長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

明日の考察ミニ号外

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【記事の内容は以下(同じものです)】

―今月8日、岡山県学習協の理事会で『友』の拡大
月間が提起されました。参加されていた豊田佳香常
任理事(岡山高教組)が、直後から声かけをされ、
2日で10人の方を読者(期間限定含む)にされま
した。その原動力はなんだったのでしょうか。

豊田 8日は、ある50代の先生から「組合やめる
わ」と連絡があり、ションボリとなってたんです。
結局、なぜやめるのかといえば、労組の大切さがし
みこんでいない。どんな立派な先生でもその部分が
ないと、「まいっか」とやめてしまうんです。『友』
は、労組の大切な部分をわかりやすく学べるし、社
会の情勢、平和問題、こうしたことを学べる入口に
なります。いま、学ばないと組合は拡大できないし、
維持もできない。そんな思いがあったので、拡大の
提起に気分が一気に乗ったという感じです。

―具体的にはどんな人に声かけをされましたか?

豊田 学習協の理事会直後から、教職員組合でつな
がる女性の友人たちに電話をかけまくりました。私
が武器にしたひとつは、義理人情です(笑)。私は
昨年から専従になりましたが、教員は現場を離れた
くないんです。でも、誰かがやらなければならない。
「よしかちゃん、よー行ってくれた。このぐらい協
力するわ」と言ってくれる仲間がけっこういます。
そんな人にまず声をかけました(笑)。あとは、ち
ょうど翌日にあった執行委員会でも声をかけました。
 もうひとつは、「記事を書く」と宣伝したことで
す。全労連女性部の常任幹事になってしまい、『友』
の4月号?に記事を書くことになっています。「私
も書くから読んでー」と言える。また少し遠慮に感
じる人に対しては「購読の検討をお願い」という言
葉づかいではじめると、やりやすかったです。

―『友』読者を広げることはどんな意味や力をもつ
でしょうか?

豊田 『友』は私たちのシンクタンクのようなもの。
ないと闘えません。私もそうですが、組合に関わる
ようになったのは、尊敬できる教師の先輩が、学校
で組合や政治の話を語ってくれた。いま教員は多忙
で学校でしゃべる機会も奪われている。『友』を自
分が読んだあと誰かに渡してもいい。社会をよくし
たいというところでは教員は一致できます。そのた
めに組合が大きな役割と力をもっていることを、み
んなで学びあいたいと思っています。

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岡山県学習協では、2月末までに「ゆる月間~『友』
読者をまわりに1人増やそうプロジェクト」に取り
組みます。あなたのまわりに、『友』読者をまずひ
とり、増やしていきませんか。
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