来月40歳になるということで。
あらためての振り返りです。
30代ふり返り(1)。なんと、屋久島にひとり旅に行ったのは2004年の8月か…。10年もたってしまった。あのとき29歳。
30代ふり返り(2)。2004年9月18日~20日、全国学習交流集会in犬山。20数年ぶりに、学習運動の全国集会が復活。このあと、2006神奈川、2010東京、2012倉敷(2008年に1度中止に)と続いてきた。今年は千葉での全国学習交流集会。10月11日~13日。
30代ふり返り(3)。でもなんといっても、「学習運動の専従者であり続けられたこと」、これがおおきい。10年間の実践と学習の蓄積。専従者をおけている学習運動組織は全国でもわずかになっている。運動を支えるさまざまな力がなくては不可能。岡山で専従者がいることはほとんど奇跡的。
30代ふり返り(4)。2004年ぐらいから、憲法の学習会講師をすることが激増。いきおい、私も憲法のことを学び直したり、そのなかで数々の感動、目からウロコも。日本国憲法とともに歩み、考え、実践してきた10年間でもあったことにいまさらながら気づく。そしてこれからも。
30代ふり返り(5)。約4年間続いた福祉保育労岡山支部の執行委員会学習会は、2004年11月から。そうか、あのとき30歳だったのか。この学習会の経験で、「少人数でも学習会を継続すること」の大切さを実践的にも身につけることができた。それがいまの問題意識にも発展的に継承されている。
30代ふり返り(6)。2005年1月、初めて沖縄の伊江島を訪れる。沖縄戦や米軍との土地闘争の縮図となった伊江島の歴史を知る。ヌチドゥタカラの家(平和資料館)も見学。沖縄の巨人、阿波根昌鴻さんの存在を知り衝撃を受ける。以後、沖縄の反基地闘争、平和運動の歴史から深く学んでいく。
30代ふり返り(7)。2005年2月。神戸女学院大学石川康宏教授を初めて招き講演会。当時、ワルモノ先生のことは周りの人たちでもほとんど知らず宣伝に苦戦。でも70名の参加で成功。1週間後には朝日健二さんを招き、朝日訴訟講演会。こちらも70名。いまなら絶対やらない連続企画。元気です。
30代ふり返り(8)。2005年5月、69期岡山労働学校&16期倉敷労働学校を同時開校。テーマは「戦争と平和教室」。川田忠明さん(日本平和委員会常任理事)が記念講演。川田さんの著書『それぞれの「戦争論」』から刺激を受け、構想。平和問題に特化した労働学校もこれが初めてだった。
30代ふり返り(9)。2005年8月。3日~11日まで、8泊9日で、広島・長崎の原水爆禁止世界大会にフル参加。被爆60年。じつは世界大会はこれが初めてだった。余白時間に15冊の原爆関連の本を読み、あちこち足を伸ばし、被爆の実相、底知れぬ悲惨を実感する。学習協会報に参加記録を書く。
30代ふり返り(10)。2005年8月19日。忘れもしない学習会。なんと岡山の自由法曹団の弁護士の方々を対象にわたしが憲法の学習会講師。会場、弁護士会館。いまなら絶対受けてない。若さゆえの無謀さ。あー、ありえないありえない。思い出しただけでも恥ずかしい。