昨夜は93期岡山労働学校の第2講義。
参加は1回目より落ちましたが23名。
今後も毎週25人前後で推移かな。
今期は女性のほうが多く、きのうも女性15名、男性8名でした。
講義は「“わたし”とはー新しい自分のつくりかた」。
講義後の感想交流は、
どのグループも時間がきても終わる気配なく話が続き、
学びを深めていました。
まだ2回目ですが、
フラットで安心の空間がもたらす関係性の進化。
労働学校はやはりすごいです。
以下、何人かの感想文を紹介します。
■「私は○○である」の空らんに書くときも、自分は
何者なのかピンとこずでした。しかし今日の講義で
私ってたくさんいて、それでいいんだと、救われた
ような、心が楽になったような気がします。
■感想交流をしている中で、みんなそれぞれ悩みを
かかえているんだなぁと思いました。講義を受ける
と、私はなんだか元気がでます。みんな毎週リフレ
ッシュしていくといいですね。
■“わたし”という言葉ひとつから考える(学ぶ)こと
ができてうれしかったです。意見交換会で話をする
ことで深まりました。
■本当の自分とは何だろうか…と考え、結局答えが
です今日に至りますが、長久さんの講義を聴いて、
本当の自分と考えること自体、あまり意味がないの
かなと思いました。その時々に人と接する自分を自
分だと捉えていくこと、受け入れることが自分らし
さを考えていく上で大切なことのように思えました。
■今回の講義と感想交流でのみなさんの思いを聞いて、
この2時間が1人1人が自分を認めて、周りと向き合
う大事な作業をしてたんだなと思いました。みんな
こんなに色々な困難を抱えながら、自分らしく生き
たいと模索して乗り越えたり、越えられなかったり
してるんだと。そんな生きづらさも環境が社会がつ
くりだしてるなら、私はやっぱり変えたい。
■“わたし”について考えることで、自分の半生の意味
についてもふりかえって整理することができた。グ
ループ交流で、すごく話が深まり、おもしろかった。
集まった人たちが枠がゆるくて、いろいろ話してみ
たくなった。“枠の輸入”!
■相手によって違う顔がある。けど、どれも自分なん
だという言葉に、自分を肯定してもらった気持ちで、
おだやかになれました。その中で、ひとつの属性だ
けに監禁されることが大きなストレスになるという
ことに納得。誰かと接する時、「この人は、いろん
な顔がある」と思いながら、接したい!
■十代の頃は周囲からの自分の評価がとても嫌で、
「自分はそうではない」と反感を覚えてばかりでし
た。その後、自分とは何かをしっかり考える時期が
あり、相手の数だけ自分がいると思え、少し気が楽
になったのですが、今回の講義でさらに考えが深ま
ったように思えます。自分を形づくる社会をどのよ
うにしたいのか。自分や周りの人々の人生のために
も考えなければならないなと思いました。