今日(28日)は午前中、
ソワニエ看護専門学校での3回目の授業。
「人間の手」についてでした。
「人間の手はどんなことができるか、
あげてみよう」から始まり、
2本足で立ち自由になった前足。
道具を使うことの意味。
600万年の人類の歴史が、
いまの「私たちの手」をつくっている。
チンパンジーの赤ちゃんと
人間の赤ちゃんの発達にみる「手の使用」。
情報の伝達、他者との媒介にも手をつかう。
手にまつわるたくさんの言葉。
絵本『てをみてごらん』を読む
手仕事について
絵本『わたしの手はおだやかです』を読む
看護と「手」
生命力を高める看護の手の力
触れることのによる効果
ある学生さんの体験
絵本『わたしにふれてください』を読む
皮膚という臓器自体が、
すごい力と役割をもっている
看護師が手を使わなくなった??
てあーて学
人間だけが「手をつなぐ」
社会的な意味でも
病む人、困っている人に
「手を差しのべる人」になってほしい。
助けあえる手をもってほしい。
以上。
盛りだくさんでした。
感想いくつか。
◆あたり前に手をつかってたけど、
見方が変わった。
◆人間って改めてすごいと思った。
手をつないだり、話したり、感情を
もっているってすてきだと考えさせられ
ました。多くの人に手をさしのべられる
看護師になりたいです。
◆患者さんを“笑顔”にすることが
できる手が欲しい。なりたい。
◆人の温かさを分かち合えたり、人間
だからこそ手をつないで支え合い
助け合えたりできることを誇りに感じて
生活していこうと思いました。看護師に
なっても手を大事にしていこうと思いました。
◆手について深く考えたことがなかったが、
今日考えてみて、手ってすごいなっと思い
ました。いろいろな動作ができるだけで
なく、触れるだけで相手をリラックスさせ
ることができるというのは、すばらしい
ことだと思いました。看護をする時にも
「手」の大切さ、重要さを認識しながらやる
べきだなと思いました。私もこれからは
「手」を大切にし、どんどん使っていきたい
なと思っています。
◆この手で、何ができるのか、与えて頂く
もの、与えることができるものが無限にある。
看護=手で見て護る人になれるよう、
そういう人間性を磨いていきたいです。
できればこの手は、誰かのために使って
いけたらと思います。