長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

「みんなで交渉できるのはすごいと思った」

きのう(18日)のお昼は、
倉敷医療生協労組のメーデー学習会2回目。
水島協同病院にて。

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この日も新入職員さん中心の参加。
ソワニエ看護専門学校の卒業生がいたので終了後、
「(国家試験)100%合格良かったな~」と声かけ。
ガッツポーズで応えてくれ、
「心豊かにがんばります」と。嬉しいひとこまでした。


学習会の感想文をいくつか紹介します。

■休憩時間や残業代など、ひとりで交渉できない
ことを、みんなで交渉できるのはすごいと思った。

■自分たちの労働環境をよくするためには、働く
ものの団体で声をあげて訴えていくことが大切
なのだと思った。自分の意見を表明する力を
つけたいと思う。

■他の国の良い制度や法律を知り、現状をもっと
良くするための知識や行動を起こさなければな
らないと強く思いました。

■メーデーのはじまりが、労働者の権利(8時間
労働、失業防止)を要求するものであること、
アメリカで始まり世界各国で行われていることを
知りました。政治色が強いイベントだと思って
いたので、おどろきました。「自分の尊厳にこだ
わらない人に、患者の人権は守れない」というの
が良い言葉だと感じた。研修にも参加していて、
権利を尊重することを大事にする職場だと感じま
した。

■今日の学習で、労働組合やメーデーがどうゆう
ものか理解できたと思います。有休をほとんど
使っていなかったので、これからは有休を使う
ようにして消化できるようにしていきます。

■「ゆとり」という言葉は悪いイメージしかな
かったけど、とても大切なものなんだと思った。

■人間らしさのそもそもを改めて考えることが
できた。自分で選べる時間を大切にしようと思う。

■メーデーは自分のためにする活動だと分かりま
した。ゆとりをもって生活することが大切であり、
自分の生活を見直す機会となりました。

■労働組合についての起源などの知識は全くと
いっていいほどありませんでした。人間らしさ
及び、人間の尊厳を保つためには、“ゆとり”と
いう自由な時間が必要であるということ、労働
条件にこだわる必要があること、それらがすべて、
憲法28条に団体交渉権として、すでに定められ
ていることを知りました。