長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

学習会、民報くばり、会議

今日(23日)午前中は、
生協労組おかやまパート部会の新人研修。倉敷のコープ北畝店にて。
いつもの労働組合そもそも話して、若干の感想交流。
みなさんよい受けとめ。「妻の職場がブラックで…」という方も。


帰宅してゴハン食べ、団地内に早島民報(アンケート付き)を
1時間で全戸配布。配りながら途中から汗たら~り。暑い。
とりあえずシャワーあび、これから自宅でオンライン会議。

「仲間がこんなにいるんだと勇気が出ました」

きのう(21日)午後は、
オンライン連続講座「労働組合たんけん隊2022」の第1講座土曜回。
約50人の方が参加。
先週の金曜回とあわせて、約190人の方が第1講座にリアル参加。
今回も多くの方と連続講座で一緒に学べること、とても嬉しいです。

「1回目のおはなしがとても新鮮で腑に落ちた感じがあり、
職場の仲間に声をかけた」と、個人受講から集団視聴になったところも!
開講してからも、ポロポロ受講が増えています。
集団視聴は40労組になりました。

きのうも初めてお会いする方がたくさんいて、
交流の時間にいろいろお話できるのが楽しい。
学習協の講座は、職場・産別こえて集まってこられるので、
参加されている方も、全国のこれまで会ったことのない仲間と
学べることが新鮮なようです。以下、参加者の声です。

■こうして全国の仲間とともに学習できることで明日の
組合活動の活力となっています。

■最近支部の活動がややマンネリ化しており新しい役員が
入ってこない中で、全国から組合活動のことを真剣に考え
学習する意欲を持った方がこれだけ集まっていることが嬉しく、
それだけでも元気になれた気がしました。

■初めての参加でしたが、全国にこんなにたくさんの方が
組合活動を日々していて、学んでいるということを
目の当たりにしてとても勇気づけられました。

■受講者の多さにビックリしました。最初の自己紹介タイムでは、
全国にもっと労働組合のことを学んで、活かしたいという
仲間がこんなにいるんだと勇気が出ました。

学習会3連ちゃんの1日

きのう(19日)午前中は、
勤労者通信大学の下津井学習グループの学習会2回目。
近況交流から入り、難解な基礎理論コースのさらに1番抽象度の高い
2章哲学部分をアタマ悩ませながら、みなで学びました。
唯物論的近所付き合いの話で盛り上がりました(笑)
この学習会やっぱり楽しいぞ。終了後、冷やし中華いただきました!



午後は、
林精神医学研究所(林病院、ひだまりの里病院など)の中堅職員研修に。
「心理的安全性を学び活かす」で2時間。
対象者たくさんで9回ぐらいにわけてします。
職場ごとに状況違うし、個人の資質、職責者の姿勢もちがう。
深め方が難しい。1回目の受けとめを振り返り、次さらに改善してのぞみます。





研修終了後ただちに帰宅し、
にゃんずにエサをあげてからマリンライナーに乗る。
たぶん昨年6月以来の瀬戸大橋電車通過。

夜は香川の高松で、学習協の「わ〜くわ〜くスクール(労働学校)」。
春期の第1講義担当です。
「あなたにとって人間らしいとは」をテーマに1時間ほどしゃべる。
人間であることを知ってるのが人間。
人生は1度しかないことを知りながら生きているのも人間。
問い、学び、手をつなぐ生き方を(これは冒頭の余談)。


久しぶりの高松で嬉しかったけど、移動が多くて疲れました。
帰ってビールのんでグダグダしました。

コロナワクチン副反応を制御しつつ仕事

日曜日。午前中にコロナワクチン3回目接種、当日は何もなし。
オンラインで学習会講師もする。

月曜日。朝から少しずつ副反応でてきたので、
残ってた2錠のロキソニンを大事に飲む。
1日ダルかったけど少し仕事もできた。

火曜日。まだ体は重く、午前中休み休み家でパソコンぽちぽち。
午後のソワニエ授業もなんとかこなして帰宅。
ある学生さんが「先生はいつも相方さんのエピソードを
私たちのために話してくださいます。いくら講義だからといって、
話していてつらくならないのかなと思うことがあります」と(涙)
なんて優しい。

