すみません。
読書記録もツイッターでの記録を
そのまま貼り付けです!
(いまだネット難民なうです)
以下、最近読んだ本です。
『子どもの夜ふかし 脳への脅威』
(三池輝久、集英社新書、2014年4月)
日本の子どもたちは世界イチ睡眠時間が短い。
睡眠の役割と発達との関わりはこれまでも
学んだことはあったが、著者(小児科医)による
長年の調査や臨床経験ふまえた最新知見。
これ本当に必要な知識。
『ナイチンゲール伝 図説・看護覚え書とともに』
(茨木保、医学書院、2014年2月)
現役の婦人科医が近代看護の創始者であった
ナイチンゲールの生涯と代表著作『看護覚え書』を
漫画として描きあげた。苦悩と慈愛と論理性。
病む人のために生涯たたかい続けたナイチンゲール。
良作。
『学力と学校を問い直す』
(教育科学研究会編、かもがわ出版、2014年4月)
シリーズ「講座・教育実践と教育学の再生」3巻目。
生徒、教員、学者、学校空間にかかわるさまざまな
立場の人から学力や学校の現状・あり方が語られる。
労働者教育にもつうじる教訓多し。
『改憲がもたらす戦争する国日本
―法律家が読み解く自民党改憲草案 Q&A』
(自由法曹団・改憲阻止対策本部編著、学習の友社、2014年5月)
もうちょっと早くつくれば売れたのに・・・と思ったり。
(類似本がたくさんあるから)
でもあらためて自民党の改憲案の
ひどさかげんを認識した。
『性と法律』(角田由紀子、岩波新書、2013年)
弁護士の著者が女性たちの人権に関わる法律を
自ら関わった事例や歴史的視点も加え論じる。
「法律は女性に優しくはなかったが、女性たちは
そのような仕組みにも負けずに闘いながら、
社会を1ミリ1ミリ変えてきた」(あとがき)
『新装版・また逢えるといいね
―ホスピスナースのひとりごと』(田村恵子、学研、2012年)
淀川キリスト教病院ホスピス主任看護課長による
自分史ともいうべき内容。人柄が文章ににじみ
でている感じ。ホスピス看護について知りたいと
思った人にはちょいハズレかも。さくっと読める。