長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

春の岡山労働学校は休校

GW明け。

例年ならば、岡山労働学校の開校にむけ
バタバタする時期だが、今年はちがう。

4月の岡山県学習協総会で確認されたことだが、
今年は例年2回開校していた労働学校を
秋のみの1回開校にした。

理由は、運営委員会が機能しなくなって
しまったことにある。
ここ数年、運営委員は数名ないし1名の
体制で細々とやっていたが、
学習協常任理事に強力なサポート役の
若手がいたので、なんとか募集や運営も
まわっていた。
しかし、募集では毎期数名の新しい受講生を
むかえることはできていたが、
おおきく飛躍する状況はつくれなかった。

この春開校すれば、おそらく例年どおり
20名前後は集まる力はあるのだが、
ここで、いちど、労働学校運動のあり方を根本から
見直そうと、おもいきって春を休校にした。
思えば、私が労働学校の門をたたいた1994年から、
年2回開校を20年続けてきていたが、
ついに中断である。しかし、前進のための中断である。

とくに、労働組合との関係で
労働学校募集に困難が生じていたため、
打開策のひとつとして、以前ブログにも告知したが、
「労働組合たんけん隊講座」(隔週金曜、全6回)を
5月22日(金)からスタートさせる。
すでに、これまでつながっていなかった若い人が
参加を申し込んでいる状況をつくれている。
が、残り2週間でもっと広げ、これをまず大きく成功させたい。

そして、昨年から意識的に取り組んでいる
「職場・地域への3人から出張学習会」も、
引き続き力を入れていきたい。

あれやこれやと手立てをつくし、
春の運動を秋の89期岡山労働学校の成功に
結びつけていきたいと思っている。

「困難さ」を嘆くだけでなく、
運動の自己変革をつねに謙虚に行いつつ、
労働学校の輝きをより増していきたいと思っている。

ご期待ください。