水曜日。復活。健康って素晴らしい! と実感の朝(笑)
4時頃からこのかんチョコチョコつくっていた
心理的安全性レジュメの仕上げ。なんとか12ページのレジュメが完成。
とりあえず今日(19日)、1回目の講義、やってみよう。

昨夜は、生協労組おかやまパート部会の執行委員会の連続学習会8回目。

テーマは「社会保障について考える」。
生活の自己責任からの脱出、労働運動の力で生活保障を人権として、
カギをにぎるのは運動、政治と社会保障、など。
みなさんの実感もとに感想も出され、
消費税の逆進性も印象に残ったようです。

ワクチン接種3回目、その後ナースウェーブ学習会で講演

今日(15日)は午前中、ワクチン接種3回目(モデルナ)。
集団接種だったのですが、
なんと問診のドクターが、相方の主治医だった難波玲子先生!
注射してくれたのもなんばクリニックのよく知っている看護師さんでした!
お久しぶりで、少しだけ話もさせていただきました。
いやー、ビックリしました。


午後はさきほどまで、神奈川県医労連のナースウェーブ学習会でオンライン講演。
40名ほどの参加だったそうです。

看護と労働組合について1時間ほど。
ナイチンゲールの看護観を語り、労働組合活動も、
広い意味では看護でありケア実践なんだと強調。
労働組合のそもそもも、改めて新鮮に受けとめたという感想が。
このあと、みなさんは街へ出て署名活動。

労働組合たんけん隊2022スタート!

昨夜(13日)、
オンライン連続講座「労働組合たんけん隊2022」(全6回)始まりました!

第1講座「労働者とはそもそも〜ケアの視点から」の
金曜回にはリアルタイムで約140人が参加!!
新しいつながりの人がたくさんいて、楽しすぎでした。
労働力の使用は生命に直結、
労働組合活動もケア実践!は印象に残ったようです。
何人かの感想をご紹介します。


■今日は本当にありがとうございました。組合活動についても、人としても、本当に原点にかえれた感覚です。開始20分の時点で、労働と労働力の違いを知り、ウルウルしてしまいました。肩の力を抜いてもらった感じがします。もっと『くつろぐ』ことに積極的になろうと。でも、仕事と休日が分けにくい保育士の仕事。みんな、生命力を支出しまくってる毎日だなぁと思います。だからこそ組合が大事なんだと思っているんですが、特に中堅より若い職員は、東京の方(が感想で仰っていたように、『組合って闘う場所』のイメージがあったり、頑張らないといけないところ(頑張るところたくさんですが(笑))、凄い人がやってるところ、というふうに見ている人が多いです。先輩方の中にも、頑張りすぎてバーンアウトした方もいたり。なので、今日の『ケアをする活動』という考え方は目から鱗で、それはきっと保育士の得意分野!イメージを変えていきたいな!と思いました! 私は組合活動で全国の仲間と繋がれたことでパワーを貰ってきているので、〝組合活動も労力を使うが、前向きなエネルギーが補充されるような集まりの場にしていきたい〟という言葉がとても刺さり、広げていきたいなぁと感じさせてもらいました。2回目以降の回も、とても楽しみです!ありがとうございました!

■長久さんの講義を受けながら、学ぶことの楽しさを感じています!しかも、学ぶうちにだんだんと欲が出てきて(笑)今度は学んだことを誰かと分かち合いたい気持ちになりました。分会の学習係のお陰で、今回のたんけん隊講座を職場のみんなと一緒に受講することができて本当に嬉しいです!うちの分会も含め、福祉職場の職員たちは、本当に皆良い人ばかり!とても献身的に毎日働いていると思います。賃金が安くても(笑)休みが取れなくても(笑)みんな頑張っています。だからこそ、この講義を一緒に聴いて、ひとりひとりが自分の価値や自分の権利について知ってほしいと思っています。職員同士もゆっくり話す時間もないほど忙しく、余裕のない毎日の中ですが、こんな風に少しの時間集まって喋って、ホッとしたり、日頃思っていることをつぶやいたり、他の地域の方とつながることで視野が広がることを願っています。今後ともよろしくお願いします!

