長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

企画!企画!

まだ読み始め。

だけど、

「この本使って若者と
ディスカッション企画したい!」

と強く強く思いました。

企画します。

周辺の若者のみなさん、
声かけますのでよろしくです。

『若者よ、マルクスを読もうⅡ
        ~蘇るマルクス』
内田樹×石川康宏
かもがわ出版、1,600円+税

全部で4部構成。
まだ1部しか読んでないけど、
すんごく面白い。

前作(Ⅰ)も刺激いっぱいでしたが、
初級者が読むにはちと難しく、
まわりに「読むべし!」という
声かけはあまりしなかったような。
この『Ⅱ』は、
誰もが「読める」導入になっている。

その導入の
「対談」(しか読んでないけど)が熱い。
内田さんがキレまくりで素晴らしい。

そのなかでもとくに共感したのは、
内田さんが「連帯の本義」について
語った部分。

いや、ほんとうにいま「連帯」って言葉は
雇われ組(労働者)の身体感覚として
とても衰退していると思う。

ぼくは最近、
「労働者ことばを取り戻す」という
ことを問題意識としてもっている。

労働者が労働者のことばをにぎっていない。
団結や連帯って、
わからない言葉になっている。
経営者や資本のことばで考えさせられて
しまっているとも思う。
労働者のことばを取り戻すことが大事だと。

内田さんの語る「連帯」って、
ほんとうに深いし、新鮮だ。
連帯って、水平に「手をつなぎあう」こと
だけじゃない。

あー、この部分、
いろんな人と議論したいな、と。

とりあえず全部読んで、
また書評かきます。はい。

とりあえず、この感動をまず
吐き出したくて。