『ゴミ清掃員の日常』
(原作/滝沢秀一、まんが/滝沢友紀、講談社、2019年)
これは良かった。生活の匂いがする漫画。
ゴミ清掃員さんのお仕事、社会のゴミ事情もよくわかる。
オットが主人公の漫画を妻が描くのもスゴイ。
『働き方の哲学』(村山昇著、若田紗希絵、ディスカヴァー、2018年)
「働くことの根っこにある概念を一つ一つ、ていねいに
見つめなおす」(おわりに)ことに、わかりやすく成功している。
さまざまなインスピレーションを受けた。
ぼくはぼくの立場で、中身を消化したい。イラストも秀逸。
『働くということ』(黒井千次原作、池田邦彦漫画、講談社、2019年)
原作の講談社現代新書は約40年前のもの。
働くということを深掘りし、雇われ人としての矛盾や
葛藤をていねいに説いた1冊。
ぼくも何べんも読んだが、なんと漫画になっていたとは。
懐かしい気持ちでページをめくった。
『勤労者通信大学 「基礎理論コース」テキスト』
(勤労者通信大学、2020年2月、非売品)
商売アイテムのひとつだが、今年リニューアルされたのがこのコース。
初学者には難しいし、読み物としてもゴツゴツしすぎだけど、
最近の理論的到達を盛り込んでいるので、学びたい人にはオススメ。
『戦後日本 労働組合運動の歩み』(山田敬男、学習の友社、2019年9月)
タイトルそのままの内容で、コンパクトにまとめられている。
教訓とこんにちにおける困難性。
労働運動の再生は一筋縄ではいかないが、私もその末端でがんばりたい。
『雇われないで生きよう!』(高城幸司、PHP、2004年)
5月の労働学校講義のなにか参考になればと読んだ1冊。
まあ、内容は起業する人むけの考え方が中心で、
学ぶところはほとんどなかった。
いくつかの点でインスピレーションを得たこと、
読みたい本が2冊生まれたことぐらいかな。