長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

要求への自覚と、具体化プロセス

今日(9日)は10時から生協労組おかやまの新人研修(正規)で講師仕事。ここは、2015年度から新人研修を1回だけで終わりにせず、今日で4回目(同じ人が4回受ける)。これ大事。ユニオンショップの場合ほっといても組合員で脱退の可能性がないから教育がおろそ…

茨城セミナー講義概要(5)最終回です

岡山労働学校の実践と教訓 ここで、岡山労働学校運動の実践を紹介し、そうした学びあいの場づくりのヒントとしてもらえればと思います。 労働学校のことをいちおう定義づけしますと、一定の期間、連続的に学習を行い、系統的・多面的に学びを深める場です。…

『学習の友』お試しキャンペーン続行中にて

労働者教育協会では、昨年秋以降、月刊誌『学習の友』の無料お試しキャンペーンに取り組み、85組織・約1200人の方が申しこまれ、活用にチャレンジされています。この取り組み、活用拡大月間終了後も継続されます。つまり今年もやります。岡山県内でも…

茨城セミナー講義概要(4)

学習運動の具体的形態 では基礎理論をどうやって学んでもらうか。学習教育運動は、半世紀以上の歴史のなかで、学習運動の具体的形態をつくりあげてきました。そしてこれからも磨き続けていかなくてはなりません。大事なことは、いずれの形態にしても、集団学…

なんだかんだで、がんばらねば。

今週は比較的余裕があるなーと思っていたけど、なんだかんだ、やっぱりやることありますね(汗)。講師仕事も例年1月~3月は少ないのですが、今週だけで5つも学習会の依頼があり、新年早々気を引き締めているとことです。といっても、夜はあんまり予定な…

茨城セミナー講義概要(3)

基礎理論学習の重視 後半に移ります。学習教育運動では、基礎理論学習を特別に重視しています。なぜなら、基礎理論学習は、活動への自信をつけてくれるからです。現象から本質へ、結果から原因へ、部分から全体へ、ものの見方・視野をぐっと深めることができ…

『おとなの始末』『宮本顕治著作集(5)』

『おとなの始末』(落合恵子、集英社新書、2015年11月)を読み終える。おとなって、なんでしょうね。「大人になる」と使われるように「なる」んだよね、おとなに。でも、宮本百合子が指摘するように、「現実を知るということ、または大人になったということを…

茨城セミナー講義概要(2)

対象の変化の法則性 ところで、対象の変化ととらえるための心得、についても押さえておきたいと思います。これは哲学の弁証法の応用編です。弁証法の変化の法則性はどんなものにも応用ができます。対象の人であったり、職場であったり、社会や政治であったり…

茨城セミナー講義概要(1)

昨年11月7日~8日に行われた「2015 学習教育運動セミナーin茨城」で行った問題提起(講義)を何回かに分けて掲載します。労働者教育協会の会報用に活字化したものですが、岡山県学習協の会報「明日の考察」の新年号にも加筆して掲載しました。以下は「明…

映画初めは 『杉原千畝』と『顔のないヒトラーたち』

このお正月は、『杉原千畝』と『顔のないヒトラーたち』を鑑賞。どちらもナチス・ドイツとかかわりのある映画でした。とくに良かったのは『顔のない…』(2014年、ドイツ)です。パンフレットを買った映画は久しぶりです。1963年にフランクフルトで始まったア…

2015年12月に読んだ本

昨年12月に読んだ本。今年は、このツイッターのつぶやきをそのまま貼り付ける紹介の方式もやめて、読んだ本を1冊あるいは数冊ずつきちんと紹介する方式に戻します。今年も貪欲に活字の大海に挑みます。今回で最後ですが、昨年方式のまま、以下。 ■『実践労働…

2016年は貪欲なる凡人となり

2016年もよろしくお願いいたします。今年は、「貪欲なる凡人」をスローガンに生きていこうと思います。何ごとにも貪欲にがつがつとした姿勢で取り組みたいと思います。同時に凡人であることを肝に銘じ、けっしておごらず謙虚に、メリハリつけながら、仕事に…