長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

平和ゼミで日本原駐屯地見学

きのう(19日)は、岡山民医連の
第2回平和ゼミナールの
カリキュラム4回目でした。

岡山県奈義町の自衛隊
日本原駐屯地の記念行事(開放日)に
あわせて、駐屯地見学と、
もりとう奈義町議の講義を受けました。

朝8時出発のバスのなかでは、
事前課題学習本であった
『災害派遣と「軍隊」の狭間で』
(布施祐仁著、かもがわ出版)の
感想交流をしながら向かいました。

ゼミ生のみなさんは、自衛隊が
実際にどんな組織でどんな任務を
もっていて、自衛隊員の入隊動機や
思いなどについて、
「はじめて知った」という感想が
たいはんでした。

災害派遣のイメージが強いし、
そこが国民から期待されている
わけですが、あくまでそれは
任務のなかのひとつ。

そういう学びをしてから、
実際に駐屯地見学をしたので、
ゼミ生は問題意識をもって
フィールドワークができたと思います。
いい学びになっています。

ゼミ生は、リクルーターの隊員の方に
積極的に話しかけて、いろいろな
ことを聴いていました。
ぼくも自衛隊の方とじっさいにお話を
するのはほとんどなかったので、
いい機会になりました。

自衛隊のことを語ったり学んだり
するときは、
単純な○×ではだめだと、つねづね
痛感していますが、あらためて、
そのことを肝に銘じたいと思います。


それにしても、この日本原も、
次回、日米共同演習がされるときは、
オスプレイが来ることが予想されますし、
だいいちどんな訓練がされるのか、
秘密保護法施行後には隠される
可能性もあります。

安倍政権のすすめている
集団的自衛権行使容認、
「戦える自衛隊づくり」は、
地元奈義町民のなかでも不安や
とまどいが広がっていると、
もりとう町議からお聞きしました。