昨日、足守にご在住の年配の
活動家の方から、本をたくさんいただいた。
引越しを機にかなり処分してしまうということで、
「もし読みたいものがあれば」と
声をかけていただいたのだ。感謝。
ご自宅にうかがい、あれこれと物色。
『日本生活文化史』(全10巻)
『戸坂潤全集』(全5巻)をはじめ、
かなり遠慮なくドサドサいただく。
スイカもご馳走になりながら、
「この本は」「その本は」と話題は
つきなかったのですが、
「昔は少ない給料からでも月賦して
こういう全集を買ったんだよねえ」
と言われたのが印象的。
そうなんだよなあ、とぼくもため息。
月賦してでも買い求めたいという知的欲求の強さ。
そうした文化があったんですよね。
本が全般的に売れなくなってきている昨今。
読書文化のルネサンスはくるのでしょうか。