長久啓太の「勉客商売」

岡山県労働者学習協会の活動と長久の私的記録。 (twitterとfacebookもやってます)

知的停滞

10月に読んだ本はなんとたったの3冊。
しかも2冊小説だし。

時間がなかったわけではないのですが、
なんだかぼーと過ごした10月でした。
いや、お仕事は忙しかったのですが。
なんか活字に向かえなかった。

あと雑誌とか『資本論』をちょっと
読みましたけど、まあ全体的に知的停滞期でした。

読書の秋を目指さねば。

以下読んだ3冊。


『ロスジェネの逆襲』(池井戸潤、文春文庫、2015年9月)
半沢直樹のシリーズ3作目。
休日に読んだのですが、、リフレッシュ読書のために
最適なチョイスでした。
ぼくも自分の持ち場で全力でがんばろうと思えた。


『銀行仕置人』(池井戸潤、双葉文庫、2008年)
池井戸作品のぐいぐい読ませる感がちょい弱かったかなあ。
10年前の作品だしね。典型的な不正と闘う銀行員物語。


『税金を払わない巨大企業』(富岡幸雄、文春新書、2014年)
税金はなんのために集めるのか。国家はなんのためにあるのか。
そもそもを考えれば考えるほど、この国のゆがみを感じる。
国民から収奪して巨大企業・富裕層は優遇の政治。
こうした事実をもっと知らせていかねばならない。