韓国・スタディツアー中に読み終えた本。
『柳宗悦ー「複合の美」の思想』
(中見真理、岩波新書、2013年7月)
第3章は「朝鮮への想い」。
柳宗悦(やなぎむねよし)が20回以上も
朝鮮半島を訪れたこと、
朝鮮の文化や美を高く評価していたこと、
1919年3月1日の独立運動勃発をきっかけに
日本の植民地政策を批判する論陣をはったこと
などが紹介されている。
朝鮮総督府建造に際しての光化門破壊に
反対したことは知られているが、
こんなにも深く多様な朝鮮への想いを持っていたとは。
およそ100年前に、ほんものの韓流があった。
『女たちの韓流ー韓国ドラマを読み解く』
(山下英愛、岩波新書、2013年5月)
韓国ドラマを通じてみえてくる韓国現代社会。
とくに女性の生きづらさやジェンダー視点を軸に。
ほー、こんなドラマがあるのかあ、
韓国社会も大変だなあ、と面白く読む。
じつは、韓国ドラマ、まったく見たことがない。...
とりあえず、次にTSUTAYAに行ったときには、
韓国ドラマのコーナーに足を運んでみよう。