今日の午前中は、生協関連・一般労組の
流通分会での連続学習会7回目。
「労働組合法を学び、活かす」というテーマでした。
労働組合法(労組法)とは、憲法28条の
労働基本権を具体的に保障・擁護する法律で、
私も今回はじめて労組法について講義しました。
労組法の目的、内容のポイント、
使用者に禁じている不当労働行為の具体的内容、
団体交渉、ストライキ、団体協約など・・・。
不当労働行為問題では、6月18日に東京高裁で
断罪されたJALの不当労働行為を実例として
紹介しました。
質疑応答では、不当労働行為や
ストライキなどへの具体的な質問が出ました。
以下、参加者の感想文の一部です。
■今まで特に知識もなく団体交渉に参加して
いましたが、今回の勉強会で知識が身についた
ので、参加した意味がすごくあったと思います。
■ストライキなどニュースで知ってはいたけど、
詳しく内容を知らなかったので、とても勉強に
なりました。
■流通分会はまだまだ知識が未熟なところが
あるので、労働組合法は勉強になった。実行
するためには、まずは方法から学ばないと
いけないと思いました。
■使用者と労働者は常に対等な立場であるという
考え方を労組だけでなく、会社側にも根づかせて
いきたい。ストライキは「正当なおどし」という心強い
フレーズが明日からの活力になりそうです。
■ただたんに会社側に言われたことをやるの
ではなく、労働組合という立場があるので、
平等に話しあい、よりより職場環境を確立して
いく必要があります。