最近読み終えた本。
そんなに難しいものは読んでないですね・・・。
『「資本論」刊行150年に寄せて』
(不破哲三、日本共産党中央委員会出版局、2017年)
しんぶん赤旗の連載読んでたから、
まいっかと読まずにいたけど。
資本論のことをちょい書かねばならない事態になり。
あまり新しく得る知見はなかったけど、
コンパクトにまとまっているブックレット。
『日本が売られる』(堤未果、幻冬舎新書、2018年)
人間生活を支える大事なものがグローバル資本に
商品化され食い荒らされている。さすがの取材力。
現状への警鐘。そして堤さんの本には最後に希望がある。
市民のパワーを信じ、あなたの力が必要だと。
人に伝えるとは、こうありたいものだ。
『狭小邸宅』(新庄耕、集英社文庫、2015年)
一戸建てを売る不動産屋に勤める主人公の虚無感と葛藤。
小説としては面白かった。
しかし、ものすごいパワハラ職場。不動産産業こわいな。
労働組合広げないとね。
『料理は女の義務ですか』(阿古真理、新潮新書、2017年)
本のタイトルというよりは、
料理の世界史&日本の歴史・近代史、的な内容。
よく勉強されていて、まとまってるなと。
料理、もうちょっとガンバリマス・・・。
『ひめゆりとともに』(島袋淑子、フォレスト、2018年)
ひめゆり平和祈念資料館・前館長の自分史的記録。
中心は沖縄戦の壮絶で凄惨な体験。
解散命令後の体験は最近になるまで語ることができなかった。
500冊しか印刷してないものなのに、
国際通りの書店で見つけて即買い。帰りの飛行機で読了。