長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

人が育つ会議に。次世代育成への問題提起。

きのう(20日)午後は、
生協労連の次世代役員育成経験交流会にて講師(写真は柳委員長から拝借)。

生協労連では、喫緊の課題である次世代役員育成の
方針づくりに着手していて、昨年から委員会を立ち上げて議論中。
今回の交流会は、全国の経験から学び、現場の苦労を共有しようという目的。

私の方からは、
「次世代育成への問題提起—人が育つ会議に」ということで60分。

次世代育成に苦労しているのは労働組合だけではない、
変化を起こすトレーニングが不足、
労働組合はその最大の器になる、
初歩的労働者教育は労働組合の最低限の責任、
次世代育成は総合力だがオンラインの一般化で打開できる部分もある、
会議を参加型に変える、
「言えない」「言わない」要因と構造、
心理的安全性、
会議の準備、入り方、進め方、ふりかえり、
などなど、あれこれあれこれ。

 最後に、役員自身の熱が大事。
みなさん自身が労働組合楽しめているか、情熱を持ち続けているか、
あこがれ続けているか、これが伝わる。
先行者としてピカピカ光る背中をもとうと呼びかけました。

その後、講義を受けての感想交流、
岡山、北海道、奈良からの経験報告。
各地の実践はたいへん学びになりました。

お野菜ランチとオンラインカフェ

今日(19日)はめずらしく外食ランチ。

お野菜たっぷりのメニューで美味でした。
2か月前にあった地元町議選挙のプチ打ち上げ。
まん中世代(業界用語。業界外の人には意味不明)の
活躍いちじるしい選挙で、結果もともない確信に。

地元自治体では、今年2月から、
まん中世代対象のオンラインカフェ(Zoom)を月2回ペースで開催していて、
これまで17回を数えます。
町議フーフの人脈の豊かさもあり、これがヒットな取り組みになりました。

まん中世代は、とにかく仕事に子育てに忙しい。
開催はだいたい週末前の金曜夜9時。
子どもの食事、お風呂、もろもろの相手をし
寝かしつけ
ホッとひと息ついた時間、そこに舞台を準備
(これも相談のうえの設定。ぼくには判断つかなかった)。

1回1時間(21時~22時)。
チェックイン交流から始まり、
毎回ワンテーマを参加者でざっくばらんに語り合うオンラインカフェです。
これまでの話題は、ジェンダー、小学校、中学校、朝日訴訟、
子どもの遊び場、包括的性教育、町議会報告、
物価高、学童保育、部活動など。様々な話題で開催してきました。

毎回楽しい時間で、もうちょっと交流したいな~という
余韻を残して終わります。途中参加、途中抜けもOK。気軽なあつまりです。
新しい出会いもたくさん☆

こうした継続したあつまりによって、つながりが広がり豊かになり、
それも町議選挙に生きることになりました(結果として)。
仕事でもオンラインの普及に可能性を感じていますが、
地元の取り組みでも、新たな境地を拓いています。

憲法を自分ごととして

きのう(17日)午後は、
林精神医学研究所(民医連加盟)の4年目職員研修で、
「日本国憲法と人権感覚」の講義。

会場の写真撮るの忘れ、病院玄関の写真を1枚。

持ち時間は2時間半と長いので、あれこれあれこれ。

職場の研修会での憲法学習なので、学ぶ動機づけ、
憲法を「自分ごと」として考えてもらうような導入を心がけています。
憲法を日常的に読む機会がない、
議論する機会が少ないなかで(民医連は機会があるほうだが)、
遠い存在と感じる憲法とは何なのか。

相方の話から入り、尊厳とは何か、
慣れない力、理念や価値観で現実を照らすこと、
ギャップと向き合い変える実践の意味。
そして憲法とはそもそもを解説し、人権の条文ひとつひとつの意味を語ります。

 感想では、

「医療に関わる自分たちは、患者さんや利用者さんの
人権についてまず考えてきたが、人権は自分自身のもの、
自分の人権をしっかり守ってこそ、という話にハッとした」

「4年目で仕事にも慣れて、当初感じていたような違和感も
薄れてきてしまっている自分に気づいた」

「自分自身の人権感覚が問われれるような話だった。
明日からまたがんばりたい」

など、受けとめ交流も良かったです。

引き続き、心理的安全性。

今日(13日)午後は、
林精神医学研究所(民医連加盟)の中堅職員研修で、心理的安全性の講義。

9月のリーダー講座で3回講義し、
現場のみなさんの受けとめをヒシヒシと感じたことで、
この研修講義もより磨きがかかったように思います(当社比)。
今日もみなさんの受けとめにふむふむとなり、学び多き研修でした☆

