのために
一人一人何ができるか、どう動けばいいか。

■自分の職場、自分の家庭など身近なところで小さな
ことからでも改善していくことと、もっと大きな視野
で世界を見る、何十年先の社会を見ることや、こうな
ればいいなという社会や人間の関係性を具体的にイメ
ージして近づけていくような生き方ができたらいいと
思う。