■とても分かりやすい内容で受講して良かったです!ありがとうございました! 前職は労働組合もなくブラックで、更に『労働力』の知識もなかったので大変な思いをしましたが、今の職場で組合に入り、仲間たちにたくさんの事を教えてもらっていたことを今日の講座を受講して改めて感じました。組合は大事、みんなにも伝えたい!とは思っていましたが、具体的になぜ大事なのかがわかりスッキリしました。やはり『そもそも』を知ることが重要ですね!次回の講座も楽しみです。

■「労働者とはそもそもーケアの視点から」、タイトルからわくわくしながら聴講させていただきました。印象的だったところは、”学びと体験のなかから、共通性を見出す。おなじ「宿命」を背負わされた「やとわれ組」と手をつなぐ。ケアをふくんだ、連帯という生き方。”ケアの概念を広くとらえ、労働者を守る労働組合活動もケア実践であるという視点!! 今後もケアに満ちた生活と、職場、仲間づくりを今以上に追求していきたいと思いました。やはり想像していた通り、2022探検隊講座はさらに進化しています。今回も皆勤賞めざします。ありがとうございました。

はじめてのオンライン総会でした

また、しばらく投稿していなかった…

元気に毎日お仕事!(笑)してます。
今日も映画『とんび』観た後、1時間半ほど事務所によってパチパチと。
にしても、いつもは空いている映画館が、朝から人で溢れかえっていました。
こりゃ、本当に今年のGWは人の移動が多そうですね。
あ、『とんび』は素晴らしい映画でした(原作は未読)。
舞台は岡山です(ロケ地も)。

昨夜(28日)は岡山県労働者学習協会の第57回総会。
はじめての完全オンライン開催。例年より参加者も少し増えました。
2021年度は、2回のオンライン連続講座が大成功で、
運動的にも、財政面でも前進の手ごたえを感じました。
全体的に、明るく楽しい総会になりました。

ただ職場、労働組合の現場は苦労も困難も多い。
活動家育成のために、引き続きがんばります。

午前中は下津井、午後は赤磐へ

今日(21日)午前中は、倉敷市の下津井へ。瀬戸大橋のふもとです。

勤労者通信大学の基礎理論コースを
地域で活動されている4人の女性(高齢のみなさんですが、元気いっぱい)が
グループで受講。その1回目の学習会。私はチューターで参加。

自己紹介から入り、みなさん難しいテキストにたじろぎながらも、
楽しく学びました。
第1章は人間論。地球の誕生、生命進化、類人猿と人間のちがい、
労働が人間をつくったなどなど。

リーダの方から、「今日はわかりやすく楽しく学べました。
みなさん喜んでおられます。本音で意見がでました。
さすが長久さんだと感心しました。次回が楽しみです。
ありがとうございました」とメールあり。

これから月イチで通います。みなさんの身の上話が面白いです。
終了後、タコライスご馳走になりました!




午後は、新婦人あかいわ支部の学習会へ。
本当に学習大好きな支部!(毎年何回も呼ばれます) 11名参加。

今日のテーマは「いったいどうなってるの!? 戦争NOの世界と日本を」。
ロシアのウクライナ侵略、それに乗じた危険な国内の議論、
憲法の精神をあらためてつかむ、という流れ。講義短めで。

途中おひとりおひとりに「疑問、不安、モヤモヤ」を書いてもらい、
さらにそれを、みなで共有。交流をたっぷりしてモヤモヤを晴らしました!

新婦人では、中央がつくった
独自の憲法ミニパンフがおりてきており(岡山は8000枚)、
活用が呼びかけられています。さすがです。

人の話を聴く、会議(笑)。

今夜(20日)は、生協労組おかやまの
パート部会執行委員会での学習会7回目。

「人の話を聴く、ということ」を活動に引きつけながら。
聴くことでお互いが伸びる、聴くことを柱にすえた活動、
人の痛みを聴くこと、という流れ。

感想交流は、それぞれの家族関係、職場での様子、
組合活動での話など、具体的にでてきて、ひじょーに面白かったです。
現場で意識的に自分の役割を発揮している人の姿がまぶしいし、頼もしい。

そしてある方が、
「人見知りで話すのは苦手で、最初は会議に出てあてられないか
ドキドキしていたけど、チェックインや毎回のふり返りもあって、
今は楽しい時間になっている」と発言されていました。
それってたぶん他の参加者の実感でもあると思います。

毎回のチェックイン(参加者交流)、会議最後のふりかえりの大事さ。

みなさん楽しそうに参加されているのが伝わってくる会議。
だから出席率も高い。
ちなみに、「参加型の会議」の技は、5月からのオンライン講座
「労働組合たんけん隊2022」第5講義で詳しくお話します!

