長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

さて、何を書こうかな。

『学習の友』10月号が、創刊60周年の

記念号になるらしい。

 

それで、なぜか急に

「あなたも学習運動に!」(学習運動への呼びかけ)

という2000字の文書を書くように指令が

某編集部からやってきた。

 

「内容は基本的にまかせる」

「労働学校運動の魅力などの体験も」

とだけ書き添えて…。

 

さて、何を書こうかしらん。

 

まあ、だいたい、

学習運動のど真ん中で生きていて、

日々学習運動のことを考え、

やれ「この本おもろいぞー」

「学習しようじゃないか諸君!」

「学習会があるんだわっしょい」

と岡山の片隅で叫んでいる人間が、

「学習運動にぜひ!」と書いたって、

面白くもなんともないんじゃなかろうか。

新鮮味ないわなあー。

 

こういうの、ほんとうは現場で働いていて、

そのうえで学習運動にも本気で参加している

人のほうが、よほど共感を生むものが書けると思う。

 

じゃあ、わたしが

書くのだとしたら、なにを?

 

労働学校のことを書くのは気がひける。

いま、全国でも労働学校らしい労働学校が

ひらけているところって、ほんとうに少ないから。

「労働学校ってこんなに魅力的で楽しいよ!」って

紹介しても、「いいなあ・・・」「うちの県にはないなあ」で

たいてい終わってしまうパターンである。

(もちろん全国でひらく努力が生まれてほしいが)

 

ぼくが念頭におきたいのは、

ほんとうに職場や地方にポツリいるひとり読者、

あるいは学習運動にもほとんど参加したことのない

読者の人(たとえ数は少なくとも)に、

読んでもらって、元気になってもらえる内容。

 

「なんか、学習運動って、参加したことないけど、

この長久って人が、こんなに生き生きと楽しそうに

学習運動について語っているなら、きっとなんだか

楽しいにちがいない、わたしの周りでも、このこと

なら始められるかもしれない」

というような受けとめがされるものがイイな。

 

肩肘はらずに、楽しく、

あ、学習運動って、こんなことから始められるんだ、

と思ってもらえるもの、書きたいなー。

 

締め切りは、1週間後。