長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

メーデー学習会で感じたこと

今日(10日)のお昼は、
倉敷医療生協労組のメーデー学習会。
玉島歯科診療所のみなさんのところでした。

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お昼休み中の30分、しゃべる時間は実質20分で、
かなり省略バージョンで。労組の役割中心に。

「わかりやすかった」という感想もあるけど、
「声を出しても変わらない」という“あきらめ”をもつ人も。
学びによって「変わってきた」ことを認識するのと、
じっさいに自分が動いての成功体験が必要だと感じる。

以下、感想文です。

■ゆとりのある生活を送れるよう、声を発して
みたいと思いましたた。

■不満があっても受け入れていました。団体交渉
ができるということにハッとさせられました。

■職種的に、あまりゆとりが取りにくい仕事なので、
どうにかならないものかと思いました。

■今まで聞いた労働組合やメーデーの説明の中でも
一番親しみやすい内容でわかりやすかった。自分
たちが自分のしたいことについて意識をもって、
おかしいと思ったことをそのままにしないように
しようと思いました。

■分かりやすかったです。若い職員から賃金が
低いなどとグチをよく聞くので、職場の不満を
どこに向ければよいのか分かってくれたらいいな
と思います。

■労働組合にユニオンショップで加入している。
たたかう矛先を考えながら労働者の権利を整えて
ゆきたい。

■「自分の自由な時間を守るため」という考え方
で行動すると分かりやすかった。“残業”というのは
日本がかかえる大きな問題だと思う。

■「ゆとり」ということの本来の意味や意義がよく
わかりました。自分の生活を見直すと、子育て
真っ最中なので、ゆとりがあるとは言えませんが、
自分自身で職場に訴えるとともに時間も工夫して
生活したいと思います。

■今の職場環境にそれほど不満を抱かずに働くこ
とができているのは、過去の先輩方が労働者の
権利についてたたかい、勝ち取った成果である、
ということをよく理解できました。自分らしい
暮らしをしていくためにも、労働組合に関して
無関心にならないようにしていこうと思いました。

■平日、休日のゆとり、お金のゆとり、全部が
バランスよくゆとりがないといけないけど、それが
難しいんじゃないかという考えがある時点で、
まだまだ改善すべきことはあるのだろうなと思い
ます。声をあげたことが現実になるのが一番いい
と思います。

■自分の時間をちゃんと持つために声をあげて
いかないといけないと思うが、何回も要求しても
変わらなければ、自分の働く場所はここではない
と思うしかないと感じる。今の働き方で、夜勤が
22:30ごろ終わり、次の日が朝8:30から
働くというのが、人間らしいのか? と何年働いて
いても思う。勤務を組むのも上の人間で、上が
変わらないと、何も変わらないと、感じてしまう。

■今は自分1人の時間で自由に使えているが、これが
家族を持つとなると今のままでは全然時間にゆとりを
持つことができないと思った。

■話を聞けば、あたり前のことだが、若い職員を
ふくめて労働組合のそもそもを学習できたのは
よかった。