長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

『こんな夜更けにバナナかよ』を観て

1月2日、
ひとりで映画『こんな夜更けにバナナかよ』観賞。

f:id:benkaku:20190104132222j:plain

先日原作読んでたから、
あの厚みのある内容を期待するのは無理だなーと思ってましたが。
まあ想像の範囲内。
良くも悪くも「映画化」されてて。

鹿野さんの弱い部分とか原作ではもっと書かれていたし、
障害者運動とか、行政とのたたかいとか、
そのへんのことも映画ではほぼなし。

障害者が「ふつうに暮らす」ためには、
行政とか制度がカギをにぎっているんですよね。
いま当事者なんで、それをいちばん実感します。

でもあの映画みただけだと、
障害者と支える人の物語しか視野に入ってこないんで。
共助だけでは無理なんです。

いい映画でしたけど。