長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

ごく簡単な、近況報告。

ありがたいなあ。

今日、『学習の友』の配達でいくつか職場をまわっていたら、
「あ、長久さん!元気なんですか!?」
「フェイスブックぜんぜん更新してないんで、
心配してたんです。お顔がみれて良かった」
と、幾人から声をかけられた。

ブログも、FBも、3週間ほど更新していなかった。
こんなことは初めてのことだ。
毎日なにかしら書いていた人間が、断りもなく
ぷつっと書くのをやめたら、たしかに心配になる。

すみません。

理由は自分でもよくわからないけど、
書くには気力も体力も必要だから、
それが弱っていったのだと思う。

3月終わりに、5月からの労働学校の延期を決めたときから、
徐々に、心の張り合いが「プツッ」「プツッ」と
1本ずつ切れていく日々だった。

燃えに燃えていた取り組みの、突然の喪失。
楽しみにしていた学習会や研修会は次々となくなり、
スケジュール帳はどんどん真っ白になっていく。

介護生活の息抜きだった県外講師仕事も、ない。
飛行機や電車に乗り風景を眺める。そんな気晴らしが、できない。

いまの生活が苦痛なわけではない。
が、生活の変化に、心がおいついていないのかもしれない。

柔軟なメンタルの持ち主であるぼくも、
さすがにこの状況は、しんどいなと思い始めた。

しかし、こういうときの対処法は心得ている。
仕事のことは考えない、切り離す。
「こんなときだから頑張らねば」と思わない。
自分の好きなことをして過ごす時間を増やすことだ。

4月に入ってからは、学習会もゼロになり、
16日の岡山県学習協の総会が、唯一の仕事らしい仕事。

自由な時間が増えた。でも、仕事に関わる勉強はしない、と決めた。
(新聞は毎日読んでますけど)
仕事も頑張らない(というか人に会えないで頑張りようがない)。

まず熱中したのは、韓国ドラマの『ホジュン』を
アマゾンプライムでひたすら見たこと。
135話(1話30分程度)もある、時代物・医療物。
『チャングム』のような展開のおもしろさで、
4月の中頃にはすべて見終わってしまった。

4月後半からは、ひたすら軽い読みもの、
小説とかノンフィクションとか旅エッセイとかをズンズン読んでいる。
(そのうち紹介します)
物語は、人を救う力がある。
(そのうち読んだ本、紹介します)

5月も、ほぼ、何もない。
だけど、やはり難しい本には手を出さず、
しばらくこの時間を楽しみたいと思う。

相方と予定していた3月、4月の旅行も中止。
楽しみにしていて宿も押さえていた8月の青森、ねぶた祭りも中止。
幸い、日々の自宅生活にはとくに変わりなく、
ヘルパーさんはじめ、多くのみなさんに支えられて、
今日も相方は美味しいものをパクパクと食べている。

そうそう。

3月10日から、恒例の「失敗しないダイエット」をはじめて、
いま5キロ減。今回は、68キロまで落とそうと思っている。
40代になってから、68キロ台は経験がない。ちょっと楽しみである。

以上、ごく簡単な近況報告。

楽しく生き延びていきます。
みなさまも、ご自愛ください。