きのう(17日)の夜は、
第86期岡山労働学校「超入門! 資本論教室」の
第2講義でした。16名参加。
(今後は15名~20名の参加で推移すると思います)
テーマは「マルクス・エンゲルスの青年時代」。
75分間、彼らの若き時代を語り、楽しかったです。
時代や環境は違うけれども、ぜひ彼らの生き方や
感性から、多くを学び取ってほしいと思います。
グループ討論のようすです。
【第2講義の概要です】
◇フランス革命の影響の強かった町で
◇大器晩成型の、思想の巨人
の研究の必要を痛感する。
*そして、『独仏年誌』に経済論文を寄稿する-マルクスとの同盟と友情の開始
*エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』(1844年)-事実による告発
・若きエンゲルスの情熱ほとばしる名著。
以上。
感想文を少し。
◆マルクス、エンゲルスともに裕福な家庭に生まれながらも、
苦しい労働者のために、行動できたことは、なかなかできる
ことではないと感じた。
◆マルクスとヘーゲル、マルクスとエンゲルスの関係が
おもしろい。土台となる教育がしっかりとできているから
発展した思想になったんだろうな。同じ時代に生きた
ナイチンゲールと一緒だなと。エンゲルスが「労働者の
声を直接聞いた」から、生きた思想になったのだと思う。
◆ヘーゲルがもしもマルクスと顔をあわせ、議論を交わして
いたら、歴史はどうなってるか、と考えたりすると、なかなかに
おもしろくなりました。人の歴史は興味深い。
◆当時の10代の若者ってかなり成熟していて大人だな・・・。
2人とも自分の知りたいことにすごく貪欲でそこは見習いたい
なと思いました。
◆「現実の中からこの社会を変える」というのが、今にも
通じるなと思った。エンゲルスの育った環境を初めて知った。
保守的な家庭の中で、「はげしい独学」によって、科学的な
ものの見方を身につけたということは、人は変わるということ
だなと、実感した。
86期岡山労働学校「超入門! 資本論教室」は、
毎週木曜日、12月中旬まで、
岡山市勤労者福祉センターで開催中です。
いつでもお気軽にご参加ください。