9月のリーダー講座の反響は途切れず続いていて、
感想文の文字数は4万字を突破!
アンコール開催(12月)にもさっそく「職場で集団受講を検討している」
「Mさんから紹介があり、受講したい」など、立て続けに連絡あり、
手ごたえを感じます。がんばります。

大学生協の労働組合で講演

今日(8日)午後は、
生協労連大学部会の第22回定期総会でオンライン学習講演。
「労働組合のパワーで、自分ごとを自分の手に」をテーマに45分。
その後25分の分散感想交流。受けとめがビンビンと伝わってきて、良かったです。

コロナで大学に学生がこない時期、多くが経営危機に陥った大学生協。
人員削減、労働条件悪化のなか、コロナ禍で労組活動も苦労が多い。
大学に学生が戻り始めたのはいいが、人員不足で職場は疲弊しているそうです。

そういう厳しさはありながらも、明るい雰囲気の大会でした。
労働組合に集まれば、話ができ、仲間からパワーをもらえます。
明日からの活動エネルギーを蓄えられた時間になったようです☆

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)鑑賞ふっかつ!

「おかえりモネ」「カムカムエヴリバディ」と
1話も欠かさず見てきたけれど(オンデマンドで)、
「ちむどんどん」は1回も観ることなく終わった。

沖縄が舞台ということで、みるとフラストレーション
たまるのが予想できたので、ほんとうにまったく観なかった。

で、今週からの「舞いあがれ!」がスタート。
今日、オンデマンドで3話ぶん観た。

舞(主人公)の母の実家が、長崎の五島。
私も十数年前に五島列島の福江島にひとり旅したことがあり、
3話目に凧揚げをしていた丘は、「鬼岳」といって、
私も訪れた場所。懐かしい思い出。↓写真はドラマのいちシーン。鬼岳。

五島に移ってから、ご当地の方言がバンバン語られていて、
これも、大好きな映画で20回ぐらい見てる(DVD持ってる)
『くちびるに歌を』(五島が舞台、新垣結衣主演)で
親しんだ方言。

この朝ドラは最後までみることができそうだ。

次のオンライン講座は、「こんなか講座」!!

「こんなこと誰も教えてくれなかった講座」(略:こんなか講座。全4回)。

活動のなかで、「相手の心を動かす」「話して伝える」
「書いて伝える」「自らが学ぶ」という基本的な実践を整理。
すぐに役立つ内容満載。申込みはメールで!

◆第1講座「心をつかめ!―見出し・キャッチコピー・ネーミング」
11月4日(金)19:00~20:20 or 11月6日(日)14:00~15:20
ニュースや機関紙の見出し、運動・キャンペーンのキャッチコピーやネーミング。
その役割と極意。

◆第2講座「聴く人のことを想う―人前で話す基本技術と準備」
11月18日(金)19:00~20:20 or 11月20日(日)14:00~15:20
あいさつやプレゼンテーション、学習会での講師。
人前で話すときの準備や基本的な心構えを学ぶ。

◆第3講座「人と人をつなぐ、書き言葉―伝わる文章の書き方」
12月2日(金)19:00~20:20 or 12月4日(日)14:00~15:20
多くの人に正確に伝えるために書き言葉をみがく。
わかりやすい文章づくりの基本技術を身につける。

◆第4講座「忙しいあなたへのメッセージ―学びかたの弁証法」
12月16日(金)19:00~20:20 or 12月18日(日)14:00~15:20
仕事や活動で忙しいあなたへの、学習方法のアドバイス。
楽しく、でもラクをしない学びの習慣化!