生協労組おかやまの会議は、
具体的実践例として、ひじょうに参考になります☆

17年目の「ものの見方・考え方」

きのう(19日)午後は、ソワニエ看護専門学校へ。
17年目の「ものの見方・考え方」の授業開始です(全15回)。
これから毎週通います。
1回目は、軽い自己紹介と、「絵本『わたし』を読む」。
1年生、入学したばかりで、おとなしい感じですが、
徐々に関係性もつくられていくのでしょう。
今年もしっかりがんばります。

授業のなかで、わたし自身の「顔・属性」について説明していて、
「昨年相方が亡くなり、夫という顔は表面的にはなくなったけれど、
人間には記憶があったり、その人との生きた時間は残るので、
夫という属性は、『ある』という感覚」
「たぶんずっとなくならないのだろう」という話をしました。
説明をしていて、あらためて自分で考えたことでした。

いくつか、学生さんの感想を紹介します。

■授業を受けて、自分からの視点や、客観的な視点があって、とてもおもしろいと思いました。次回も、いろんなおもしろい話が聞きたいです。

■「人間は他者なしでは、新しい自分にはなれない」のところで、本当にそうだと思った。自分がまちがっていることをしたら、教えてくれるのは周りの人だと思うから。

■とても深いな…と思いました。私もどれが自分なんだろう? と悩んでいましたが、今回の授業を通して、すべてが自分なんだと受けとめていいのだと、教えてくださいました。ふだん考えていることが、授業を通して深く学べて、とてもよかったです。

■私は母の顔も持っています。「ただ『ひとつの属性』だけに監禁されるとしんどくなる」のところは、とても共感できました。看護師を目指す理由は様々あり、きっかけも様々ですが、母という属性に監禁されたくないという気持ちもあったように感じました(思い出しました)。それでも私の大部分はやはり母なのだと改めて思いました。とても考えさせられる授業でした。 

過去最高の講座を準備中です。

労働組合たんけん隊2022。
全6回のレジュメづくりも大詰め(14日に発送予定)。

最後の最後までねばろうと思える最大の力は、
現場で日々奮闘し、苦悩を抱えながらもふんばっているみなさんの姿。
60分de名著のときも、活動相談のようなメールをたくさんいただいた。
少しでも力になれるなら、自分の持っている力を最大限活かしたい。
そんな気持ち。

今夜、「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)の
雑誌編集者の回をあらためて視聴(5回目ぐらい笑)。
「どこまで読者に寄り添えるか」
「『よかった』『勉強になった』だけではだめで、
『すごい』『感動した』までいかなくちゃいけない」
「つねに過去最高のものを提供する」
「最後まで考えつくす」
など、何回も見てきたものだけど、
あらためて我が身にせまる言葉の力があった。

今回のオンライン講座も、
25年の専従生活の「過去最高」をめざし準備中。
2日前に、福岡の福祉職場の方から申し込みが(組合は福祉保育労)。
メールの最後に「講座を楽しみにしています!」と。
まだ聞いたこともない講師の話を、期待して受講してくれる。
絶対に裏切れない。
最後まで考えつくして、講義を準備したい。
労働組合のすごさ、その魅力を、伝えたい。

昨年のたんけん隊講座の感想文集(A4で26ページもある)も、
時々読み返している。みなさんの声が、私の力に。
5月からの講座、多くの参加をお待ちしています!

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風通しのよい職場、ものの見方講義の午後

土曜日(9日)の午前中は、生協労組おかやまのパート部会新人研修。

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いつもの労働組合そもそも話を。
感想交流である方が、以前の職場との違いを
「みなで何かあったらすぐに話しあえる。それにびっくりした。
今までの職場はなんだったんだ」と(笑)。
その風通しを良さをつくっているのも労働組合の力!


午後は、
神奈川県学習協・第133期労働学校基礎理論コースの2限目
「哲学」でオンライン講義。

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なぜものの見方を学ぶのか、科学的なものの見方とは?
事実から出発する、変化の法則性をつかむ、など1時間ちょいのお話。
質問もあれこれ出され楽しい時間でした。
丸1日で3つの講義を学ぶ労働学校です。