25日~27日に行ってきました、沖縄。
岡山民医連・第6回平和ゼミナールの沖縄フィールドワークです。
1日目(25日)は、この時期珍しい快晴でぽかぽか陽気。
春でした。沖縄北部では桜まつりをしているぐらいですからね。
初日は沖縄戦における女子学徒(主にひめゆり)の
体験を中心に南部をまわりました。
ガイドは昨年もして頂いた佐々木さん。
やはり、やはり素晴らしいガイドでした
(38歳。本当にすごい人なんです!佐々木さん
ガイドの沖縄ツアー企画したいぐらい)。
佐々木さん自身が考えながら自分自身を問いながらガイドされていて。
昨年も書きましたが、
佐々木さんは1人ひとりの個人を通して沖縄戦を語るんです。
その現場にどんな人がいてどんな体験をしたのか。
ひめゆりの方の名前もお一人おひとり何も見ないで言えて、
その方の体験を聞いてるこちらが想像しやすいように語られて。
さらに、ひめゆり資料館で奇跡的に体験者の
仲里正子さんにお会いできたのは、大幸運。
月に1、2回しか資料館での証言活動はされていないそう。
お話を少しでも聞けたことの重み。
なぜ沖縄戦を学び伝えるのか、あらためて自分が問われた気がしました。
こちらは南風原の陸軍病院20号外科壕跡。
米須海岸にて。
この日は国際通り近くのホテルにチェックイン。
夜は懇親会で親睦を深めました。オリオンビールおいしかった。
FW2日目(26日)は、
米軍普天間基地、嘉手納基地、
そして名護市辺野古の新基地建設の現場へ。
この日はとにかく寒かった! 風がビュービュー強く。
加えてガイドさんが超博識の方で、
貴重な事実満載なんですがとにかく話が長い!
3000人が集まった県民投票キックオフ集会は時間があわず。
辺野古にて。
できもしない基地建設を強行している世紀の愚行。
1日でも早くとめたい。参議院選挙まで待てません。
FW3日目(27日)は、
県民投票運動の民医連事務所→不屈館→
国際通り近くで昼食→宜野湾市の緑が丘保育園。
民医歴事務所では、
長野民医連の研修会でお世話になったMさんと偶然の再会。
お昼はゆしどうふそば。
昼食後、本屋さんに寄ったら、
1日目ガイドの佐々木さんが紹介されていた、
ひめゆり資料館前館長の島袋淑子さんの本が
並んでいて、即買いしました。
そしてなんといっても!
緑が丘保育園の神谷園長(教会の牧師さんでもある)の
お話が素晴らしかったです。
園児たちのふだんの様子や、普天間基地の成り立ちの歴史から入り、
部品落下当時(2017年12月)の生々しい状況、保護者の立ち上がり、
14万近く集まった署名活動、嘆願書を届けての交渉…。
基地近くで生活し、声をあげても米軍の上空飛行が変わらない現実。
沖縄の問題は日本の問題であること、
毎週しているという普天間基地ゲート前での
ゴスペルを歌っての意思表示活動…。
静かに、そして命への畏敬からくる深い語り。
ゼミ生たちの大きな学びになりました。感謝です。
このあと、空港に向かい、
無事に岡山に帰ってきました。
この学びを次にしっかり生かしたいです。