≪募集要項≫
*講師:長久啓太(岡山県学習協事務局長)
*全4回。1回ごとに金曜・日曜のどちらかを選べます。内容は同じです。
*1回80分。最初に10分交流・45分講義・25分質疑&交流という流れです。
*受講生には、事前にレジュメ集・入金方法など郵送でお送りします。
*リアルタイムで参加できなかった場合、講義部分の録画配信もできます。
*Zoomを使います。参加希望の方は、岡山県学習協アドレス
 gaku3738@iris.ocn.ne.jp まで申込みください。申込み締切は10月31日。
 氏名や職場、所属組織、資料郵送先の住所など書き添えてください。
*個人受講料:3,000円。労働組合や団体の集団視聴:6,000円
*主催:岡山県労働者学習協会



林4年目研修、憲法と人権

きのう(29日)午前中は、
林精神医学研究所(民医連加盟)の4年目職員研修で、
憲法と人権のオンライン講義。休憩はさみつつ2時間20分(長い!)。
みなさんの感想、受けとめ良くてホッとしました。

その後、川田忠明さんによる「平和に生きる権利と日本国憲法」の
リアルタイム講義だったので、私も残って視聴させていただきました。
いつものように分かりやすいし、パワーポイントが美しい。有意義な学びでした。

神奈川土建、感想文3万字、心理的安全性

今日(28日)午前中は、
神奈川土建の主任書記会議でオンライン講義。

リーダー講座とまったく内容同じの心理的安全性の講義でした
(そのような依頼だった)。
土建各支部のリーダーのみなさんが参加。
2時間近くの講義後、グループディスカッションと共有。
大事な問題提起と受けとめていただいたと思う。

そして。

リーダー講座「心理的安全性で成長しあえる組織に」の感想文が
メールなどで引き続き寄せられています。
なんとすでにあわせて3万字近くになっています。
これ、すべて参加したみなさんに返していきますが、
全部読むのは大変そうですね…。
学びを活かそうというたくさんの熱い反響に、身が引き締まります。

リーダー講座以降、すでにこの心理的安全性をテーマにした
講師依頼が3件入っています(どれもOK!)
これからどんどん広がっていくと思われます。

あと、25日の回に参加された方で、
夫さんの介護をまさに現在進行形でやらてれていて、
「自宅から、オンラインで参加できて、ほんとうに嬉しい。
いまちょうど夫が寝ているので、4時半まで起きないでほしい(笑)」と
話をされた方がいました。

オンラインの一般化で、こうした条件の方でも学びに参加できる、
全国の仲間と一緒に学ぶ体験を味わえる。
オンラインの可能性をあらためて感じたリーダー講座でもありました。

鯛、心理的安全性、福島

きのう(26日)は忙しかったけど、
鯛の塩焼き(先日の下津井学習会で頂いたもの)で晩酌し満足まんぞく。

朝6時前に家を出て、会報つくって印刷、郵送、配達準備して、
雑誌『学習の友』と会報を2時間ばかり配達。13時半にいったん帰宅。

少しシエスタしてから、15時より林精神医学研究所(民医連加盟)の
中堅職員研修で「心理的安全性」のオンライン講義。
リーダー講座の経験いかし、語り方も工夫。17時前に終了。

18時からは、福島医療生協労組の若手職員交流集会の
前半の学習「『わたし』と労働組合をつなげるために」の講師。
オンライン上ではありますが、みたところ会場にしっかり集まっていたので、
主催者の声かけの努力が伝わってきました。すばらしい。

終了後、頂いた鯛を塩焼きにし、
NHKオンデマンドで「世界ふれあい街歩き」を見ながら晩酌。

明日は午前中お休みです。

引き続き、深めていきます!

きのう(25日)午後は、リーダー講座最終回!
みたび、心理的安全性について学びました。

最多の約170人が参加☆
リーダー講座3回で、合計約430人が学んだ講座になりました。
ほんとうにたくさんのみなさんに参加いただき感謝。

みなさんの感想や質問、受けとめ、現場での悩みなど、
私もやりとりのなかで深め、視点を多くいただきました。

引き続き、
このテーマも深めていきたいと思います。

ありがとうございました!

たくさんいただいている、
感想文など、また紹介できたらと思います。

愛知県医労連のユニオンセミナーにて

きのう(23日)は名古屋往復でした。
まったく気にしてなかったのですが、
台風の影響でけっこう交通機関に乱れがあったのですね…。
無事に岡山に帰ってきました。

愛知県医労連でのユニオンセミナーでのお役目でした。
よく知ってる労働会館にて。
労働組合のそもそもを確認しつつ、組織化のためのあれこれを問題提起。
みなさんの反応は具体的で勉強になります。
組合1年目の方や若い人の発言が光っていました(^^)

お役目は午前中でしたが、夕方まで続くプログラムにも参加させていただき、
苦労されながらの実践経験に学びました。でも悩みも深い。

移動中、3冊本が読めました。
引き続き、現場の困難に寄り添い力になれるよう、がんばります。